・優秀な人は孤独になる場面が多いのはなぜ?
・優秀な人は性格に変な癖があるかも?
・優秀な人はすぐに転職するからコミュニケーションをとらないだけ?
このような疑問がありませんか?
こんにちは。転職を7回以上繰り返し、キャリアアップして成り上がってきた転職上級者です。今回は、優秀な人が孤独になる理由について解説していきますね。
優秀な人が孤独になってしまう理由を知っていますか?
職場にいる優秀な人を見てみると、孤独なんじゃないかと思える人がいると思います。
実は、仕事が優秀な人以外にも頭の賢い人も孤独になりやすいのです。
もし、あなたが孤独を感じて仕事をしているのなら、優秀な人なのかもしれません。
優秀な人や賢い人が孤独になる理由についてみていきます。
優秀な人が孤独になるのは理由がある
優秀な人は仕事が出来すぎて嫉妬されやすい
職場の優秀な人は仕事ができるので、上司や同僚から評価されます。
仕事のできない人からすると、その光景は悔しくてたまらないのです。
自分だって頑張って成果を出しているのに優秀な人の方が注目されてしまい、いつも努力や苦労が報われないと思っています。
そのため、優秀な人には近づかずに自分と同じように思っている同レベルの人たちと固まって行動するようになります。
そうなると優秀な人は、ランチとか飲み会とかには誘われることがなく、その和の中に入ることができなくなり孤独になります。
孤独に過ごすことが増えると周りにいる同僚もなんとなく近づき難い印象を受けてしまいます。
仕事が集中する人だから忙し過ぎる
優秀な人なので小さな仕事から責任のある大きな仕事まで満遍なく依頼されます。
忙しいと雑談しながら仕事をすることが難しいので、周りの同僚の雑談には参加せずに黙々と仕事を終わらせていきます。
忙しいので打ち合わせも多く、席に座っていないことも増えてしまいます。
そのため、仕事中に程よく周りの同僚とコミュニケーションをとることができないため、段々仕事中に同僚が話しかけてこなくなります。
「仕事中は雑談してくれない人」という印象を与えてしまうのです。
仕事中に雑談していた人同士はコミュニケーションをとって仲良くなっているのですが、仕事を黙々とこなしていた優秀な人は少しチームの輪から外れた孤独な立ち位置になってしまうのです。
優秀な人ほど謙虚だから謎めいていて近づき難い
優秀な人には謙虚な人が多いです。
優秀なのに謙虚だから一体何を考えているのだろう?と同僚からすると本心も見えなくて謎めいた存在に感じてしまいます。
職場なので大人の対応として建前や社交辞令という振る舞いはあるにせよ、実際のところ心の中では何を考えているのかが見えないので人間性が伝わってきません。
人によっては「心の中では俺たちのこと馬鹿にしている気がする」と思われてしまうこともあります。
人間性がわからないのでどのタイミングで何の会話をしたらいいのかわからなくなってしまい、そのうち話しかけることも面倒になり興味を持たなくなります。
優秀な人の思考に同僚がついてこれない
優秀な人の思考は普通の人とは少し見えている世界が異なります。
仕事の打ち合わせでは、考え方が経営者に近いので会話の内容が難しくなり同僚が打ち合わせについてこれなくなります。
常に優秀な人の発言が採用されて打ち合わせも主導権を握られてしまうので、同僚は打ち合わせに参加するときやビジネスアイデアを出すときはやる気が出なくなります。
やる気がなくなると徐々に仕事で関わりたいと思えなくなりますよね。
そのため、最終的には優秀な人が一人で考えて一人で最後まで仕事をするというスタイルになってしまうのです。
仕事のレベルに差がつき過ぎると孤独に仕事をすることになる可能性が高まります。
優秀な人の悩みは理解されない
優秀な人は相談したくても相談相手がみつかりません。
仕事レベルに大きく差が出てしまうと同僚や同期に相談し難く、相談したとしても解決につながるようなアドバイスをもらえません。
相談しても悩みが伝わらず相手を困らせてしまうことになります。
人は相談し合うことでお互いの人間性を理解できて安心感や共感などが出てくるものですが、相談できないために自分の考えや悩みについて相手に知ってもらうことができないのです。
上司なら相談相手になると思いますが、上司も優秀な人なので孤独です。
優秀な孤独同士が一緒にいると同僚からはさらに近寄りがたい存在になってしまいます。
出世しやすいから対等ではなくなる
優秀な人は仕事が出来て成果も出します。
成果が出るので上司から出世の推薦を受けます。
一緒に働いていれば同僚も気が付きますが、優秀な人は上司から明らかに期待されているため出世のレールに乗っているような印象を受けます。
もう自分たちとは同じ位置にはいない人なんだなと感じてしまいます。
いずれ上司になるであろう人に対してフレンドリーには接しずらいし、仕事を一生懸命して今からアピールしておいたほうがいいのではないかと思ってしまいます。
そのように思い始めた時点で同僚は無意識に対等ではない考えや行動をしています。
賢い人は孤独で孤立しやすい傾向にある
頭が良すぎる人は孤独になるほど個性が強い
頭が良すぎる人は個性が強いので周りの同僚からは接し難く感じてしまいます。
一緒にいても頭の回転が速いので会話のテンポが速くなります。
じっくり会話をしたい人にとっては結論が速く出過ぎるので、もっと共感してほしいことがあっても話をきいてもらえないうちに会話が終わってしまいます。
頭が良いので二つ三つ先の未来を予測した話をすることがあります。
大抵のことは予測通りに当たってしまうので一緒にいても答えを知ってしまうような気がしてつまらなくなります。
頭が良いので自分に自信を持っているし、あまり周りの人の気持ちには気づかない人が多いような気がします。
一緒に行動すると疲れてしまうような個性を持っているということです。
そのため、他の居心地の良い同僚の方に行ってしまうので孤独になっていくのです。
頭が良すぎる人は怖いと思われる
頭が良すぎる人の中には知識が豊富で何でも知っている人がいます。
知りすぎているからなのか相手が予想もしないことを言うこともあります。
雰囲気や態度を見て判断しているのかわかりませんが、言わないとわからないようなことも相手の頭の中を見透かしたかのように言うことがあります。
相手からするとなんでわかるのだろうと怖くなってしまうのです。
おそらく観察力があって人それぞれの感情により出る表情など癖を見抜くことができるのではないでしょうか。
賢い人は人の意見に合わせない
賢い人は人の意見をきかない人が多いです。
普段から誰かに頼る場面も少ないし、全てを自分で何とかしてきているので誰かの意見を受け入れることに意味を感じないのだと思います。
周りの人達の意見が一致していても流されることなく、納得ができなければ一人でも意見を貫こうとします。
大抵の場合は賢い人の意見の方が合理的だったりするので正しいと判断される場合もありますが、人の気持ちを考慮した意見を言えない場合は周りの人からは嫌われてしまうので孤立しやすくなります。
賢いけれども人の気持ちがわからないと孤独になってしまいます。
孤独や孤立は悪いことではない
優秀であるかどうかは関係なく、孤独や孤立は考え方次第では悪いことではないのです。
職場だと和を乱さないようにする人たちが多い中で、しっかりと自分を意見を持って発言できる行動力は評価に値することです。
集団の意見が間違っていることもあるし一人の意見を尊重しない人たちの方が問題なのです。
これができない人達は優秀と言われることもないし、将来的に出世して管理職に就いている人も見かけません。
社長になるような人は優秀な人が多いので会社員時代は同僚と意見が合わずに苦労したのではないでしょうか。
他の人に差をつけるなら、自分の意見をしっかり持ったうえで孤独になりましょう。
優秀な人や賢い人ほど転職していく
会社で優秀な人も初めは凡人だったと思います。
働きながら人よりもスキルアップに時間を費やして社内で優秀になっていったのだと思います。
今の会社である程度上り詰めてしまうと優秀な人にとってはこれ以上の成長が望めません。
そのため、次のステージに進むために前向きな転職をしていきます。
賢い人も会社の状況や今後の自分のキャリアのために今の会社ではどうにもならないと思えば、今よりも自分を成長させられる良い会社に転職していきます。
転職せずに残り続ける社員がダメということはありませんが、多くの人はいつも優秀な社員に寄り掛かって働いているように思います。
きっと、優秀な社員が辞めてしまった後に苦労していると思いますよ。
まとめ
優秀な人が孤独になる理由や賢い人が孤独になる理由について紹介しました。
優秀が故に他の人と能力差がついてしまい対等に接してもらえなくなるのだと思います。
今働いている会社で嫌われているわけでもないのに対等に接してもらえない場合は、あなたが職場で優秀な社員になりつつあるのかもしれません。