・女性の多い職場に転職しようか迷っている
・女性の多い職場に男性が溶け込めるか不安
・女性の多い職場でコミュニケーションがとれない
このような悩みや不安を抱えていませんか?
こんにちは。転職を7回以上繰り返し、キャリアアップして成り上がってきた転職上級者です。今回は、女性の多い職場で気をつけることについて解説していきますね。
職場ではそれぞれ、老若男女たくさんの社員が働いていますよね。
働く場所によっては、男性の方が多いとか女性の方が多いということはありますけれど、女性が圧倒的に多い職場というのも中にはあるものです。
女性ばかりの職場だと、男女のバランスが取れている場所と比べると、精神的に疲れると感じる人は多いですし、ストレスゆえの退職率も高くなる傾向にあります。
ここでは、女性が多い仕事場における特徴や、上手く乗り越えるための方法などをご紹介します。
女性の多い職場は疲れやすい
職場によっては、男性がほとんどおらずに女性ばかりということがあります。
男性がいてもごくわずかという職場では、男性社員と女性社員の割合が同じぐらいの場合と比べると、とても偏った特徴がいくつかあります。
1つ目の特徴には、女性が多い職場には必ずと言っていいほどお局様的な存在の女帝が君臨しているという点です。
女性は男性よりも群れでいることを好むため、社内でもグループや派閥ができていることは珍しくありません。
2つ目の特徴は、いじめや無視など陰湿な言動が起こりやすいという点があります。
異性の目を意識しなくてよい環境にいるためでしょうか、陰湿ないじめが起こりやすく、新参者や職場の雰囲気に馴染めない人等は、そうした環境にいるだけで疲れると感じますし、ターゲットにされるリスクもあります。
3つ目の特徴は、無駄話が多いという点が挙げられます。
女性はとかくおしゃべりが大好きなので、社内でも仕事をせずにおしゃべりに花を咲かせる人がいたりしますし、女性ばかりの仕事場だと、それを注意する人が少なく、仕事のしわ寄せが一部の人にだけ降りかかるという事態が起こりかねません。
周囲が女性ばかりだと疲れる
周囲が女性ばかりという環境について、疲れるとかストレスだと感じる人もいれば、多くの人が同じ条件や環境で働くので嬉しいと感じる人もいます。
どう感じるかは、自分が置かれている環境によって大きく変わりますね。
例えば、子供を保育園に預けながら働くママさんが多い社内なら、子供が体調を崩して仕事を休まなければいけない時でも、理解を得やすいというメリットが期待できますよね。
男性が多い職場だと、「また休むの?この間も休んだよね?」なんて嫌みを言われてしまうかもしれません。
コミュニケーション能力は大切
女性が多い環境で働くということは、同性とのコミュニケーション能力がとても重要ですよね。
同性同士だとマウンティングとか嫉妬によるいじめ、無視などが起こりやすいので、そういう環境には絶対に関わりたくないという人は、女性ばかりの職場はとても疲れるかもしれません。
そのため、できれば避けたほうが良いかもしれませんね。
女性の多い職場にはどんな仕事がある?
社内で働く社員が女性ばかりという職場には、いろいろな業種や職種があります。
例えば、病院で働く看護師というお仕事は、近年では男性も増えてはいるものの、全体の90%以上は女性で構成されています。
また、ママさんを積極的に採用しているお仕事や、女性にとって働きやすい職場や職種は、働く側にとっては魅力的なので、女性が多くなる傾向にあります。
職場を選ぶ際には、どんな所だと女性が多いのかを、就業条件や福利厚生などから予測することもできますよね。
子供の学校や保育園の時間に合わせてフレキシブルに働ける会社とか、短時間でOKの会社などはママさんが多く働いていることが多いですし、残業ナシの会社とかマイペースで自由に働ける社風をうたっているところなどもまた、女性社員の割合は高くなる傾向にありますね。
女性の割合で疲れるわけではない
女性が多い職場だからと言って、必ずしもストレスレベルが高くて疲れるとか、働きづらいというわけではありません。
しかし、女性ばかりが集まった時に起こるトラブルのリスクは、男性社員と女性社員の割合が同じぐらいの職場と比べると高いという点は、理解しておくと良いでしょう。
女性の割合が高くても、社員同士が程よい距離を取りながら和気あいあいと働ける職場もたくさんあります。
職場選びの際には、ノルマとか報酬制のように、社員同士がギスギスした関係になりやすい制度を導入しているようなところは避けて、男性女性問わずに魅力的な待遇の会社を選ぶのが、失敗しないコツかもしれませんね。
女性ばかりの職場には良いところもある
女性が多い職場で、管理職もママさん経験者だったりすると、育児と仕事の両立をサポートしてくれる雰囲気や環境が整備されている所も多くあります。
子育てと仕事の両立がどれだけ大変か分かっている人ばかりの職場は、休みを取りやすい制度が確立されていたり、休むことに罪悪感を持つことがない働き方ができるシステムになっているなど、いろいろ工夫されていたりしますね。
女性の多い職場で気をつけることは?
女性ばかりが働く職場では、気を付けたほうが自分の働く環境にもプラスとなることがいくつかあります。
例えば1つ目に、他の人のゴシップや悪口は禁物です。
冗談のつもりで発言しても、話しに尾ひれがついて全く意図とは異なる内容に変身して当人の耳に入る可能性はかなり高いです。
そうなると、社内における自分の居場所がなくなってしまうかもしれませんよね。
2つ目には、自慢話をしないという点です。
女性には嫉妬やマウンティングを好む人が多いので、自慢をしたつもりでなくても、ちょっとしたおしゃべりが自慢話だと取られてしまい、いじめのターゲットにされることがあります。
人がうらやましいなと思うようなことはできるだけ話さないようにしたり、ブランドものを身に着けることを避けて、目立たないように意識することも大切ですね。
3つ目には、女であることを前面に出さないという点があります。
これは、あざといとかモテようとしている、なんて陰口をたたかれる原因になるので注意しましょう。
出勤時の服もできれば露出を避けたものが良いですし、メイクもファッションもセクシー系は辞めて、ナチュラル系が無難ですね。
グループや派閥には入ったほうが良いの?
女性ばかりの職場には、とかく派閥やグループなどがあります。
意識してどこかに所属しようと考える必要はありませんけれど、もしも仲が良い同僚がいれば、特定の人と仲良くすることは悪いことではありませんよね。
ただしその場合にも、他人の悪口を言ったりゴシップを話すなどはNGですし、くっつきすぎると疲れる原因となるので注意しましょう。
程よい距離感は大切にする
どの職場においても、特定の人と近くなりすぎるのは、長期的には自分にとってプラスになることは少ないですよね。
女性ばかりの職場では特に、誰に対しても程よい距離感を保つように心がけると良いでしょう。
あまり距離を取り過ぎていても、お高く留まっているとか何様のつもりだ、なんて陰口を叩かれかねませんし、慣れ慣れしすぎるのもNGです。
女性の多い職場は男性にとって働きやすい?
女性ばかりの職場の中にも、男性が働いていることはあります。
女性に囲まれて働く男性は、労働環境という点では働きやすいのでしょうか。
検討している転職先が女性ばかりという男性にとっては、とても気になる部分ですよね。
まず、女性ばかりの職場だと、先輩や上司が女性ということもあるでしょう。
この場合、感情的な叱責をされたりすることは多いようですね。
女性は感情的になりやすい人が多いので、感情をそのまま相手にぶつけてしまうのかもしれません。
女性ばかりの環境に男性がいると、男性はとても肩身が狭い思いをする事が多いと感じるようですね。
例えば平気で目の前で着替えをしたり、生理の話をするなど、男性にとっては不快なことや信じられないことが目の前で起こるリスクがあります。
感情的になりやすいたくさんの女性を上手くまとめられるスキルと経験がある男性なら、女性ばかりの職場でもやりづらいとは思わないかもしれませんし、女性社員からかなりモテモテという可能性もあります。
しかし、そうしたスキルと経験がない男性は、男性が多い職場の方が働きやすいと感じるようです。
女性ばかりの職場では女性は強い
女性ばかりで男性が少数派の職場では、女性はとても強くなりますし、サバサバしている人もたくさんいます。
そのため、環境に慣れれば女性ばかりでもそれほど苦痛を感じることなく働きやすいという人もいるものです。
そうした環境で女性から叱責を受けながら働き続けると、必然的に女性に対しての耐性が高くなるというメリットはありますね。
結婚している人やこれからする人にとっては、パートナーに感情的になられても、それほど怒りがわいてこなくなるかもしれません。
同性の同僚は少なくなる
男性が少ない職場だと、必然的に仕事帰りに一杯ひっかけるような同僚は少なくなりますよね。
特に自分は独身で他の男性社員が既婚者だったりすると、アフターファイブが全く楽しくないという事態にもなりかねません。
仕事帰りに同僚と居酒屋に行くことを夢見ている男性は、女性ばかりの職場は避けたほうが良いかもしれませんね。
まとめ
女性の多い職場は疲れることや女性の多い職場で気をつけることについて紹介しました。
女性ばかりの職場は、男性社員と女性社員とのバランスが良い職場と比べると、様々な特徴があります。
そうした環境で精神的に疲れることなく上手く働くためには、口は災いの元になることを意識したり、あざといと言われないように振る舞いに注意することが大切ですね。
女性ばかりの職場で働く男性社員は、女性に対する耐性ができるというメリットがあるものの、感情的な女性から叱責されるなどのデメリットもあります。
メリットとデメリットを理解した上で働くことが、失敗しないためのポイントかもしれません。
今すでに女性が多い職場で苦労しているようなら、自分ではどうにもできない環境ゆえに疲れてしまうより、転職により環境を変えて心機一転、新たな挑戦をするというのもよいかもしれませんね。