妊娠初期で立ち仕事や力仕事は大丈夫?気を付けたい症状にはどんなものがある?

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妊娠初期で立ち仕事や力仕事は大丈夫?気を付けたい症状にはどんなものがある?
会社員

・妊娠初期の立ち仕事で気を付けることがわからない
・妊娠初期でやってはいけない仕事がわからない
・妊娠初期の立ち仕事で万が一の対応がわからない

このような悩みや不安を抱えていませんか?

やす先輩

こんにちは。転職を7回以上繰り返し、キャリアアップして成り上がってきた転職上級者です。今回は、妊娠初期の立ち仕事や力仕事で気を付けたい症状について解説していきますね。

妊娠初期には、お腹がまだ膨らんでいないため、出血や腹痛、腰痛などの異常がなければ通常通りの生活をして問題はありません。

しかし、立ち仕事や力仕事をしている人にとっては、いつまでそうした仕事を続けて平気なのか、とても気になるところですよね。

妊娠すると、初期でも立ちっぱなしの仕事や重たい荷物を運ぶような仕事はやめたほうが良いと言われています。

この記事では、その理由をご紹介するとともに、具体的にいつまで仕事を続けられるのか、また注意したいサインなどを紹介していきます。

目次

妊娠初期に立ち仕事・力仕事がいけない理由

立ち仕事や力仕事と言っても、妊婦さんによってそれまでのライフスタイルが大きく異なりますし、妊娠の経過によっても気を付けなければいけない度合いが違うため、必ずしもこうした仕事をしていた人は妊娠したら初期でも辞めなければいけないということはありません。

妊娠の初期において、立ち仕事がどんな風に妊娠にマイナスの影響を与えるリスクがあるのかを理解しておけば、仕事を続けながらどんな点に気を付けて働けばよいのかが分かるので、大きな安心感につながりますよね。

妊娠初期は、流産のリスクが高い時期です。

立ち仕事をしているから必ずしも流産のリスクが上がるというわけではありませんけれど、切迫流産の妊婦さんにとっては、立ち仕事はNGです。

ただし、切迫流産の妊婦さんは自宅もしくは病院で絶対安静にしなければいけないので、デスクワークでも基本的には出社はNGですよね。

そう考えると、立ち仕事だけが流産リスクを高めるのではなくて、切迫流産の妊婦さんは基本的にはどんな仕事でもNGだと言えますよね。

どうして立ち仕事や力仕事がいけないのか

立ち仕事や力仕事は、身体的にデスクワークをする人よりも毎日疲れやすいですよね。

妊娠すると、そうしたお仕事をしていなくても、つわりなどによってさらに疲れやすくなったり、だるくて仕事に集中できないという事があります。

もともと疲れやすいお仕事をしている人なら、妊娠したことでさらに疲れやすくなってしまうわけですよね。

これまで立ち仕事や力仕事をしていなかった人が、妊娠の初期から新たに立ち仕事や力仕事を始めるというのは、心身の疲れの度合いを考えてもあまり賢い選択ではありませんよね。

でもこれまでずっと同じ仕事をしてきたという人なら、妊娠したという理由だけで仕事を今すぐに辞める必要はありません。

こんなサインは要注意

どんな仕事に従事している妊婦さんでも、もしも不正出血があったり、腰痛があったり、また生理痛のような腹痛がある場合には、もしかしたらそれは切迫流産のサインかもしれません。

そのため、そうした症状があって続く場合には、速やかに産婦人科を受診して、適切な指示を仰いでくださいね。

一般的には、切迫流産の場合には度合いがひどくなければ自宅で安静にするようにと指示があり、度合いがひどくなると入院して絶対安静となります。

どちらの場合でも大切なのは、ベッドに寝たきりでいる事なので、自宅で安静にする場合でも、家事などはすべてパートナーに丸投げして、自分は切迫流産から脱却するまでは寝たきりの絶対安静に専念してくださいね。

妊娠初期の立ち仕事や力仕事で気を付けたいこと

妊娠初期にこれまでと同じ仕事を続けることは、妊娠が健康に経過している人なら問題はありません。

もちろん、妊娠が進んでお腹が大きくなってくれば、荷物を運搬するようなお腹に力がかかる仕事は考え直したほうが良いでしょう。

しかし、お腹がまだ大きくない妊娠の初期なら、切迫流産の兆候が起こっていない限りは妊娠前の仕事を続けてもOKです。

ただし、妊娠しているということで、いくつか注意したい点があります。

まず、体を冷やさないようにすること、疲れすぎないようにすること、そして万が一の時にはかかりつけの医師や連絡先を周囲に伝えておく事です。

体を冷やさないために着圧ソックスを活用

妊娠の初期には、着圧ソックスが大活躍してくれます。

妊娠すると体内の血液量が増えますし、骨盤がずれたりして下半身はむくみやすくなってしまうものですよね。

立ち仕事や力仕事をしている人は特に、下半身がむくみやすくなるので、注意してくださいね。

冷えを防止するという目的、そしてむくみ防止という点において、着圧ソックスは妊娠の初期に大活躍してくれるアイテムです。

普段はストッキングを着用しているという人でも、妊娠中には着圧ソックスを履いて、むくみと冷えと予防してくださいね。

足の体操もオススメ

お腹がそれほど大きくない妊娠の初期でも、体内の環境は確実に変わっています。

そのため、普段よりもむくみやすくなったり、少し動いただけでもだるいと感じるかもしれません。

だるさを解消するには昼寝や横になるという方法が効果的ですが、むくみを解消するためには、足の体操も大きな効果が期待できますよね。

特に立ち仕事や力仕事の人は、即効性があって服の上からでもさっとできる足の体操は、ぜひ何種類か知っておきたいですね。

妊娠初期の立ち仕事がつらい、どうしたら良い?

妊娠前はそれほど辛くなかったのに、妊娠したらつらくなったという妊婦さんはたくさんいます。

その場合には、我慢せずにぜひ上司に相談してみてはいかがでしょうか。

妊娠中のつらさは、一生続くわけではなく、一時的なものです。

長時間の立ち仕事がつらければ、時短な働き方をお願いするとか、妊娠中だけはデスクワークのように座ってできる職務に変えてもらうなど、職場によってはフレキシブルに対応してくれます。

妊婦さんのつらさとかだるさは、妊婦さんにしか分からないものですし、感じ方は妊婦さんでも人それぞれなので、口に出さなければ分かってもらえないことは少なくありません。

ダメ元だと思って、我慢せずに相談してみてくださいね。

自宅でのケアも大切

普段のお仕事が立ち仕事という妊婦さんは、仕事中には身体的にハードなお仕事をしているわけですから、仕事をしていない時ぐらいは、できるだけ体を休めてあげましょう。

妊娠の初期には、それまでと比べて体は疲れやすくなりますし、心身共に負担が大きくなると、切迫流産のリスクが高くなってしまいます。

切迫流産になっては一定期間のお休みを余儀なくされるので、そうならないように普段から、時間を見つけて体をリラックスさせてのんびりいたわる習慣をつけることをおすすめします。

具体的には、お風呂の湯船につかってホッと一息つくとか、お風呂の中で足のマッサージをするのも効果的ですよね。

また、足のむくみ防止のために、座っている時や横になっている時には足を少し高い場所に置くという方法もおすすめです。

休憩中にはできるだけ座ろう

妊娠前からずっと立ち仕事や力仕事をしていて、ほとんど疲れを感じないという人でも、妊娠が経過すればするほどお腹が大きくなって疲れやすくなりますよね。

そうすると、お仕事をそのまま継続することが難しくなるかもしれません。

そうなったときには上司に相談したり働き方を見直すなどの対処をすれば良いのですが、大好きなお仕事を少しでも長く続けるためには、時間を見つけてできるだけ座るという工夫も効果的です。

もしも職場に休憩できる場所があるのなら、自分専用の椅子を置いておき、休憩時間には必ず座るように心がけても良いですよね。

ソファなど限られたスペースは先輩たちが使うという場合でも、自分専用に折り畳み式の椅子を置いておけば、妊娠中だけは気兼ねなく利用させてもらえます。

母性健康管理指導時効連絡カードを使う

立ち仕事や力仕事を続けることが辛いという妊婦さんの中には、なかなか上司に相談できないという人や、相談したけれど無理と言われた、ということがあるかもしれません。

その場合には、かかりつけの医師に相談した上で、母子手帳についている母性健康管理指導時効連絡カードというものを使うという方法があります。

これは、医師に記入してもらうことができるカードなのですが、その妊婦さんの健康状態を医師の立場で伝えてもらうという趣旨のものです。

例えば、妊娠の初期で立ちっぱなしはつらいので、デスクワークが適しているでしょう、と医師が記入すれば、職場はその記載に応じた措置をとる義務があるわけですね。

このカードを使ったから職場での立場が悪くなるとか、いづらくなると言ったことはないので、気軽に利用している妊婦さんもたくさんいます。

万が一の連絡先も周囲に教えておこう

妊娠の初期には、ツラいと感じながらも仕事を頑張ることは、決して最善の選択とは言えないことがあります。

しかし、職場の雰囲気でなかなかのんびりさせてもらえないという場合には、頑張り過ぎてしまうことがあるかもしれませんよね。

そんな時には、万が一、職場で気分が悪くなってしまった場合を考えて、緊急の連絡先やかかりつけの病院の連絡先などを、周囲に伝えておくことが必要です。

働き方を見直すことも大切

立ち仕事や、力仕事は、妊娠している女性でなくてもキツイお仕事です。

妊娠中はなおさらのこと、体内環境が変化するわけですから、長時間立っているだけでも辛くなってしまうことはあるかもしれませんよね。

もしも、仕事を続けることがつらいという場合には、長期間のお休みをもらうことを検討しても良いかもしれませんし、出産後の働き方を考え直すという方法もアリではないでしょうか。

まとめ

妊娠初期で立ち仕事や力仕事について紹介しました。

妊娠初期は、流産のリスクが高い時期です。

立ちっぱなしのお仕事や力を使うお仕事をしていれば流産のリスクが高まるということはありませんが、もしも仕事を続けるうえで、腰痛や腹痛がでてきたり、不正出血があったり、またお腹が張るような感覚がある時には、上司に相談して働き方を改善する必要があります。

もしも切迫流産の場合には、どんな仕事かに関係なく、流産リスクがなくなるまでは自宅もしくは病院での絶対安静が必要となるので、普段からそうしたサインを見逃さないようにしたいですね。

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