セルフスターターとはどんな人材?仕事や転職では市場価値が高いの?

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セルフスターターとはどんな人材?仕事や転職では市場価値が高いの?
会社員

・セルフスターターな仕事を求められて困っている
・どうしたらセルフスターターになれるかわからない
・セルフスターターな人の価値がわからない

このような悩みや不安を抱えていませんか?

やす先輩

こんにちは。転職を7回以上繰り返し、キャリアアップして成り上がってきた転職上級者です。今回は、セルフスターターについて解説していきますね。

セルフスターターをイメージしようとすると難しいですよね。
実は難しく考えたり不安に思ったりする必要はないのです。

なぜなら、あなたは既にセルフスターターかもしれないからです。

不安に思ったり難しく感じてしまうのは、セルフスターターの意味やどのようなタイプの人がセルフスターターなのか理解できていないからです。

この記事では、セルフスターターとはタイプの人を指すのか、仕事においてはどのような取り組み方がセルフスターターなのかについて紹介していきます。

セルフスターターの意味を理解することができれば、あなたも明日からセルフスターターとして働くことができますよ。

セルフスターターは評価される人材なので、今後の働き方次第では同僚を出し抜いて高い評価を得られるようになるかもしれませんね。

目次

ビジネスにおいてセルフスターターはどんな意味や定義?

セルフスターターは、指示された仕事だけでなく、自ら積極的に新しいアイデアやプロジェクトを考え、それを実行することができます。また、業務上の問題が発生した場合には自ら解決策を見つけ、迅速かつ効果的に対処することができます。

ビジネスにおいては、セルフスターターは非常に重要な役割を担います。自己管理能力が高く、自ら行動することで組織の生産性を向上させることができます。また、組織内でリーダーシップの役割を果たすこともあります。

セルフスターターは、自分で考え、自分で行動することができるため、リモートワークに向いている人も多く、近年では、セルフスターターを求める企業も増えています。

セルフスターターの対義語は?

セルフスターターの対義語は「フォロワー(follower)」です。

フォロワーは、主に他の人の指示や指導に従って仕事を行う人を指します。フォロワーは、自己判断力や自己管理能力が低いことが多いため、上司やリーダーの指示に従うことが得意です。

フォロワーは、自分で考えて行動することよりも、組織のルールやプロセスに従って仕事を進めることが得意です。そのため、業務上の問題が発生した場合には、上司や他のチームメンバーに助けを求めることが多いです。

セルフスターターの特徴とは?

セルフスターターとはどんな人材なのか

セルフスターターとは、自分自身で行動を起こし、主体的に仕事に取り組むことができる人のことを指します。仕事におけるセルフスターターの特徴にはこのような点があります。

自己管理能力が高い

セルフスターターは、自分自身をコントロールすることができ、自分の時間やタスクの管理に優れています。計画的に行動を起こし、自分自身のモチベーションを高めることができます。

例えば、自分自身でプロジェクトを管理することができます。プロジェクトの進捗状況を把握し、必要に応じてスケジュールを調整し、リスクを管理することができます。自己管理能力が発揮されるのは、プロジェクトの計画段階から、実行、管理、最終的な納品までのすべての段階です。

ビジネスにおいては、セルフスターターは自己管理能力を発揮する機会が多くあります。自分自身で目標を設定し、スケジュールを管理し、プロジェクトを管理することで、自己管理能力を発揮し、ビジネスの成功に貢献することができます。

課題解決能力が高い

セルフスターターは、問題や課題に直面したときに、自分自身で解決策を見つけることができます。自分で情報を収集し、考えて行動することができます。

セルフスターターの課題解決能力が発揮される場面は、以下のような場面です。

問題の発見

セルフスターターは、問題を発見し、それを解決する能力を持っています。例えば、顧客からクレームが来た場合や、プロジェクトの進捗状況が予定通りに進まない場合などが挙げられます。

原因の分析

セルフスターターは、問題の原因を分析し、問題の本質をつかみます。原因を把握することで、問題を根本的に解決することができます。

解決策の検討

セルフスターターは、問題に対して複数の解決策を検討し、最適な解決策を選択します。この過程で、自己の経験や知識を活用し、チームメンバーや上司との協力も取り入れることができます。

解決策の実行

セルフスターターは、選択された解決策を実行し、結果を評価します。この段階では、選択された解決策が問題を解決しているかどうかを確認し、必要に応じて修正を行うことができます。

問題の予防

セルフスターターは、問題の予防にも取り組みます。過去の経験から、問題が発生する可能性の高い箇所や原因を特定し、対策を取ることで、同様の問題を未然に防止することができます。

目標を持っている

セルフスターターは、自分自身に明確な目標を持っています。そのため、仕事に取り組むときには、何を達成したいのかを常に意識しています。そのため、やるべきことにフォーカスして効率的に仕事を進めることができます。

プロアクティブな姿勢を持っている

ビジネスにおけるプロアクティブとは、積極的な姿勢を持ち、自分から行動を起こすことを指します。

プロアクティブな人は、自分自身で問題や課題を見つけ、それを解決するためのアイデアを考え、行動に移すことができます。そのため、新しいビジネスチャンスや成長の機会を見逃すことなく、積極的に取り組みます。

ビジネスにおいては、セルフスターターであり、プロアクティブな姿勢を持った人が求められます。常に自分自身で行動し、チャンスを見つけ、問題を解決することができる人が、ビジネスの成功につながることが多いです。

自己学習能力が高い

セルフスターターは、自己学習能力が高く、新しいことに積極的に挑戦することができます。

自分で情報を収集し、学び、成長することができます。そのため、常に自分自身を向上させることができます。

セルフスターターが求められている理由としては、特にスタートアップ企業や小規模なベンチャー企業において、充実した研修を行えなかったり、上司が忙しくて部下のサポートをするのが困難な場面が多くあり、相手にしている時間がないからです。

上場企業であれば教育体制などが整っているかもしれませんが、大抵の中小企業では不十分な状況です。

そのような状況のときに、上司から指示をされるのを黙って座って待っているのではなく、自主的にプライベートでもスキルアップのための勉強をしたり、業務の理解をしようとマニュアルを読み込んだりするなど行動に移せる人材はとても仕事を覚えるのが早く一人前になるのも早いです。

誰かに何かを指示されなくても、今自分が置かれている状況において、どのように動くべきなのかを理解して行動に移せる人が、セルフスターターと呼ばれる人材です。

セルフスターターのメリット・デメリットは?

セルフスターターのメリット

  • 自己管理能力が高いため自分で考えて行動できる
    セルフスターターは、自己管理能力が高いため、自分で考えて行動することができます。そのため、他人に指示を待つことなく、自分自身で新しいアイデアを出し、業務を進めることができます。
  • 問題発生時に自ら解決策を見つけることができる
    セルフスターターは、自己判断力が高く、問題が発生した場合には自ら解決策を見つけることができます。そのため、迅速かつ効果的に問題解決に取り組むことができ、組織の生産性を向上させることができます。
  • リーダーシップの役割を果たすことができる
    セルフスターターは、自己管理能力が高く、自ら考えて行動できるため、チームリーダーとしての役割を果たすことができます。リーダーシップを発揮することで、チームの生産性や効率を向上させることができます。

セルフスターターのデメリット

  • 過度の独立性が問題になる場合がある
    セルフスターターは、独自の考え方やアプローチを持っているため、他のチームメンバーと意見が合わない場合があります。そのため、過度の独立性が問題になる場合があります。
  • 全体の方向性との不一致が生じる場合がある
    セルフスターターは、自分自身で考えて行動するため、全体の方向性との不一致が生じる場合があります。そのため、チーム全体で方向性を共有し、協力して業務を進めることが必要です。
  • 他人に指示することが苦手な場合がある
    セルフスターターは、自分自身で考えて行動することが得意なため、他人に指示することが苦手な場合があります。そのため、リーダーシップを発揮することはできるものの、他人を指導することが苦手な場合があります。

セルフスターターは仕事でどのように活躍できる?

セルフスターターは、どのような業界や職種でも活躍の場があります。

なぜなら、指示されることなく状況を判断して自発的に行動に移せるからですね。

例えば、webでメディア運営を担当しているとします。

メディアの運営業務なので、指示待ち人間であれば、毎日言われた通りに記事の校正をして記事をアップするというマニュアル通りのルーチン作業になりがちです。

ですが、セルフスターターの人の場合は、誰に指示されるわけでもなく運営しているメディアに訪問してくるユーザーに提供できる価値を考えて企画立案したり、アクセス解析をしたり、今後のメディアの運営の方向性なども行います。

特徴としては、仕事の割合はルーチン業務は少なく、それ以外の自発的に発生させた仕事の割合の方が多くなります。もしかしたら残業も多くなるかもしれません。

このような働き方は、個人として自立した働き方であり、指示待ち人間よりも成長速度が速く、業務の幅が広がっていくので上司からの評価が高くなります。

結果として、セルフスターターの人は役職者に抜擢されたり、大きなプロジェクトを任される機会が増えていきます。

チャンスをもらったときに結果を残せば大幅な給料アップも期待できるので経済的に豊かになっていきます。

数年経つとわかりやすいですが、指示待ち人間でルーチン業務しかできない作業者に比べて圧倒的にセルフスターター人材の方が会社に大きな売り上げをもたらし貢献していることが多いです。

どのような業界でもプライベートな時間を他人よりも多く費やして努力した人、誰かに言われることなく当事者意識をもって仕事に取り組める人は仕事で活躍できるといえます。

セルフスターターが自己PRすべきポイント

セルフスターターが転職する際には、自己PRに力を入れることが大切です。セルフスターターが自己PRする際の具体的なポイントを紹介します。

自分の強みをアピールする

セルフスターターは、自己管理能力や問題解決能力が高いため、これらの強みをアピールすることが大切です。過去の実績や業績に焦点を当て、自分自身がどのような貢献をしたかを具体的に示しましょう。

自己成長に取り組んでいることをアピールする

セルフスターターは、自己成長に取り組むことが得意です。転職先での業務に必要なスキルや知識を自己研鑽していることをアピールすることで、自分自身が成長する姿勢をアピールしましょう。

リーダーシップ能力をアピールする

セルフスターターは、リーダーシップを発揮することができます。これまでの業務で、チームを率いて業務を進めた経験や、チームメンバーを指導して育てた経験など、リーダーシップ能力をアピールすることで、転職先での貢献度を高めることができます。

コミュニケーション能力をアピールする

セルフスターターは、自己管理能力が高い一方で、他人とのコミュニケーション能力も高い場合があります。

これまでの業務で、チームメンバーとの円滑なコミュニケーションができた経験や、上司や取引先との交渉や調整ができた経験など、コミュニケーション能力をアピールすることで、転職先での業務遂行に必要なスキルをアピールしましょう。

セルフスターターが転職する際には、自分自身の強みや貢献度をアピールすることが重要です。また、業務遂行に必要なスキルや能力もアピールすることで、転職先での活躍が期待できます。

セルフスターターに向いている職業は?

セルフスターターは、自己管理能力や課題解決能力を活かせる職業に向いています。以下は、セルフスターターが活躍できる職業の例です。

経営者

自分自身でビジネスを立ち上げ、経営することが求められるため、自己管理能力が必要不可欠です。また、ビジネスの課題解決や成長戦略の立案・実行など、セルフスターターのスキルが活かせる職業です。

コンサルタント

企業や組織に対して、ビジネスの課題解決や改善策の提案を行う仕事です。クライアントのニーズを把握し、最適な解決策を提供するため、自己管理能力や課題解決能力が必要です。

プロジェクトマネージャー

プロジェクトの進捗管理や課題解決など、プロジェクトを成功に導くための役割を担います。自己管理能力や課題解決能力が求められる職業であり、チームをまとめるリーダーシップ力も必要です。

フリーランス

自分自身でクライアントを探し、仕事を受注するフリーランスの職業は、自己管理能力が必要不可欠です。また、課題解決能力や専門知識を活かし、高品質な成果物を提供することが求められます。

教育者・トレーナー

教育やトレーニングの分野では、自己管理能力や課題解決能力が求められます。生徒や受講者のニーズを理解し、最適な教育・トレーニングプログラムを提供するためには、セルフスターターのスキルが必要です。

セルフスターターな人は転職するとき有利なのか?

セルフスターターな人は転職するとき有利なのか

セルフスターターな働き方をする人は、新卒や第二新卒の中には多くいません。

いたとしても、将来起業する予定のある新卒や第二新卒がほとんどだと感じます。目的や目標があるのでセルフスターターになりやすいのかもしれません。

多くの人は生活のために働いているので、特に社会人経験が浅い内は仕事に対して目標や熱意はそれほどないのだと思います。

若手のセルフスターターの人は転職する際は多くの企業の募集要項に合うことが多いです。

人材不足で困っている起業も多いので、十分な教育をしてあげられない環境でもセルフスターターな人であればやっていけると思われます。

応募先となる求人数も多く、企業からスカウトメールが届く件数も多いです。

もちろん、経歴には自主的に仕事してきた経験やなぜそのような行動をしたのか具体的な考えがあることが前提です。

セルフスターターでも職務経歴に書いても評価が低い仕事内容ばかりが並んでいては有利にはならないでしょう。

年齢にもよりますが、中途で転職する場合は、セルフスターターであっても、マネージャーやリーダーなどのマネジメント経験が無いと評価が低い場合があります。

ある程度の年齢になっている場合は、役職について部下のマネジメントをする部分でセルフスターターとして働いてほしいと思われます。若手育成や事業の拡大など若手では荷が重い責任のある仕事を求められやすいです。

例えば定量的に成果を示せる場合。商品開発を担当していた場合は、自分が企画提案した商品が商品化されて、その商品の年間売り上げが10億円だったというように、定量的に示せる場合は会社に貢献してもらえるイメージが沸いたり期待がされるので高い評価をもらえると思います。

あなたが雇う側の人間だったら、このような人材が良いと思いませんか?
逆の立場で考えてみると自分がどうなれば企業から必要とされる人材なのかがイメージしやすいかもしれませんね。

このような人材は評価される
  • 当事者意識があり、会議でも積極的に発言をする。
  • 現状の業務を当たり前だと考えずに常に改善点を提案する。
  • チームがネガティブなときでも前向きに仕事に取り組む。
  • 新規事業の提案書を作り上司に提案できる。
  • リーダーシップがあり周りがついてくる。
  • 売上目標を誰よりも大きく達成できる。

セルフスターターをどのように解釈するかは相手次第なので、あなたが転職を考える際は応募先企業の仕事内容を確認して「何をセルフスターター」と言っているのか確認しましょう。

お互いの考えるセルフスターターが異なるとミスマッチとなってしまうので、入社してしまった場合は辛い日々になってしまうかもしれません。

まとめ

セルフスターターとはどんな人材なのか、仕事や転職では市場価値が高いのかについて紹介しました。

いつの時代になってもセルフスターターとしての働き方は会社から求められるし、フリーランスで働く場合もセルフスターターな動きが必要になります。

まだセルフスターターとして仕事ができていないと思う人は、身近にいる同僚のセルフスターターな働き方を参考にして目指してみましょう。

セルフスターターになれたとき、今よりもレベルの高い仕事で活躍できたり、他の業界に転職して活躍できたりするかもしれませんよ。

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