・自分だけ仕事で暇な時間ができてしまう
・仕事が暇なときの過ごし方が分からず苦痛を感じる
・仕事が暇すぎるから会社を辞めようか迷っている
このような悩みや不安を抱えていませんか?
こんにちは。転職を7回以上繰り返し、キャリアアップして成り上がってきた転職上級者です。今回は、仕事が暇なときにすべきことについて解説していきますね。
仕事で暇な時間が多いと何をして過ごせばいいのかわかりませんよね。
周りは仕事で忙しいのに自分だけ仕事が暇だと周りの人からの視線も気になるし、先に帰るのも気まずいですよね。
実は、多くの人が仕事で暇な時間ができてしまい困っているのです。
あなただけが困っているわけではないのです。
だから、あなたの周りの同僚も仕事が暇なときは理解を示してくれる可能性が高いのです。
だからといって、立ち振る舞いを間違えてしまうと上司に怒られたり評価を下げられてしまうこともあるので注意が必要です。
この記事では、雇用形態別に仕事で暇なときにどのように過ごせばよいのかを紹介しています。
参考にすることで正社員や契約社員、派遣などの立場に応じて、上司に怒られないような暇なときの過ごし方を知ることができますよ。
仕事の暇な時期って何が原因でその状況になるの?
なぜ、仕事が暇な時期が発生してしまうのでしょうか?
まじめな人ほど、仕事の暇な時期や時間が発生してしまうと自分の責任なのではないかと思うことがありますよね。
本当に自分の責任なのでしょうか?
もし、会社が原因により発生した暇であれば、正々堂々とその時間を活用したら良いです。
自分を責める前に仕事が暇になってしまう原因が何かを考えてみましょう!
- サービスの特性上、繁忙期や閑散期がどうしてもある。
- 会社自体が手作業を伴わない効率の良い運用の仕組みができている。
- 営業力が不安定で仕事に波が出てしまう。
- マネジメントしている人が仕事を上手くコントロール出来ていない。
会社の取り扱っている商品やサービスが季節の影響があり繁忙期と閑散期がどうしても発生してしまう場合はどうにもなりません。
自分だけでなく、社内の他の人も暇な状況になっていると考えられます。
会社としてサービス運用の仕組みがシステマティックに整備されている場合は、人の手作業が発生しにくい状況になっていることが考えられます。
会社として落ち着いて働ける環境が整っているとも考えられるので、仕事が暇で人目を気にすることはありません。
会社に営業力がないために会社の仕事量に波がある場合はあまりよくないですね。
おそらく業績も不安定なので、そのような状況で仕事が暇だとクビになってしまうのではないかという不安も出てきて辛いと思います。
あなた自身が営業という立場にいなければ、これは会社の責任と考えてよいでしょう。
管理職やリーダーのように頭を使い事業戦略を練り、部下をマネジメントすることを仕事としている立場にある人は比較的仕事で暇になることはありません。
しかし、仕事を生み出し部下に仕事を与え会社に貢献する立場にあるので、仕事の振り方やタイミングが下手な上司であれば、一時的にでも仕事が無くて暇な時間が発生してしまう可能性があります。
これらは全て会社や上司の責任にあたる部分ではないでしょうか。
- スキル不足で仕事を任せてもらえない。(スピートが遅い、ミスが多いなど)
- 自分から仕事をもらいに行く姿勢や行動力が足りない。
- 役職についていないので作業者として働いている。
最近自分だけが何となく暇なんじゃないかと思ったときは、スキル不足を疑ってみましょう。
仕事を依頼する側からすると、期限内にミスなく品質の良いアウトプットを出してくれる人に仕事を依頼したくなるものです。
なぜか仕事量が減ってきたと感じたら、今一度自分の仕事の取り組み方や品質を見つめなおしてみてもよいでしょう。
職場によっては、仕事は自分から取りに行くものという考えのところもあります。
この場合は仕事はあるので、自分から積極的に仕事をくださいと上司に声をかけたり、周りの仲間のサポートを申し出ることで解消できる可能性があります。
その他考えられることは、仕事が無くて暇な人は頭を使った仕事をする役職者ではなく、役職者が決めたことを遂行する作業である場合が多いです。
自分ではどうにもならないと思ってしまいますが、今よりもっと効率的に業務を行う方法を考えたり、マニュアル作成したりなど自分で仕事を作っていくことはできるかもしれません。
- 少なからず会社が原因で仕事が暇になることはある。
- 自分自身で積極的に業務に取り組めば仕事を生み出すこともできる。
仕事の暇なときでも前向きな気持ちで過ごすことが大事
会社が原因だとしても仕事の暇な時に前向きに頑張る気持ちがあれば、必ず将来の自分にプラスになります。
もしかしたら、仕事が暇なことは前向きに考えればチャンスかもしれません。
仕事が多忙な場合はじっくり考えることができなかったことをしっかり振り返って考える時間が取れたり、まとめきれいなかったデータの整理など一度仕切り直すこともできます。
今後のキャリアを見つめなおしたりする時間としても使えるので、明確にキャリアビジョンがあるのなら、上司の人に相談の時間をもらってキャリア相談をする時間に充てるのも前向きな気持ちの表れとなります。
暇だから辛いとか辞めたいと思う人は、他人に依存している可能性が高いので自分で暇する環境は作らないようにする気持ちを持つことが大事です。
仕事の暇な時に上司に怒られない暇つぶし方法!
役職についている上司が暇になるというよりは、その下についている部下の立場の人が仕事が暇になると思いますので、部下の立場で上司に怒られない暇つぶし方法を考えてみたいと思います。
暇な環境で上司に怒られないようにするためには、チームや部署、会社に対して貢献につながるような暇つぶしをすると良いと思います。
まず、やってはいけないこと!
- パソコンやスマホでネットサーフィンをする。
- スマホゲームやネットショッピングをする。
- 副業などの個人の仕事をする。
仕事が暇だからといって、何でもして良いというわけではありません。
ばれないと思って暇つぶしにネットサーフィンや個人的な副業を会社のPCでやっている人がいますが、会社のサーバー管理者にはバレバレです。
誰がどのサイトを見ていたのかはしっかりログがとられていることが多いです。
仕事が暇だということは会社としては無駄な人件費は必要ないので、ばれるとクビになってしまう可能性があるので気を付けましょう。
会社にもよりますが、上司に怒られなさそうな暇つぶし方法を見てみましょう!
- 通常業務の勉強をする。
- 通常業務の改善箇所を洗い出しブラッシュアップする。
- 業務や今後のキャリアに役立つ資格取得勉強をする。
仕事の暇をつぶす方法として最初に思い浮かぶのは、自分が担当している業務関連のことです。
仕事に関連したことであれば、業務の延長として捉えてもらえることができるので、仕事が暇だから勉強していますと言っても怒られないような暇なときの言い方になるでしょう。
普段している仕事って皆さん完璧にこなしていますか?
おそらく、自信を以て「はい!」と言える人は少ないと思います。
仕事が暇な時こそ、普段の仕事で理解が出来ていないところや足りていないスキルを補うのに適しています。
また、携わっている仕事の改善点を洗い出し、チームの仲間と対応策を話し合いを行うなども積極的な姿勢は上司や会社に評価される行動になりそうです。
会社によって許されるところであれば、業務に関する資格取得の勉強をするのも良いでしょう。
キャリアアップとして必要になったり、昇進に役立つ場合もあるかと思います。
暇をつぶすときの姿勢は、業務の勉強や資格取得であろうと会社にとって貢献するものであることが望ましいです。
資格取得した場合は勉強会を開いたり、後輩の育成に取り組んだりなど会社にとってプラスになる行動が仕事が暇な時間をチャンスに変えていくことになります。
- 会社にとってプラスになるアウトプットを出すと評価も良くなりそう。
- 仕事が暇な時間はスキルアップをするチャンス!
雇用形態や立場によって仕事の暇なときの過ごし方を考えよう!
代表的なものになりますが、それぞれの立場で暇な時の過ごし方を考えてみたいと思います。
仕事が暇な正社員・契約社員の過ごし方
正社員の場合も契約社員の場合も暇な場合は、まず自分が担当している業務について見直してみましょう。
作業のスピードや提出している書類の質など見直せる仕事は沢山あると思います。
業務の苦手な部分を洗い出していつまでにできるようにするのか目標を立てるのも良いですね。
また、立場によっては派遣の人やアルバイトの人に作業指示をすることもあるかもしれません。
仕事が暇な時間に業務の流れなどを見直してブラッシュアップしておくと普段の業務の質が上がります。
仕事が忙しい時に頭ではわかっていても取り組めていないことを仕事が暇な時を利用してやってしまいましょう!
仕事が暇な派遣の過ごし方
派遣の人は契約条件にもよりますが、基本的に派遣先の社員の人から予め決められた指示された業務を遂行することになります。
そのため、仕事が暇になってしまった場合は派遣の人には責任がないのでどうしようもないという状況はあると思います。
ですが、このような状況の時に前向きに行動できるかどうかで今後の立場が変わってきます。
派遣場合だと3年以上同じ会社で働くことができません。
しかし、3年後に直接雇用をしてもらうことが出来れば継続して安定した雇用を手にすることが可能になります。
もしくは、別の部署に派遣し直してもらうことで安定した雇用を手にすることができます。
派遣であるからといって指示待ち人間でいると「価値」を感じてもらいにくいので、仕事が暇な時こそ積極的に仕事の幅を広げるような行動が大事です。
具体的には契約外の仕事であっても同じチームの人の仕事を手伝うなど。
できる仕事の幅が広がれば必要性を感じてもらい、直接雇用を推薦してくれる社員の人が出てくるかもしれません。
仕事が暇な業務委託の過ごし方
業務委託の場合は、請け負った仕事が決まっているので、業務を進めるのに必要な材料や情報が揃うまでは暇なタイミングがあるかもしれません。
どうしても暇なときは雇用主側の会社が持っていないノウハウなどがあれば紹介して次の発注をしてもらえるような営業活動をするのもよいかもしれません。
特に同じチームで働く若手に研修など開講してくれると業績アップの底上げにつながっていくので雇用主は喜びます。
自分が持っているスキルというのは他人には伝わりきらないことが多いので、「こんなこともできるの?!」なんていう場面もあると思います。
伝えていたつもりでも伝わっていないこともありチャンスを逃すこともあるので、貢献できそうなことをプレゼンして改めて所有スキルを共有する時間にしても良いと思います。
仕事が暇な管理職(部長・課長レベル)の過ごし方
管理職という立場上、自らが仕事を生みだし部下に仕事を与えて事業に貢献しなければなりません。
戦略を練るフェーズが終わり、部下が作業するようなフェーズになると暇になるかもしれません。
ですが、部下がスムーズに業務を遂行できるように支援するのも上司の役割です。
業務が遅延してしていないか確認したり、困っていることがないか日々報告を受けたりすることで完全な暇はなくなるでしょう。
まとまった時間で暇になってしまったときは、新しい事業アイデアを模索したり、人間関係でうまくいっていない人たちの修復を行ったり、部下のキャリア相談を受けるなど、役職者だからこそできる動きがをしてみても良いでしょう。
仕事が暇な営業の過ごし方
営業という立場で暇になってしまうのは社内からの印象はよくないでしょう。
営業が仕事を受注してこなければ、内勤の人たちの仕事がなくなってしまうので責任は大きいと考えられます。
暇をつぶすというよりは暇にならないようにどのように業務に取り組むのかを考え直したほうが良い過ごし方かもしれないです。
営業活動は新規のアポやカスタマーサポート、提案資料作成、顧客管理など探せばやることは沢山あります。
自分の営業目標を達成してしまっている場合でも、周りの人のサポート回るなど立場にふさわしい暇な時間の過ごし方を考えたいところです。
仕事が暇な新人の過ごし方
新人といっても新卒や第二新卒であれば、わからないことだらけではありますが、積極的に先輩社員の人に仕事を手伝わせてもらうように声をかけましょう。
沢山メモした内容を整理しておくのもよいですし、受電を積極的にするもの先輩社員の助けになるので喜ばれる行動の1つです。
僕も社会人は何年も経ちますが、座って待っているだけの人よりも積極的に行動している人の方が先輩社員からも可愛がられますし、スキルが身につくスピードが速いと感じますね。
新卒や第二新卒ではなく中途で転職をしてきた場合も積極的に業務を覚えるための時間に使いましょう。
中途入社の場合は期待されている役割があると思うので、役割に見合った動きをすることは大事です。
まずは関係者の名前と顔を覚える。そして業務の強みや弱みを把握するなどこれから経験を生かすための環境整備に仕事が暇な時間は費やすと良いかもしれません。
- 雇用形態や立場によって暇のつぶし方は全く違う。
- 仕事が暇だからといって遊んだり怠けるような暇つぶしはNG。
仕事が暇でうつになりそうなほどつらい場合は転職も視野にいれよう!
どうしても今の職場では前向きに過ごせない場合は、転職を視野に入れましょう。
大きく体調を崩してしまうと、この先のキャリアに悪影響を及ぼす可能性が出てしまうので、まだ前向きな気持ちがあるのなら、暇な時間を活用して転職活動を始めていきましょう。
仕事が暇だという理由は転職においては採用担当者の受け取り方次第で不利に働くこともあるので、暇なときにどのように前向きに取り組んだのかをまとめておくとよいですよ。
まとめ
仕事が暇でつらい時間にした方が良いことや前向きに過ごす方法について解説しました。
雇用形態や職種によっても暇のつぶし方は変わってきますが、大事なのは暇な時間をどうやって遊ぶかではなく、今後のキャリアを見据えて有効活用できるかです。
単純作業であればAIにも仕事を奪われてきている時代です。
遊んでばかりいて職を失うようなことがあったら最悪ですね。
仕事が暇でも前向きにすごしましょう!