・今の仕事が合わないと感じている
・今の仕事が合わないかどうかの判断基準がわからない
・仕事のことを考えると憂鬱になる
このような悩みや不安を抱えていませんか?
こんにちは。転職を7回以上繰り返し、キャリアアップして成り上がってきた転職上級者です。今回は、仕事が合わないとき辞めるべきなのかについて解説していきますね。
あなたが働いているときに、仕事にやる気がもてなかったり、仕事のことを考えるだけで気持ちが憂鬱になるのなら、合わない可能性があります。
仕事が合わないと感じたとき、何を判断基準にしたらいいのかわからないですよね。
今の仕事のどのような部分が合わないのか判断基準を持つことは大事で、分かっていないまま転職しても失敗してしまう可能性が高まってしまうだけなのです。
この記事では、仕事が合わないと思ったときの判断基準や仕事が合わないと思ったときに辞めた方がいい理由について解説していきます。
仕事が合うか合わないかの判断基準
職場に合わない人がいてストレスになっている
職場に合わない人がいるとストレスになると思います。
性格的に合わない人もいれば、仕事においてお互いの理解不足によって会話が噛み合わずストレスになることもあります。
ただ、合わない人がいるからといってすぐに仕事が合わないという判断はよくありません。
例えば、エンジニアのように論理的に考える人達の多くは機械的な対応をする人の方が多いです。受け答えがドライで淡白な感じです。
逆に飲食店のように人と接するようなサービス業の人は相手の気持ちがわかる人が多いです。仕事柄お客様に近いので相手の立場で考えることができるのだと思います。
そのため、人情ある人とよくケンカをしている場面を目撃します。
職場に合わない人がいるのは、職業柄の合わない性格の人が揃ってしまっている可能性があります。
業界や職業によっても自分にとって合わない人の偏りは出るはずなので、特定の人にだけストレスを感じるのかどうか見極めて判断しましょう。
職場に苦手な人がいて緊張する毎日
職場にどうしても苦手な人がいて緊張続きの毎日になるのなら、その仕事が合わないと判断しても良いのではないでしょうか。
苦手な人ってどういうわけか辞めないんですよね。
そして役職者だったり、自分の教育係になっている先輩社員の場合も多いです。
だから、自分の方が辞めて苦手な人がいなさそうな会社に転職した方が解決は早いのかもしれません。
緊張が毎日続くと仕事にも集中できないし、簡単なことでもミスをしてしまいます。
程よい緊張感は良いと思いますが、毎日の過剰な緊張は体調を崩しやすくするし精神的にも滅入ってしまいます。
職種が合わないからやる気が出ない
向いていない仕事を続けても興味が湧かないし新しいことを覚えようとするモチベーションが保てません。
今の仕事を何年も続けてもやる気が出ないなら、その職種があなたには向いていないということです。
やる気がでないとプライベートの時間を削ってでも勉強することもしないので能力アップすることもなく、同僚にも差を付けれられていく一方になります。
興味を持てなかったりやる気が出ないようなら、仕事が合わないと判断していいでしょう。
ただし、単なる能力不足でついていけないだけなら少し様子を見てから判断することが必要です。
仕事のレベルが合わないから憂鬱
職場の人達の仕事のレベルが高すぎる場合は、必死に食らいついていく必要があるので自己研鑽しなければならずとても忙しい毎日になります。
入社したてでこれから仕事を覚えていく段階なら、まだ仕事が合わないという判断をしてはいけません。
しかし、入社して3年以上も経つのに同僚の仕事のレベルについていけていない場合は、仕事のレベルがあなたに合っていない可能性が高いです。
その場合は仕事が合わないと判断した方がいいです。
もしかすると同僚からあなたは仕事が出来ない人と言われている可能性があります。
そんな冷たい雰囲気を感じてしまい毎日憂鬱になっているなら、今よりも仕事のレベルを下げて自分が無理なくできる仕事をした方が幸せかもしれません。
体に合わない仕事をしていて辛い
体力は人それぞれで違ってくるので、同じ仕事をしていてもあなた自身の体調を含めて肉体的に辛いと思うなら今の仕事は向いていません。
分かりやすいのは立ち仕事です。
毎日立ち仕事をしても肉体的に耐えられる人もいれば、立ち仕事のせいで腰痛になって立つだけでも辛くなってしまう人もいます。
酷い人になると疲労が抜けなくて倒れてしまうこともあります。
やりたい仕事だと思っても仕事の環境によって合わない仕事にもなるので判断基準の一つとして考慮してみましょう。
仕事は長く続けることになるので肉体的に負担がかかると続けていくのが困難になってしまいますよ。
合わない仕事を続ける意味がわからない
仕事が何となく合わないと感じているのに働き続ける意味が分からなくなってしまって、毎日がモヤモヤした気分になっている状況なら仕事が合わないと判断して良いと思います。
はっきりと合わない仕事だと自覚をしなくても気分が晴れない日が続いたり、覇気がなくなっていくようなら、今の仕事は辞めた方がいいかもしれません。
ダラダラと今の仕事を続けていても、いずれは働いている意味や自分の存在価値が分からないと感じて精神的に辛い状況になります。
うまく言葉に言い表せなくても「仕事を続ける意味がわからない」と思うなら、今の仕事が合っていないと思ってよいです。
会社の合わない雰囲気が苦痛
社風が合わない会社で働くのは苦痛ですよね。
たとえ仕事ができる人でも会社の独特な仕事の進め方や評価のしかたが合わないと働き続けることが苦痛になります。
社風は権力のある人でも変えるのが難しいです。
なぜなら社風は社員全員が作り出している者だからです。
だから、あなた個人が社風を変える努力をしたところで無駄なのです。
会社の雰囲気が合わないと感じて苦痛なら、向いていない仕事と判断して転職をしましょう。
新しい職場が合わないと感じている
転職をしたばかりの人が該当しますが、入社して数日も経つと新しい職場が自分に合うかどうかがわかります。
転職をしたばかりだけど、なんとなく働き難いと感じたり、人との相性が悪いと感じたら試用期間中に辞めることも選択肢の一つとして考えてもよいと思います。
合わない会社で働いていても良いことはないし、いずれ転職することになるのは想像がつきます。
だとしたら、早めに見切りをつけて転職をしてやり直した方が良いという考えになります。
辞めるかどうかは自分自身の判断になるので、頑張れば続けていける職場なら辞めなくていいのです。
仕事が合わないという退職理由は上位に入っている
周りの人は、どのような理由で退職しているのか気になりませんか?
そこで、厚生労働省のアンケート結果から、退職理由となる回答に的を絞り再集計してみました。
男性、女性それぞれの結果を見てみましょう!
男性の退職理由(正規)
「能力・実績が正当に評価されない」、「給与・報酬が少なかったから」という評価や収入面の退職理由がそれぞれ16%となり、退職理由の上位になっています。
また、「自分の希望する仕事ではなかった」、「労働時間が長かった・休暇が少なかったから」という労働環境に対する退職理由がそれぞれ14%と高くなっています。
「自分の希望する仕事ではなかった」というのは、「仕事が合わなかった」と捉えてもよいでしょう。
参考:厚生労働省「第6回21世紀成年者縦断調査(国民の生活に関する継続調査)結果の概況」
女性の退職理由(正規)
「能力・実績が正当に評価されない」、「給与・報酬が少なかったから」という評価や収入面の退職理由がそれぞれ17%となり、退職理由の上位になっています。
また、「自分の希望する仕事ではなかった」、「労働時間が長かった・休暇が少なかったから」という労働環境に対する退職理由がそれぞれ13%と高くなっています。
女性の場合も、「自分の希望する仕事ではなかった」という退職理由が上位に入っています。
参考:厚生労働省「第6回21世紀成年者縦断調査(国民の生活に関する継続調査)結果の概況」
男女ともに上位を占めたのは、「能力・実績が正当に評価されない」、「給与・報酬が少なかったから」、「自分の希望する仕事ではなかった」、「労働時間が長かった・休暇が少なかったから」という退職理由になります。
その他、「人間関係がうまくいかなかったから」、「通勤時間が長かったから」、「一時的・不安定な仕事だったから」、「事業又は会社の将来に不安を感じたから」という退職理由になりました。
これらの退職理由で多くの人が、転職をしているのです。
仕事が合わないと感じて退職するのは一般的のようです。
今の仕事が適職なのか判断してみよう!
仕事が合わないと思ったら、一度あなたの適性をチェックしてみてもいいですね。
もしかしたら適正に合わない仕事をしている可能性がありますよ。
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仕事が合わないと判断したら我慢せず辞めるべき理由とは?
仕事が合わないと辛いしストレスになるだけ
今の仕事が合っていないと何かと辛いしストレスが溜まるだけです。
どこの会社に働いていても不満というのはあるはずです。
仕事が合わないという状況になると無理して働くことになるので、その職場で働き続ける限り不満ばかりが溜まっていきます。
特にスキルが足りなくて仕事が合わないという状況の場合は、すごく努力をしてもなかなか身につかない可能性もあります。
努力しても一向にスキルが身につかないことに強烈なストレスや焦りを感じることになるためそのうち精神的にパンクしてしまうかもしれません。
ストレスが溜まると同僚に八つ当たりしたり、口調がきつめになったりして人間関係にも影響がでてしまいます。
無理しても良いことはありませんね。
合わない仕事を続けてもいずれ辞める可能性が高い
合わない仕事を無理して続けても高確率でいずれは辞めます。
転職では、年齢が上がるにつれて応募できる求人数は減っていきます。
たとえ大きな実績を残していたとしても、その経験を活かせるようなポジションを用意してくれる会社は少なくなっていきます。
年齢が高く定年まで20年切っている人よりも、定年まで30年近くある中堅社員にポジションを与えて会社を支えていってもらう方が会社にはメリットがあるのです。
いずれ辞めるタイミングがいつなのかが重要です。
今の職場で学べることがあるのなら、早めに学んで年齢が高くならないうちに転職を考えましょう。
嫌な仕事を我慢していたらうつになってしまうかもしれない
真面目な性格の人は転職をすること自体が良くないことと考えてしまうので、嫌な仕事でも我慢して働き続けてしまいます。
我慢しているということは、ストレスになっているということです。
ストレスが限界に達すると精神的に不安定になったり、最悪の場合はうつになってしまいまともに働けなくなってしまう可能性が出てきます。
我慢の末に体調を崩すと仕事そのものが続けられなくなってしまうので、今の我慢が許容範囲であればいいのですが、そうでない場合は無理して我慢をしない方が良いです。
気が合わない人ばかりだと仕事に集中できない
仕事は1人でやることが少ないはずです。
同僚とチームで進める仕事の方が多いと思います。
気が合わない人が多い職場だと嫌がらせを受けたり、派閥に所属しなければいけなかったりで仕事に集中することができません。
もし、あなたのことが嫌いな人がいたら、裏で悪い評判を流すこともあると思います。
そうなると今まで協力的だった人や仲の良かった人が急に離れていったりするかもしれません。
上司に誤解を与えれば、出世の道も閉ざされてしまうこともあります。
気が合わない人がいるとすごく気を遣うので仕事に集中することができず、成果を出しづらい状況になります。
成果が出ないということは昇給がしずらいということです。
仕事のストレスが影響して性格が悪い方に変わってしまう
ストレスが溜まっている人はイライラしていませんか?
職場でもそうだし、通勤中の電車に乗っている人でもイライラしている人を沢山見かけます。
仕事でストレスを溜めてしまうと徐々に理性が効かなくなってしまい、ちょっとしたことでも怒りやすくなってしまいます。
誰かに話しかけられた時も口調が荒々しい感じになってしまうので、周りの人からは性格が悪くてとっつきにくい人という印象を与えてしまいます。
責任の重い上司を何人か見てみると参考になりますが、ストレスに耐えられなかった上司の場合は部下に怒鳴ったり意地悪をするような性格に変わってしまっているはずです。
もしそうなってしまいそうだと感じるなら、仕事でストレスが溜まりにくい職場に転職することを考えた方がいいかもしれません。
仕事が合わないのは甘えではない!新しい環境で挑戦しよう!
仕事が合わないと思うことは甘えではありません。
たまに甘えだという人もいますが、あなたの状況を理解していない人の発言なので気にするのはやめましょう。
仕事が合うか合わないかは、あなたが一生懸命働いたからこそわかったことです。
転職をする場合もどのような仕事内容や仕事レベルが自分に合うのか理解できているはずです。
人間はどうしても能力に個体差があるので、努力でどうにかならないことも多いです。
だから、自分に合う仕事を探すことは幸せに働き続けるために必要なことなのです。
仕事が合わない環境で働き続ける期間が長いほど、沢山のデメリットが出てきます。
- 上司・同僚との人間関係が悪くなる。
- どんどん人が辞めて人手不足になる。
- 優秀な人から辞めていくので、さらに業績が悪くなる。
- 給料を大幅に下げられる可能性がある。
- 潰れた会社出身の人は転職で不利になることがある。
- 転職するときに実績が少なくて応募先企業を選べない状況になる。
- 心身疲労によって働くことができなくなる可能性がある。
今すぐに転職をしなくても、良い条件で転職するチャンスを掴むために準備だけでも始めておけば、あなたの将来は守れるかもしれないのです。
転職することのメリットはこんなにあります。
- 現在の精神的な辛さから解放される。
- 転職するだけで年収が上がる可能性がある。
- 今より良い人間関係の職場で働くことができる。
- スキルアップできて市場価値が高い人材になれる。
- 働き甲斐をもって気持ちよく働くことができる。
- 全てをリセットしてやり直すことができる。
- 労働条件が良くなり健康的に働けるようになる。
- プラス思考になって前向きな人になれる。
今がマイナスなのであれば、転職することで今より必ずプラスになるはずです。
このような不満があるのなら『転職エージェント』を活用することで解決することができます。
- 会社の将来性が不安。
- 仕事量に見合わない給与。
- 残業が多く休日が少ない。
- 会社の評価方法が不公平。
- 専門知識、技術を習得できない。
転職エージェントに相談すると、このような不満を解決できる、あなたに合った会社を紹介してくれるのです。
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まとめ
仕事が合わない判断基準について解説しました。
判断基準は人ぞれぞれですが、仕事が合わないと思ったら我慢せずに辞めて、自分に合った仕事ができる職場に転職をした方が幸せになれるかもしれませんね。
仕事が合わないと思うのは甘えではないので、働きやすい職場を探して挑戦を続けましょう!
ただし、今の仕事の何があなたに合わなかったのかをしっかり把握しておくことは大事ですよ。