仕事を教えてもらえないから辞めたい!仕事を教えてくれないのはパワハラ?

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仕事を教えてもらえないから辞めたい!仕事を教えてくれないのはパワハラ?
会社員

・新人なのに仕事を教えてもらえないから辞めたい
・仕事を教えてもらいたいけど質問の仕方が分からない
・上司に質問すると怒られる!これはパワハラ?

このような悩みや不安を抱えていませんか?

やす先輩

こんにちは。転職を7回以上繰り返し、キャリアアップして成り上がってきた転職上級者です。今回は、仕事を教えてもらえないときの対処法について解説していきますね。

仕事を教えてもらえないから辞めたい!と思うことがありますよね?

新しい仕事を始めたとき、誰もが早く仕事を覚えて一人前になりたいと考えると思います。

しかし、新しい職場に来て、なかなか仕事を教えてもらえず放っておかれたら、やる気もなくなってしまい、辞めたくなってしまうかもしれません。

では、仕事を教えてもらえないから辞めたい、と思ったときにどんなふうに対処すればよいでしょうか。

この記事では、仕事を教えてもらえない理由や、そんなときの対処法について考えていきたいと思います。

目次

仕事を教えてもらえない理由とは?

新しい仕事を始めたとき、正社員やパート、アルバイトなどの身分にかかわらず、誰でも仕事に関する一通りの研修を受けることになります。

仕事で使用するパソコンなどの備品の使い方から、接客の仕方、休憩の取り方など、それぞれの職場でのやり方があり、初めのうちはそういったやり方の一つひとつを上司や先輩から教わっていきます。

安全に関する教育など、労働安全衛生法によって義務づけられた研修もあります。

しかし、職場によっては、そういった上司や先輩からの指導がほとんどなく、何をしていいかわからない、といった状態になることがあります。

入社してすぐであれば、わからないことも多く、指示を待っている状態も仕方がないかもしれません。

しかし、せっかく新しい職場に来てこれから頑張っていこうと思っているときに、こんな状態が長く続いてしまうと、仕事に対するやる気もなくなってしまいますね。

上司や先輩が仕事を教えてくれないのはなぜなのでしょうか。

仕事の教え方がわからない

上司や先輩が仕事を教えてくれない理由には、まずそもそも教え方がわからないという場合があります。

大手企業などでは、新入社員向けのマニュアルがあり、教える側もそういったマニュアルに沿って指導することで、ある程度の仕事を新人に教えていくことができます。

しかし、会社によってはそういった新入社員を指導するためのマニュアルなどがなく、新入社員の研修が現場に一任されている場合もあります。

そのような職場では、教えるノウハウもなく、教える側の上司や先輩の負担が重くなり、新入社員への指導がなかなか進まないこともあります。

また、仕事の内容にもよりますが、仕事は教えるものではなく見て覚えるもの、という習慣がある場合もあります。

職人の世界で技術を覚えていくときなどは、こういったことがよくあります。

一般の会社でも、こういった「見て覚える」という習慣のあるところもあり、こちらが何もしないでいると何も教えてくれない、ということもあるかもしれません。

仕事を教えるタイミングがわからない

新入社員が何をしていいかわからず困っているようなときには、上司や先輩も声をかけやすいですが、新入社員のほうがいつも忙しそうに何かをしている、またはいつも残業をしているなどというときは、今は教えるタイミングではないと思っているかもしれません。

また、上司や先輩が非常に忙しいということもあります。

新入社員が入社してくる時期が繁忙期に当たってしまった場合などは、自分の仕事をこなすことが優先で、なかなか新人教育にまで手が回りません。

採用を担当する側と、現場のスタッフの連携が取れていない場合などには、こういったことが起こります。

新人教育も大切な仕事なのですが、目の前の仕事に比べると、どうしても緊急度の低い仕事になってしまい、後回しになってしまうのです。

仕事を教えてもらえないときの対処法

仕事を教えてもらえないから辞めたい、という人は、自分が仕事を教えてもらえない理由として思い当たるものはあったでしょうか。

上司や先輩が、明らかに仕事が忙しくて教えてくれないというときは、いくつかの対処法があります。

まず、相手が教えてくれるのを待つのではなく、こちらからわからないことを質問するということです。

上司や先輩は、新入社員がどこがわからないのか、その内容をきちんと把握していない場合もあります。

実は、上司や先輩は仕事に関してすべて教えたつもりでいて、もう新入社員のほうはちゃんと仕事を理解している、と思っているのかもしれません。

または、中途採用などの場合は、このくらいの仕事は教えなくても知識として持っているはず、と思っている場合もあります。

そのような行き違いは解消しなければなりません。

ただし、その場合も、ただやみくもに質問すればいいのではなく、相手の状況にあった上手な質問の仕方をしていく必要があります。

質問の仕方を工夫する

忙しい上司や先輩に仕事について質問するときは、教えてもらいたい内容を自分なりに整理して、なるべく時間をかけずに要点だけを聞けるようにすることが大切です。

周りの人が忙しいときは、教えるという作業にそれほど時間をかけることができません。

そのことを十分に考えて、できるだけ内容を絞って、重要なことだけを質問するようにするのです。

もう1つの方法は、仕事についての質問をする相手を一人だけに絞らず、質問できる相手を複数確保することです。

どの人に何を聞いたら答えてくれるのかを把握するのが最初は難しいですが、仕事をしていくうちに、どの仕事をどの人に質問したら答えが返ってくるかわかるようになります。

なるべく相手の時間を使わせないよう、分散して質問するようにするのです。

そして、質問する前に、聞かなくてもわかることはなるべく自分で調べようとする姿勢も大切です。

社内にあるマニュアルなど、調べられるものはすべて調べて、自分で解決してみることです。

上司に相談して教育係を変えてもらう

仕事を教えてもらえないから辞めたい、と思ったとき、上記のような方法を試してみて、それでも状況が改善しないときはどうしたらよいでしょうか。

その場合、原因として考えられるのは、先輩が新入社員に対してあえて仕事を教えないような場合です。

先輩社員の心理としては、自分の後輩に仕事を教えることで、その後輩に自分の仕事を取られてしまうと考えているのかもしれません。

もしくは、後輩に対して優位な立場に立っていたいため、あえて仕事を教えない、ということがあるのかもしれません。

いずれにしても、このような場合は自分の力だけで改善するのは困難です。

上司などに相談して、教育係の人を変えてもらうなどの対応を考えたほうがよいでしょう。

それでも改善が難しいと思われる場合は、転職することも選択肢としては考えられるかもしれません。

嫌がらせのような状況であまりにも仕事を教えてもらえない場合は、いつまでも会社に残るのは賢明とは言えません。

仕事を教えてくれないのはパワハラなのか?

仕事を教えてもらえないから辞めたい、と思ったとき、このように仕事を教えてくれないのはパワハラなのではないかと思う人もいるでしょう。

では、パワハラとは一体何でしょうか。

パワハラ、すなわちパワーハラスメントとは、同じ職場で働く人に対して、通常の業務の範囲を超えて、人間関係や仕事上の地位などを利用して、精神的・身体的な苦痛を与えたり、職場の環境を悪くしたりする行為をいいます。

一般的には、上司がその優越的地位を利用して、部下に対して行う嫌がらせなどを指しますが、必ずしも上司から部下というだけでなく、同僚どうしであったり、部下から上司への嫌がらせなども含まれます。

仕事を教えてもらえないことに関しては、あからさまな嫌がらせである場合はパワハラといえるかもしれませんが、新人に対する教育というのは範囲が非常に広いので、仕事を教えてもらえないという行為をパワハラと認定するのは実際には難しいかもしれません。

パワハラかもしれないと思ったら人事へ相談をしよう

仕事を教えてもらえないと思う理由が、上司や先輩からのパワハラであると感じたら、どうすればよいのでしょうか。

あなたがパワハラだと感じたら、人事に相談してみましょう。

人事の見解も併せてパワハラなのかどうか判断した方が良いです。

その前に、これらについて一通り考えてみましょう。

第一に、上司の行為がパワハラと感じるのは、自分自身が上司から嫌われているからかもしれません。

上司から嫌われているかどうかを見分けるには、いくつかのポイントがあります。

まず、上司の部下に対する対応を見て、自分のときだけ不愛想で、そっけない対応であるような場合です。

つぎに、同じようなミスがあったときに、自分ばかりが人前で叱責されるような場合です。

そして、仕事に関しての報告などをしたときに、リアクションやフィードバックがなかったり、少なかったりするといった場合です。

このような点に思い当たることがあったら、パワハラであるかどうかは判断が難しいですが、少なくとも上司から嫌われている可能性があります。

この場合はまず、なぜ自分は上司から嫌われてしまっているのか、その対応を考える必要があります。

上司に嫌われているときの対処法は?

仕事を教えてもらえない原因がもし上司に嫌われているからだとしたら、どうしたら上司に嫌われずに済むか、関係修復の方法を考える必要があります。

基本的なこととしては、まず挨拶をしっかりと、笑顔で行うことです。

単純なことかもしれませんが、笑顔で挨拶することはコミュニケーションの基本です。

上司から嫌われている場合、向こうからは笑顔でのあいさつは帰ってこないかもしれませんが、それでもこちらからは毎日行うことを心がけましょう。

また、連絡や報告、相談などはできるだけ早くするようにしましょう。

相手からよく思われていないと考えると、ミスをしたときなどはなかなか話しにくいと思いますが、それでもできるだけ時間をおかずに報告することが大切です。

そして、このような点に注意して接していてもどうしても上司との関係改善が望めない場合には、違う部署への異動を希望するか、もしくは退職という選択肢も考える必要があるかもしれません。

仕事を教えてもらえない状況が続くなら転職を考えよう

仕事を教えてもらえない期間が長引くほど、あなたにとってデメリットしかありません。

例えば、査定のときに教えてもらえなかったからミスをしたとか成果を出せませんでしたというのは言い訳になりません。

評価する側には各自の事情など考慮してられないのです。

仕事で一人前になれない状況で何年も働いてから転職を考えたとき、即戦力になれるようなスキルが身についていないため不利になってしまいます。

今後も仕事を教えてもらえない状況が続くようなら、転職を考えましょう。

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まとめ

仕事を教えてもらえないから辞めたい、と思ったとき、やるべきことはたくさんあります。

辞めることを考える前に、説明したような方法を実行してみてください。

もしかしたらちょっとした誤解が原因で、実際には仕事を教えてくれるときがくるかもしれません。

でも、それでも仕事を教えてもらえないから辞めたい、つらいと感じたときは、無理をせず転職を考えることも必要かもしれません。

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