・仕事を教えてもらえないから転職したい
・いちいち聞かないと教えてくれない
・仕事を教えて貰ってないのに怒られる
このような悩みや不安を抱えていませんか?
こんにちは。転職を7回以上繰り返し、キャリアアップして成り上がってきた転職上級者です。今回は、仕事を教えてもらえないことを理由に転職することについて解説していきますね。
仕事を教えてもらえないからという理由で転職してよいものなのか、甘えなのかと毎日モヤモヤとした気持ちになっているのではないでしょうか?
ちゃんと仕事を教えてくれれば、仕事でミスもなくストレスなく働けるのに・・・と思いますよね?
この記事では、仕事を教えてもらえないからという理由で転職することが正しい判断なのかどうかについて解説をしていきます。
僕自身は、仕事を教えてもらえないような小さなベンチャー企業で何社も働いた経験もあるし、ちゃんと仕事を教えてくれる東証一部上場企業でも働いた経験もあります。
7回以上の転職回数があるので普通の人よりは経験は豊富だと思うので参考にしてみてくださいね。
仕事を教えてもらえないことを理由に転職するのは正しい
結論を言ってしまうと、仕事を教えてもらえないことを理由に転職することは正しい判断になります。
新卒入社、中途入社で多少立場は異なりますが、それぞれ転職することが正しいと思える理由について説明しますね。
あなたが新卒入社の場合
新卒で入った会社で仕事を教えてもらえない場合は、具体的に何を学べなくなり、将来どのように悪影響が出そうなのかを意識する必要があります。
具体的には、このようなことが学べなくなったり経験できなかったりするのです。
- ビジネスマナー
- 業界の仕組み
- チームワーク
- 仕事の段取り
- 先輩社員との距離感
- 仕事の成功体験
- 働き甲斐
- 後輩への指導方法
上記で挙げたことは、新卒1年目~2年目の「仕事の基本」なのです。
ちゃんと仕事を教えてくれる会社で働けば、しっかりと基本から学ぶことができますよ。
これらを独学で学ぶとなると時間がかかるし、もし数年後に転職を考えたときに備わっていない状態だと転職自体が難しくなってしまうのです。
例えば、あなたが3年社会人経験があれば、あなたに対して求人を出している企業側は「ビジネスマナーが備わっていて、ある程度の仕事は自分で生み出せる人」というような人物像があるのです。
企業の求める人物像とギャップの開きが大きくなればなるほど、転職活動がうまくいかなくなったり、入社後についていけなくて苦労してしまうということになるのです。
そのため、転職先企業から経験やスキルを求められていない段階で早めに転職してやり直した方が良いのです。
あなたが中途入社の場合
中途入社の場合は、入社後3ヵ月以内が勝負です。
仕事の進め方は会社によって異なるので、高いスキルを持っていても仕事の流れや仕組みなどを教えてもらい理解しないと発揮することができません。
具体的には、仕事を教えてもらえないことでこのような悪影響が出ます。
- 仕事でミスが目立つ
- 即戦力になれない
- 頼りないと思われる
- 後輩社員からなめられる
- 出世が遠のく
- 毎日不安になる
- 成果を出すまで時間がかかる
あなたが悪いわけではないのです。
転職後の正しい流れは、転職した会社の仕事を教えてもらい覚えること、覚えたら経験を活かしてさらによい結果を生み出す仕事をすることなのです。
仕事を教えてもらえないことで、この流れが作れなくなってしまうのです。
そのため、全ての仕事は失敗から始まり都度覚えていくという効率の悪さがあります。
大抵の場合は試用期間中に頭角を現すことができなければ、「仕事のできない中途」「期待外れ」というレッテルをはられてしまうのです。
社内の同僚や特に上司からの印象はとても大事で、入社後の印象によって将来的に昇格して管理職に就けるかどうかも変わってくるのです。
仕事を教えてもらえる会社の場合、できるようになった仕事から任せてもらえるので、無理なく成果を出していくことができる点が大きな違いとなります。
もし、転職したけど仕事を教えてもらえない職場だったという人は早めに転職をしましょう。
もし、少し妥協した転職をしてしまったという人は、次は妥協しないように自分の転職の市場価値を再確認してみてください。
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仕事を教えてくれる会社に転職する場合のメリット
仕事を教えてくれる会社に転職した場合は、あなたにとってメリットばかりです。
どのようなメリットがあるのかみていきましょう。
やる気次第で短期間に成長できる
仕事を教えてくれる環境があるので、あなたのやる気次第で沢山の仕事を覚えることができます。
社内には仕事に対して積極的な人もいれば消極的な人もいます。
仕事に対して積極的な人は、周りの先輩社員は喜んで仕事を教えるてくれるし可愛がってくれますよ。
だから、あなた次第でどんどん仕事を任されていくし、先輩社員のサポート付きで成長していくことができるのです。
そうした環境の中で働けば、先輩社員とのコミュニケーションの取り方も学べるし、平社員からリーダーに昇格するなど短期間で成長できる環境があるのです。
これらは、仕事を教えてくれる会社では実現し難い部分です。
マネジメント経験を積む機会がある
仕事を教えてくれる会社で働くと、マネジメント経験を積む機会があります。
プレイヤーとして成長して同僚から頭一つ抜き出ると、今後はチームを束ねてみないかと上司から打診されることもあります。
マネジメントについては、参考書を読むだけでは学びにくく、実際に何名かをマネジメントしてみないとわからないことが多いのです。
そしてマネジメント手法は会社によって異なるので、その会社でしか学べないスキルの可能性もあります。
そのような貴重な経験を積む機会があり、あなたが質問すれば教えてもらえるため質の良いマネジメント経験を積める可能性が高いのです。
できる仕事から任されるのでワークライフバランスが良い
仕事を教えてくれる会社に転職した場合は、仕事を丸投げされる心配はありません。
教えて行く中で、あなたできるようになった仕事から任されていくことが多いので、無理なく働くことができます。
結果的に慢性的な残業がなくなるためワークライフバランスを実現しやすい環境があると言えます。
仕事ができるようになってマネジメントを任されたとしても、残業をしないようなスケジュールを立てればワークライフバランスは保てますよ。
仕事で成果が出しやすくなるので給料アップしやすくなる
仕事を教えてもらえるので、できる仕事の幅が広がっていきます。
成果を出せば給料アップする会社も多いので、仕事を教えてもらいながら成果を出し続けていけば毎年給料アップができます。
何年も働けば年収が100万円以上アップする可能性もあるのです。
仕事を教えてもらえなくてミスばかりして給料が下がる会社よりも仕事を教えてもらって成果を出して給料アップをする会社で働きたいですよね。
転職を考えたときに次の仕事を見つけやすくなる
仕事を教えてもらえる環境を上手く利用して、その会社で身につけられるスキルを習得しておけば、転職を考えたときに次の仕事が良い条件で見つけやすくなります。
転職するときは、今の会社で何ができるようになったのか、どのような実績を出したのかが問われるので、仕事を教えてもらえる環境で能力を高め実績を出しておくと有利なのです。
分かりやすく言うと、転職先を選べる立場になりやすいということです。
実績を残していると大手企業から内定ももらいやすいし、転職することで今より好待遇で働ける可能性が高まりますよ。
仕事を教えてもらえない状況で転職しない場合のデメリット
仕事を教えてもらえない環境で転職しなかった場合のデメリットについてみていきましょう。今は何も影響がないかもしれませんが、数年後には確実に悪影響が出てしまいますよ。
転職を考える頃になっても市場価値が上がっていない
仕事を教えてもらえない環境で働いていると、仕事の幅が広がらないので毎日同じような業務(ルーチンワーク)になりがちです。
そうなると、入社して1年くらいはよいのですが3年、5年経ったときに何もスキルが身についていないことになります。
ルーチンワークが中心なので仕事における課題解決や新しい仕事を生み出す経験を積む機会がないので経験年数に見合ったスキルがないということなのです。
いざ転職しよう!と思ったときに市場価値が高まっていないため、全く書類選考に通過しなかったり、2次面接、最終面接で通過しなかったりという事態になりやすいのです。
仕事を教えない会社は長時間労働になりやすい
経験上、ブラック企業やベンチャー企業の多くが仕事を教えない会社に該当します。
教育コストをかけない方針だったり、そもそも仕事は人から教わるものではないという考えを持ってしまっている会社もあります。
仕事を教えない会社で働くと、何でも自力で解決しなければなりません。
Google検索エンジンでわからないことを調べて解決できることなら何とかなるかもしれませんが、どうしてもわからないことが出てきた場合は、解決するまで仕事が進まないこともあるため遅くまで仕事をすることになります。
遅くまで頑張ったとしてもわからないままで次の日を迎えてしまうということもあると思います。次の日はまた新しい仕事が上乗せされることもあるので、どんどん仕事が積みあがってしまい、慢性的に長時間労働になってしまうのです。
先輩社員に質問ができる環境があれば数分で解決できることも多いので、無駄に時間を費やすことになってしまうのです。
仕事を教えてもらえないのに怒られるから精神的に疲弊する
仕事を教えてもらえないのに仕事でミスをすると理不尽に怒られてしまう社風の会社もあります。
わからないことを聞くと怒られるし、教えて貰ってないのに怒られるという状況もあるかと思います。
仕事を覚えるまでの期間は人によっても異なりますが、自力で覚えていくとなると半年以上はかかると思います。
教えてもらってないのは言い訳と言われ、覚えるまで怒られ続け、罵倒される環境で働き続けると精神的にすごく疲れてしまいます。
疲れてしまうと正しい判断ができなくなってしまうので、限界を迎えて転職をしようと考えたときに会社選びを間違ってしまうことにもつながってしまいます。
仕事をちゃんと教えてもらわないとミスばかり増える
仕事をちゃんと教えてもらえないので、日々の業務でミスをしやすくなります。
ミスばかりしていると、自分の仕事に自信を持てなくなって委縮してしまいますよね。
自信をなくすと変に緊張しながら仕事をすることになるので、いつもならミスしないところでミスをしてしまうなど負のスパイラルに陥りやすくなります。
そして、ミスを繰り返すということは、当然評価にも影響してくるので、なかなか給料が上がらなかったり、最悪の場合は給料が下げられてしまうことも考えられます。
転職するなら早めの方がいい
仕事を教えてもらえないから転職するのは正しい判断なのかについて解説しました。
仕事を教えてもらえない窮屈な環境で働くよりも、わからないことを抵抗なく質問できる環境で働いた方が成長します。
我慢して働いて無駄に在籍年数を増やしてしまうことで、あなたができることと転職の面接官から期待されることに大きなギャップが生まれてしまいます。
このギャップが大きければ大きいほど転職し難い状況になります。
仕事を教えてもらえる会社に転職するチャンスがあるのなら、迷わず転職しましょう。
「そのうち何とかなるだろう」と思いながら働いているだけだと、あなたが得るものは何もなく市場価値がどんどん下がっていきますよ。
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