引き抜きの転職に迷いがある?引き抜きで転職するリスクとは?

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会社員

・引き抜きの話があるけど迷っている
・引き抜きで転職するリスクがわからない
・引き抜きで転職するときの確認事項がわからない

このような悩みや不安を抱えていませんか?

やす先輩

こんにちは。転職を7回以上繰り返し、キャリアアップして成り上がってきた転職上級者です。今回は、引き抜きで転職するリスクについて解説していきますね。

あなたが今の会社で活躍しているのなら、その活躍を聞きつけて引き抜こうと考えるヘッドハンターが現れるかもしれません。

引き抜きで転職することは簡単ですが、転職先と今の職場とのつながりやお世話になっている上司や同僚のことを考えるとスムーズにいかないことも出てくるのです。

でも、好条件だからといって引き抜きの話を受けたらいいのか、何かリスクがないのか気になると思います。

この記事では、引き抜きに関して迷うポイントや引き抜きのリスク、確認事項について解説しています。

目次

引き抜きの転職で迷いが出る理由とは?

今の職場の人間関係が良い

引き抜きの条件が今の職場よりも良いとしても、今の職場であなたを成長させてくれていつも支えてくれた上司や何でも気楽に相談できる同僚がいると思います。

今の職場の人間関係がよいからこそ、あなたは長く働き続けることができていると考えることができますよね。

でも、転職先の人間関係はどうでしょうか。

あなただから引き抜きたいのか、あなたの持っている能力が必要で引き抜きたいのかによって、あなたは転職を失敗する可能性があるのです。

能力だけが欲しいという理由なら、用が済んだ後はどうなるのかと不安になってしまうと思います。

だから、人間関係で比較して引き抜きを迷ってしまうのかもしれませんね。

今の職場よりも転職したら好条件になる

引き抜きなので、通常は今の職場よりも好条件を提示されることになります。

役職などのポジションや年収といった部分で好条件を提示されますが、地位やお金が好条件になったからといって、あなたは幸せになれるのでしょうか。

性格やキャリアプランによっては高いポジションは不要で高年収だけで良いと思いますよね。

引き抜き直後は好条件でも、何年かしたらまた優秀な人材を引き抜いてきて、あなたのポジションや年収は維持できない可能性もあります。

きっとあなたもそのようなことを考えているのではないでしょうか。

総合的に考えると、本当に好条件なのか疑わしいし迷いにつながるのだと思います。

引き抜きの転職が知り合いからの誘い

知り合いからの誘いで引き抜きをされる場合、全く知らない人から引き抜きの話をされるよりは安心感があるかもしれません。

でも、知り合いだからこそ一緒に働くことによって生じるリスクもありますよね。

例えば、入社してみたら社風が合わないし、一向に給料が上がらないなど聞いていた話と異なる点が出てくれば辞めたいという気持ちになると思います。

そういった場合に、知人との人間関係が崩壊してしまう可能性があったり、辞めたいと切り出しにくかったりすると思うのです。

知人なのでプライベートでつながりがあれば、他の関係する知人を含めて人間関係に影響が出てしまいます。

だから、知り合いからの引き抜きに迷ってしまうのかもしれませんね。

出向先や請負から引き抜きの話がある

出向先や請負先から引き抜きの話が合った場合、どうしても今の会社とのつながりを考えてしまいますよね。

今の会社と関りが深いので、あなたの情報は今の会社に筒抜けになってしまうし、何か仕事がやりにくい感じがすると思います。

転職先で仕事を失敗してしまうとあなたが活躍できなかった場合にあっという間に広がってしまいます。

もし、引き抜き先を辞めるときも今の会社に筒抜けになってしまうので精神的に疲れてしまう可能性がありますね。

今の会社と近い会社はプライバシーが守られないので迷いにつながるのかもしれません。

引き抜きで転職するリスクとは?

引き抜きで転職するリスクとは?

引き抜きを上司に相談すると嫌われる可能性がある

あなたに引き抜きの話がきたときに、上司に相談した方が良いのか悪いのか悩むと思います。

まず考えなければいけないことは、あなたと上司の人間関係です。

仕事をするうえで表面上だけ人間関係が良好だという場合は相談するのはやめた方がいいでしょう。

なぜかというと、あなたが同僚だから上司も人間関係を良好にしようと努力しているだけなのです。

もし、あなたが引き抜きで転職するときいたら、上司は怒って機嫌を悪くする可能性があります。

一度怒らせてしまい、結局引き抜きの話を断った場合、あなたと上司の関係性は崩れてしまい、居心地の悪い状況で働かなくてはなりません。

逆にあなたを応援してくれる上司なら相談して良かったとなるかもしれませんが、こればっかりはあなたと上司の絆の問題なので、慎重な見極めが必要です。

引き抜きに応じることを決めていない段階なら、相談はしない方が無難かもしれません。

知り合いの紹介だと仕事を辞めたいとき辞めにくい

知り合いの紹介で引き抜きされた場合、知り合いの顔もあるのですぐに仕事を辞めたいと思っても辞めにくくなります。

結局のところ、あなたの行動次第で知り合いとの人間関係が壊れてしまうのです。

他に気を付けなければいけないことは、知り合いから紹介されたことをいいように利用されてしまうことです。

業務範囲を超えた仕事を依頼されたり、他の社員には頼みにくいからという理由で休日出勤や残業を押し付けられてしまう可能性もあります。

逆らえば、知り合い経由であなたに文句を言ってくるかもしれません。

知り合いの紹介だからこその働き難さというものが必ず存在します。

ただし、知り合いとの関係性にもよるので、人によって知り合いをどこまで立てるのか、影響範囲は変わってきます。

引き抜きの転職は成功するとは限らない

引き抜きの転職が必ず成功するとは限りません。

今回、あなたを引き抜く理由によるのです。

なぜ引き抜きたいのか、引き抜く必要があるの考えてみましょう。

  • 新しい事業を始めようと考えている。
  • 優秀な社員が辞めてしまい人手不足。
  • マネジメント層が不足している。
  • スキルのない若手社員しかいない。

など・・・。

特に新しい事業を始めようとしていて、知識やスキルのある人を引き抜く目的の場合は要注意です。

既に上手くいっている事業が多数あるのなら良いのですが、社運を賭けた新規事業だった場合は上手くいかなかった場合、好待遇は夢物語で終わってしまいますよ。
転職しない方が良かったと後悔することになります。

優秀な社員が不足していたり、マネジメント層が不足している場合は、あなたが本来やりたかった仕事ができなくなり、若手の育成や尻拭いといった泥臭い仕事ばかりになってしまいます。

それらをやりながらも、引き抜きのときに話をされたミッションをこなさなければいけないので、激務になってしまう可能性があります。

時給換算すると年収はけっして好待遇とはいえない状況になる可能性があります。

なぜ、あなたを引き抜きするのか、転職後に何をするのが役割なのかしっかり業務範囲を確認しておきましょう。

引き抜きの転職するときの確認事項とは?

他社から引き抜きたい人材なのか市場価値を把握する

あなたが引き抜きによって都合よく利用されてしまうこともあります。

本当にあなたが引き抜きをされるような人材なのか、念のため確認しておくとよいですよ。

客観的にみて、今の自分の市場価値がどれくらいあるのだろう?

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提示された年収が長い期間維持できるか

転職直後は良い年収かもしれませんが、長期間維持できる保証はありません。

引き抜きされて入社してきたときは優遇されますが、2年目、3年目になるにつれて社内の評価制度によって年収の増減があるかもしれません。

もしかしたら、責任は重くなっていくのに年収はずっと維持したままになってしまうかもしれません。

引き抜きの条件だけを見て判断せず、評価制度や昇給のしやすさなどはしっかりと確認をしておきましょう。

ポジションや権限は明確になっているか

引き抜かれるので相応のポジションが用意されている可能性が高いですが、必ずポジションの確認、責任範囲、権限は確認しておきましょう。

入社してから、実は思ったよりも権限が無くて責任の重い仕事だけやらされることになってしまう可能性があるからです。

ポジションで求められていることができなかった場合にどのような処遇があるのかも予め確認しておきましょう。

責任あるポジションはやりがいがあるかもしれませんが、失敗したときはどのような評価が下されるかで一気に悪待遇になってしまうかもしれません。

転職先の社員から歓迎されている雰囲気があるか

引き抜き先の社員と上手くやっていけそうかどうかも重要な確認事項です。

社員の中には上を目指して頑張ってきた人もいて、そういう人達があなたの好待遇の入社を歓迎するかどうかで、あなたが働き難くなったり、成果を出せるかが変わってきます。

最悪の場合は、嫌がらせをされて仕事を妨害されてしまうかもしれません。

入社を考える際は、必ず社員の方と何度か話をする場を持ちましょう。

お互いの理解がないまま入社してしまうと、あなたにはどうにもできない人間関係の部分で苦労することになりますよ。

現職の顧客先に転職することになっていないか

今の会社と取引がある会社に転職を考えている場合も注意が必要です。

今の会社の誰が顧客先とつながっているのかを確認しましょう。

引き抜き後に嫌がらせで、根も葉もないことを転職先に吹き込まれてしまうことも考えられます。

あなたにとって都合の悪いことを言われてしまうと、あなたの印象が悪くなってしまうため、特に何も悪いことをしていなくても警戒されるようになってしまいます。

大事なことは今の会社と必ず円満退職することです。

少しでも円満退職できない理由があるのなら、顧客先へは転職しない方がいいかもしれません。

円満退職できれば、顧客先に転職しても同僚は応援してくれるはずです。

それに、転職先が今の会社の顧客なので、あなたは今の会社に営業をしなければいけないかもしれません。

そのときに、価格の交渉など意地悪をされてしまうかもしれませんし、あなたを理由にサービスを解約したいなど言われてしまう可能性もあるのです。

まとめ

引き抜きについて迷うポイントや引き抜きのリスク、確認事項について解説しました。

特に転職先が顧客や知人の紹介によるものなら、注意を払う必要があるので精神的には疲れる転職になります。

もし、面倒なことが嫌で引き抜きに対して迷いがあるのなら、引き抜きの話を断るか転職エージェントを利用した転職が良いかもしれません。

引き抜きによる転職は慎重に進めて行きましょう。

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