・仕事の能力不足でついていけない
・能力不足を理由に転職するか悩んでいる
・自分より先に後輩が成果を出して出世した
このような悩みや不安を抱えていませんか?
こんにちは。転職を7回以上繰り返し、キャリアアップして成り上がってきた転職上級者です。今回は、仕事の能力不足で限界を感じたときの対処法について解説していきますね。
会社での職務にはいろいろなものがありますよね。
自分の適性に合っているものなら、能力不足で限界を感じるまでの伸びしろは広くなりやすいのですが、人によっては職務が肌に合わないとか、能力が不足しているような気がするという事態が起こってしまうことはあります。
もしも職場で自分の能力不足を感じた時には、どのような対処法をするのが良いのでしょうか?
一人でクヨクヨして解決できないこともありますから、正しい対処法を知っておくことは大切なことですよね。
この記事では、仕事の能力不足で限界を感じたときの対処法について紹介していきます。
仕事の能力不足で限界を感じる人が最初にする事
もしも職場で自分の能力不足を感じた時には、まずそうした状況を客観的に整理したり分析したりすることから始めてみましょう。
自分では一生懸命に取り組んでいるつもりでも、やり方や方向性が間違っているなら、それはベストの結果にはつながりにくいものです。
この場合には、やり方とか方向性を軌道修正することによって、結果につながりやすくなりますよね。
もしも自分の能力が十分ではないと他人に指摘されてしまったり、自分で痛感したりしているような場合には、冷静に原因を分析することは、とても大切です。
原因を知れば、適切な解決策や対処法を見つけることができますよね。この作業をしないで、ただ自分の能力が足りないことを嘆いていても、状況を改善することは難しいですし、どんどんプレッシャーが大きくなって精神疾患を引き起こすリスクが高くなってしまうかもしれません。
状況を分析することは、長期的には自分にとって快適に働ける職場を見つけるという点においても、とても大切な作業ですよね。
能力不足を解消する方法はあるのか?
仕事の能力と呼ばれるものの多くは、経験や知識を積み重ねることによって培うことができるスキルです。
経験が少ない人が、いきなり高いレベルを目指しても、それは経験不足や知識不足が原因で、なかなか到達することは難しいですよね。
そのため、自分が能力不足だなと感じたら、その能力は、経験を積むことによってアップできるものなのかどうか、また知識を増やすことで高められるものなのかどうかという点を考えてみてください。
取り組み方を試行錯誤してみることも大切
頑張っているのに結果に結びつかない原因は、もしかしたら自分の取り組み方やアプローチ方法が間違っているという可能性もありますよね。
この場合、やり方を少し変えることによって結果が大きく変わる可能性があるので、周囲の人を観察しながら、取り入れられそうな部分を積極的に取り入れてみてはいかがでしょうか。
アプローチ方法にはいろいろなものがあり、その中には自分の性格と相性が良い方法もあるものです。
自分にとってベストな方法を見つけることができれば、結果につながりやすくなるかもしれませんよね。
仕事の能力不足で限界を感じたら上司に相談するべき?
自分の能力不足に限界を感じたら、まずは自分なりにアプローチ方法を変えたり、周囲のやり方を真似したりするなど、試行錯誤しながらより結果につながりやすい方法を模索することが大切です。
しかし場合によっては、模索しても結果が変わらず、ますます自分の能力のなさを痛感する結果になってしまうことがあるかもしれませんよね。
その場合には、一人で抱え込んでいても解決できないので、直属の上司に相談するという方法もアリです。
上司に相談する際には、自分が具体的にどんな方法を試みたのか、そして結果はどうだったのかという点などを詳しく伝えることが大切ですね。
そうすることによって、悩み相談を受けた上司にとっては、具体的かつ実践的なアドバイスをしやすくなります。
上司に相談すれば、上司なりにいろいろと考えてくれることが多いものです。
もしかしたら適性が合わないのかなと考えて、別の職務や担当にしてくれるかもしれませんし、指導の機会を増やしてくれることもあるかもしれませんよね。
そうしたアドバイスの一つ一つに耳を傾け、前向きに努力してみてください。
限界を超えるまで我慢してはいけない
自分自身でも一生懸命職務に取り組んでいて、上司もサポートしてくれるとなると、能力が不足していると感じながらも前向きに頑張ろうという気持ちになるものです。
前向きに努力できるうちは、それで問題ありませんよね。
しかし、心の中ではキツイと感じていたり、無理だなと思いながら取り組んだりすることは、長期的には自分自身の精神衛生上は必ずしもプラスになるとは限りません。
そのため、限界を超えてしまうまで我慢しないような線引きをする事もまた、必要な作業と言えるでしょう。
ゲーム感覚で取り組んでみよう
努力することなしに簡単に達成できるような職務は、短期的には周囲から高評価されるので気分的には良いものです。
しかし自分の成長という点では、理想的な環境ではないかもしれませんよね。
職務を全うするうえでは、ある程度のハードルの高さは必要ですし、難しいことにチャレンジすることによって自分の能力を高めることにもつながります。
そのため、もしもできるなら、ゲーム感覚で取り組むという心構えも必要ですよね。
ダメでももう一度チャンスがあると考えれば、より気軽に取り組みやすくなるのではないでしょうか。
仕事の能力不足が鬱を引き起こす
職場において自分の能力が不足しているという気持ちは、放置してもなかなか自然消滅することは少ないものです。
できるだけ早期に対処することによって、精神的なストレスが大きくならないうちに解決できるのですが、放置してしまうとやがては精神疾患を引き起こすリスクがあるので注意しましょう。
鬱病などは、初期の段階では自覚症状がないケースが多く、前向きに頑張っているつもりが精神的には大きな負荷となっていて、鬱病を引き起こしてしまうことが少なくありません。
もしも少しでも自分の精神状態が危ないなと自覚したら、ストレスを軽減できる方法やストレスを解消できる方法を探してみてください。
それでも精神的にキツイ場合には、上司に相談して職務の変更を視野に入れてもらうなどの対策がありますね。
また、もしも職業や会社自体が肌に合わないという場合には、無理に頑張り過ぎて鬱病になってしまう前に、転職をするという解決策もあります。
有給を上手に活用しよう
精神的に追い詰められている時には、気分転換することで気持ちをスッキリできることが少なくありません。
もしも年休や有休がある人は、そうした時にうまく活用してみてはいかがでしょうか。
ゴールデンウィークや年末年始などのシーズンを利用して、会社のことから頭を切り離すという方法もおすすめですね。
度合いによっては長期休暇も考慮
もしも精神的にキツイ、明らかに鬱病っぽいという場合には、病院を受診したりカウンセリングを受けたりするなどの治療が必要となります。職務に対してマイナスの印象がなければ、そのまま出社して問題ないと診断されることもあります。
しかし、職場に原因がある場合には、会社から離れることが治療の第一歩という考えの医師は多く、傷病保険を受け取りながら休暇を取るとか、退職することを勧められるケースもありますね。
もしもいきなり退職と言うことに抵抗があり、できれば元の職場に戻りたいという人は、傷病保険を受け取りながら長期休暇を取らせてもらうという方法もアリです。
職場によって長期休暇に対する考え方や規則などは異なりますが、仕事を続けたい人ならぜひ考慮したい解決策かもしれませんね。
仕事の能力不足で限界になり退職する人は多い?
能力不足と言っても、仕事によっては生まれ持っての才能が必要不可欠というものもあれば、性格によって適性が求められる職業もあります。
それに、職務によっては経験と知識が能力に結びつくことは多いので、何をもって能力不足かどうかという点は、線引きはとても難しいですよね。
しかし、職場で明らかに自分が周囲の足を引っ張っているような場合や、精神的に続けることがキツイと感じているのなら、退職を視野に入れた活動も選択肢になるでしょう。
この場合、上司などに転職活動をしている報告をする必要はありませんが、転職先でも同じ事態を引き起こさないためには、働き方や自分の特性や適性を客観的に理解した上で、できるだけ無理なく働ける職場を選ぶことをおすすめします。
もしも現在の職場より条件が良い転職先を見つけられなかった場合には、どうしたら良いのでしょうか?
その場合には、とてもつらい選択を迫られることになりますよね。
自分にとって合わない職場でそのまま続けるのか、それとも条件面を妥協して働きやすさを優先するのか、と言うことになります。
退職後に少しのんびりするのもアリ
もしも職場での自分の能力不足を痛感していて、精神的にも限界だという実感がある人は、退職後にすぐに転職先を見つけるのではなく、短期間のんびりして自分を見つめ直す時間を設けるという方法もアリかもしれませんね。
条件を満たせば、退職後に失業保険を受け取ることもできます。
金額は受け取っていた給料よりも多くはありませんが、充電期間でもいくらか受け取れると点では、大きな安心感ではないでしょうか。
まとめ
仕事の能力不足で限界を感じたときの対処法について紹介しました。
職場において自分の能力が不足しているのではないかと感じたり、限界を感じたりすることは誰でも一度や二度は経験するものです。
しかし、日常的にそうした感情を持ち続けていると、やがては精神的な負荷に耐え切れなくなって鬱病を引き起こしてしまうことがあるので注意しなければいけません。
一人で抱え込まず、自分で方法を模索したり上司に相談しながら解決策を探したり、転職も視野に入れた対策を講じたいものです。