・中途入社したけど初日から放置されている
・職場の仲間意識が低くて失望した
・中途入社したけど毎日プレッシャーが辛い
このような悩みや不安を抱えていませんか?
こんにちは。転職を7回以上繰り返し、キャリアアップして成り上がってきた転職上級者です。今回は、中途採用が放置プレイされる理由と対処法について解説していきますね。
あなたのように転職をしたことがある人ならわかると思いますが、中途採用後は放置プレイされてしまうことも多々ありますよね。
これは会社の社風や同僚の人間性によって変わってくるので、あなたにはどうにもできない問題なのかもしれません。
会社によっては、中途入社をあえて放置して、中途採用してきた人から積極的に同僚に関わってほしいと思っているからなのかもしれません。
でも、新しい職場環境で相手のことがよくわからない状況で積極的に話しかけるのは勇気がいりますよね。
中途採用が放置される理由が、会社の問題だったり人間性の問題で、あなたが努力しても放置プレイが改善されない会社なら、入社してすぐや試用期間内に辞めるというのも選択肢の一つかもしれません。
この記事では、中途採用された人が放置プレイされてしまうのはなぜなのか、放置プレイされている状況から抜け出すために何をしたらいいのかを解説していきます。
放置プレイが辛いなら転職をしてもいい!
放置プレイが辛くて辞めたいほど精神的に追い詰められてしまったら転職をしても大丈夫です!
転職するのが当たり前の時代でもあるし、人材が枯渇している企業も多いので求人は沢山あります。
自分から歩み寄ってみても放置プレイがなくならないなら、あなたがその会社に合わないだけです。
我慢して働き続けても事あるごとに同僚とコミュニケーションがとれなくて苦労する可能性が高いです。
せっかく転職してきたのに仕事で力を発揮することができない状況になるということです。
放置プレイで職場に馴染めない状況は今後のキャリアを考えたときに成長するスピードが鈍るのでマイナスに働きます。
自分の力を発揮できて放置プレイされない職場に転職し直したほうが良い未来が待っている可能性が高いです。
転職エージェントに相談すると、あなたに合った会社を紹介してくれます。
中途採用が放置プレイされる7つの理由とは?
中途採用は仕事ができると思っている
中途採用は経験者として入社してくるので放置しても大丈夫だろうと思われてしまいます。
なぜ放置しておいても大丈夫だと思われるかというと、誰かに指示されるのを待つ姿勢ではなく自ら行動して仕事をすることを中途には期待して採用しているからです。
中途採用はこのように思われていることが多いですね。
個人の性格は無視されていると思います。
- 若手社員からは自分以上に仕事ができる人が中途。
- 積極的に行動してリーダーシップを発揮する人。
- 将来の管理職候補の一人。
- 自分で仕事を作り出すことができる。
- 経験豊富なので難しい仕事を任せることができる。
行動力がなければ新卒と変わらない仕事に対する姿勢に思われてしまいます。
中途採用は初日から積極的に行動して仕事を見つけて求められているレベルで仕事をする必要があるのです。
しかし、中途採用で即戦力になれるスキルがあっても会社が変われば仕事の進め方は変わりますよね。
さすがに初日に何の説明もなく放置するという職場は組織として問題があるように思います。
職場に中途採用を教育できるレベルの人材がいない
中途採用したけれど、その人のスキルレベルが高くて社内にいる社員では教育できるレベルの人がいない場合も中途を放置プレイしてしまうことになります。
既存社員の立場からすると自分よりも能力の高い人に教えることで恥をかきたくないのです。
教えているつもりでも間違っている点を指摘されたら恥ずかしいですよね。
そのような場面に遭遇してしまうのが嫌なのです。
だから、中途採用で入社した人に質問されることも避ける傾向にあります。
仮に教育係が決められていたとしても簡単な説明だけしてあとは放置プレイになることが多くなります。
まともなことを教われないので、わからないことだらけのままほったらかしにされてしまいます。
中途採用は扱いづらいと思っている
中途採用で入社した人は新卒で採用した人と違って他社で染まってしまった部分があるので扱いづらいと思われています。
人によっては前職のやり方や考え方を引きずってしまって新しい職場のやり方を否定してしまう人もいます。
素直さが無い人だと関わると面倒ですよね。
そのような中途入社を見てきた既存社員は中途採用というだけで警戒しているのです。
入社して間もない頃であればなおさらスキルも性格もわからないので、既存社員の方から積極的には近づいてくることは滅多にありません。
同じく中途採用で入社してきている先輩社員の中には同じ中途採用の仲間として接してきてくれる場合もありますが、ライバルとして見られてしまうと全く接してくれません。
中途採用は一定の距離をとられて様子を見られてしまうため放置プレイされやすくなります。
中途採用はすぐ辞めることもあるから放置する
職場の状況や課題にもよりますが、中途採用した人がすぐ辞めてしまうような職場だとまたすぐに辞めてしまうのではないかと思うのです。
すぐに辞めてしまう可能性がある職場だと、仕事を教えることも無駄に感じるし、仲良くなるにはまだ早いという考えが生まれてしまいます。
「せっかく関わってもまたすぐに辞めてしまった…」という経験がそうさせてしまうのです。
このような職場の場合はあなたが悪いわけではないのですが、職場の雰囲気がそのようになってしまったため中途採用に何かしてあげるということに疲れているのです。
あなたの方から積極的にコミュニケーションをとり続けて試用期間を過ぎれば時間の問題で放置プレイされることはなくなるでしょう。
職場の仲間意識が低い
前職が仲間意識の高いチームワークのある会社だった場合はギャップに苦しむかもしれません。
新しい職場が仲間意識が低いために中途採用した人には誰であっても放置プレイをしてしまうこともあるのです。
既存社員に悪気はないのですが、その人たちもみんなそうだったのでそうしているだけなのです。
一度でも仲間意識の高い職場で働いてしまうとこのような場面に遭遇すると精神的に辛くなるし、既存社員の人達を信用できなくなってしまうかもしれませんね。
これは社風が影響しているので誰が悪いかといったら会社になります。
会社が作り出してしまった社風により中途採用が放置プレイを受けることになってしまうのです。
今までの中途採用は期待外れが多かった
新しい職場が仕事意識の高い人が揃っていると、中途採用した人が一人でどこまでできるのか試している場合もあります。
今まで中途採用が期待外れだったことが続いていた場合は、あなたに期待をする意味でも自分から仕事を見つけ出して成果を出していくことを期待しているのです。
仕事ができる人が多い職場で受身でいることは、仕事ができない人のレッテルをはられてしまうことになります。
仕事が人は放置プレイしていても自力で成果を出すし職場にも馴染むことを知っているのです。
中途採用で入社した日から実力を試されているのです。
既存社員の人達に認められる仕事の動きを見せていかないと放置プレイはしばらく続いてしまうでしょう。
中途採用に教育コストをかけない方針
中途採用には高い仕事のスキルと経験を期待しているので、教育コストをかけないという会社の方針がある場合もあります。
そのため、教育係を付けたり外部の有料研修などは一切行わないのです。
教育コストをかけないかわりに中途採用の年収に反映させていると考えた方がよいです。
教育がない時点で転職してきた初日から放置されることはほぼ決まったようなものなのです。
このような会社の場合は初日からバリバリ仕事をするつもりで積極的に自分から関わっていかないと誰にも話しかけられず放置されて一日が終わってしまうかもしれません。
中途採用の辛いところかもしれませんが、仕事を作り出し自力でスキルアップしていくことが求められます。
ある程度スキルが高い人だと逆に放置プレイされてほったらかしにされた方が自分のペースで仕事が出来るかもしれませんね。
中途採用の放置プレイから抜け出すための行動や対処法
仕事を教えてくれないのは忙しいからと言われた場合
中途採用で入ってきたときは仕事でわからないことが沢山ありますよね。
近くの先輩社員にわからないことを質問すると「今忙しいから後にしてくれ!」と言われることも多いですよね。
勇気を出して質問しているのにそんな言い方されたら質問し難い雰囲気になってしまって萎縮してしまいます。
そのような場面では、先輩社員に対してこのように確認しましょう!
後になって確認しに行くと鬱陶しく思われてしまうので気を付けましょう。
- 今日の何時なら空いていますか?
- 他にわかる人はいますか?その方に確認してみます。
- 資料などでわかるものがあれば共有していただけませんか?
大事なのは断られたからと言ってそのまま引き下がらないことです。
あなたは何らかの手段でわからないことを知る努力をしなければなりません。
消極的でいると放置プレイから抜け出すことができません。
仕事を教えてくれないうえに怒られる場合
仕事でわからないことをきいても教えてくれないし、質問したことに対して怒られてしまう場合があると思います。
仕事でわからないことをきいたら怒るような先輩社員には質問しないようにしましょう。
少なからず、性格的にそういう人は一定割合いるので質問する相手を選ぶ必要があります。
先輩社員の全員が怒りやすい性格の人ではないはずなので、相手を知るついでに手当り次第に質問してみることも大事です。
もしかしたら、その中からあなたに協力的な先輩社員が見つかるかもしれません。
放置プレイされて辛いことも相談すれば何か仕事をくれたり教えてくれるかもしれませんよ。
質問する相手選びを間違えると怒られるので精神的ダメージが大きいですよね。
次から質問できないくらいに憶病になってしまうことにもつながってしまうので、相手選びは重要です。
怒る人がいるなら怒らない人もいるので、怒らない人を選ぶことです。
しっかり相手の性格を見極めましょう!
仕事を教えてくれないからミスが多発している場合
仕事を教えてもらえない状況が続くと自力で何とかしようとしますよね。
新しい仕事はわからないし経験もないから試行錯誤してやるため、自分でミスしてしまう可能性を広げてしまっているのです。
誰かがミスをすると業績にも影響する可能性があるので、放置プレイしている既存社員の人達がおかしいのです。
しかし、そのような職場環境の場合でもミスを極力減らして仕事をすることは中途採用なので求められてしまいます。
ミスを極力減らしたり防ぐためにこのような点を努力してみましょう!
- マニュアルなどがないか社内の資料を探す。
- 過去に発生したミス内容や対応内容がわかる資料がないか確認する。
- 前回先輩社員が対応した仕事のデータ模範解答にする。
仕事を直接教えてくれなくても、仕事に関連した資料やデータの保管場所は教えてくれる可能性が高いです。
人を頼らず資料を頼るということも職場環境によっては必要になります。
上司が仕事をくれない場合
上司が仕事をくれない場合は先輩社員から仕事をもらいましょう。
上司に対して積極的に仕事をもらいに行く姿勢は評価されるかもしれませんが、上司によっては現場の最前線の仕事は役職に就いていない中堅クラスの先輩社員に任せている場合もあります。
仕事をくれない上司を頼るより、仕事を抱えて忙しそうにしている先輩社員を頼った方が仕事をもらえる可能性が高いです。
忙しすぎる人に声をかけると怒られてしまうこともあるので、そこそこ忙しそうで性格が穏やかな人に「仕事を手伝わせてください」と声をかけてみましょう!
仕事をサポートするところからだとしても仕事がもらえれば放置プレイされる状況からはすぐに抜け出すことができます。
誰かと関わって仕事をすることが放置プレイから抜け出す秘訣です。
仕事以外でも放置プレイされる場合
仕事中も放置されていてランチの時間や定時後も放置される場合も自分から行動することで放置プレイから抜け出せる可能性があります。
ランチの時間をどのように活用するかで業務中の放置プレイを防ぐことはできます。
転職してきて間もない時期なら自分からランチに誘って仕事の相談や会社のことをききましょう。
転職後に一人でランチに行く人ほど孤立していくことが多いです。
心を開いていない人と思われるので周りからも寄ってきてもらえません。
誰かとランチに行くのが苦手でも初めは仕事と思って頑張りましょう。
会話をすることは、一緒に仕事をする機会が生まれたり、仕事以外でもお付き合いできるほど仲良くなるきっかけ作りになりますよ。
定時後も放置されるなら、「何か手伝うことはありますか?」と自分から声をかけることで存在をアピールできるし、仕事を手伝うことで放置プレイの状況から抜け出すことができます。
まとめ
中途採用が放置プレイされる7つの理由と放置プレイされたらとるべき行動について解説しました。
受身でいると放置プレイから抜け出すことができないので、自分から同僚と関わるように積極的に行動しましょう!
どうしても放置プレイがなくならない場合は会社が合わないだけなので、早めに転職し直した方が無駄な苦労をしなくてよくなると思いますよ。