
40代半ば、転職10回の管理職。上場もベンチャーもブラックも経験してきました。失敗も学びも交えながら、キャリアや働き方に悩むあなたへ“現実的な解決策”を届けます。
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「セルフスターター」って、求人でよく見るけど実際どういう人のこと?
面接で「あなたはセルフスターターですか?」と聞かれて、返答に困った経験がある人も多いと思います。
僕も転職を繰り返していた頃、「セルフスターター型の人材がほしい」と言われながら、当時は正直ピンときていませんでした。ですが、キャリアを重ねるうちに――“自分で考えて動ける人”こそ、どんな職場でも重宝されると痛感したんです。
この記事では、セルフスターターの意味・特徴・向いている仕事・自己PRでの伝え方を、転職10回の僕がリアルな経験を交えて解説します。
診断やタイプ別の考え方も触れながら、「自分はセルフスターターなのか?」を見つめ直すヒントにしてもらえたら嬉しいです。
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そもそも「セルフスターター」とは?意味とビジネスでの使われ方
「セルフスターター」って言葉、最近ほんとによく見かけますよね。
求人票でも「セルフスターターな人歓迎」「セルフスターター人材を求む」なんて書かれていて、
「結局どういう人のこと?」とモヤモヤしている人も多いと思います。
僕も最初は“バイクのセルフスターター”しか頭に浮かびませんでした(笑)。
でもビジネスでの意味を理解すると、
「会社に頼らず自分で動ける人」こそが、どの職場でも生き残るタイプなんだと腑に落ちるようになります。
セルフスターターの定義と由来
「セルフスターター(self-starter)」とは、
“他人から指示されなくても、自分で考えて動ける人”を意味します。
語源は英語の “self” (自分自身)+ “starter” (始める人)で、
もともとは「エンジンを自動で始動させる装置=セルモーター」から来ている言葉。
つまり、自分の意思で物事を始められる人という比喩的な表現なんです。
日本語で言い換えるなら、
「主体的」「自律的」「自発的」などが近いですが、
セルフスターターはもう一歩進んで、“行動を起こす力”まで含みます。
単に「考えるだけ」ではなく、
「自分で決めて、すぐ動ける」人。
これがビジネスの世界で言う“セルフスターターな人”なんですよね。



僕も昔は「指示されたことを完璧にやる」タイプだったんです。
でも、それだとどんなに頑張っても“信頼される部下”止まりなんですよね。
セルフスターターって、正解を聞く前に動いて“結果で示す”人。
上司からすると「一緒に仕事したい」って思える存在なんです。
ビジネスシーンで求められる理由
今の時代、仕事のやり方がどんどん変わってきています。
リモートワークや少人数体制が増え、
「上司の指示を待ってから動く」やり方だと、どうしてもスピードが落ちる。
だからこそ企業は、“セルフスターター型の人材”を求めるんです。
このタイプの人は、与えられた範囲を超えて価値を出せる。
つまり「指示待ち」ではなく「提案型」。
たとえば、
- 問題点を自分で見つけて提案できる
- 仕事の目的を理解して、最適な方法を考えられる
- 成果を上げるために周囲を巻き込める
こういう人は、リーダー職やプロジェクトの中心に立ちやすい。
年齢や職種を問わず、自走できる人材はどの会社でも重宝されます。



僕が転職を重ねて気づいたのは、セルフスターターな人ほど“仕事の自由度”が増すってこと。
任される範囲が広がるし、年収も上がりやすい。
逆に「指示がないと動けない人」は、どこへ行っても壁にぶつかるんですよね。
「主体性」との違い・似た表現
よく「セルフスターター=主体性がある人」と言われますが、
この2つには微妙な違いがあります。
- 主体性(initiative):自分の意思を持って行動する姿勢
- セルフスターター(self-starter):意思だけでなく、実際に“行動まで落とし込む”力
つまり、主体性は“考え方”で、セルフスターターは“行動スタイル”。
主体性があるだけではまだ不十分で、
「動いて結果を出す」までいって初めて“セルフスターター”と呼ばれます。
また、似た言葉に「プロアクティブ(proactive)」や「自律的」もありますが、
セルフスターターはもう少し実務寄りで、
チームや環境に依存せず成果を出せる人というニュアンスが強いです。



「主体性あります!」って言う人は多いけど、
実際に“何かを変えた経験”がある人は少ないんですよね。
セルフスターターって、要するに“行動の積み重ねで信頼を勝ち取る人”。
僕もそこに気づいてから、評価がガラッと変わりました。
セルフスターターの特徴!行動・思考・人間関係の3つの軸で解説
「セルフスターターな人って、どんな人なの?」
この問いに明確に答えるなら、キーワードは「行動・思考・人間関係」の3つです。
僕がいろんな職場を経験して感じたのは、セルフスターターは“仕事の進め方”が根本から違うということ。
単に「動ける人」ではなく、目的を理解して自分で動き方を設計し、まわりを巻き込みながら成果を出す。
それが“セルフスターター人材”の最大の特徴です。
行動面の特徴:指示待ちではなく「提案・実行」をセットで動ける
セルフスターターな人は、上司の指示を待たずに動けるタイプです。
でも、ただ「勝手に動く人」とは違います。
彼らは提案と実行をセットで考えています。
たとえば、
- 「この手順だと時間がかかるので、こう改善してみませんか?」
- 「この企画、数字的に難しそうなので別案を出します」
というように、問題→提案→実行までをワンセットで動く。
この“完結力”が、セルフスターター人材の根本にあります。
さらにもう一歩進んでいる人は、「改善後の効果」まで検証します。
つまり、動くだけでなく、“結果の責任を取る”姿勢を持っているんです。



僕も昔は「言われたことをやるだけ」で満足していました。
でも、そこから抜け出せたのは、“提案して自分で試す”ようになってから。
成功も失敗も全部が学びになるんですよね。
この姿勢がある人ほど、評価も信頼も早く積み上がります。
思考面の特徴:課題を見つけ、仮説を立てて検証できる
セルフスターターな人は、常に「なんで?」と考えています。
与えられたタスクをそのままこなすのではなく、
「目的は?」「本当にこの方法がベスト?」と課題を自分で定義するんです。
彼らは、上司の判断を待たずに“仮説思考”で動きます。
たとえば、サイト改善なら「離脱率が高い原因は導線かもしれない」と仮説を立て、
ABテストを回して効果を確かめる──そんな思考サイクルを自然に回せる人。
これは一朝一夕で身につくものではありませんが、
実は“自分の強み”を理解すると、思考の軸が固まります。
もし今「自分の得意な思考パターンがわからない」と感じているなら、
一度ミイダス市場価値診断を受けてみるといいです。
僕も過去に受けたとき、自分では気づかなかった「分析力」や「企画力」がデータで出てきて、
思考の方向性を客観的に整理できました。



セルフスターターって“頭が良い人”じゃなくて、“考えるクセがある人”なんですよ。
僕も最初は勘で動いて失敗ばかり。
でも「なぜそうなるか?」を考えるようになった瞬間、行動の質が一気に上がりました。
“考えてから動く”って、それだけで強みになります。
人間関係の特徴:チームを巻き込んで前進させる力
セルフスターターというと「一人で突っ走るタイプ」を想像しがちですが、実は逆です。
本当に優秀なセルフスターターは、人を巻き込みながら動ける人です。
彼らは報告・相談・共有を怠らず、
チーム全体が動きやすいように“仕組み”を整えることまで意識しています。
つまり、「自分が動けば終わり」ではなく、「チームが動ける状態をつくる」ことに価値を置いているんです。
たとえば、Slackで進捗をこまめに共有したり、
他部署と連携して調整したり──地味だけど欠かせない動き。
このタイプは、自然と信頼されるリーダー候補になっていきます。



僕が見てきた“できる人”って、みんな周りに感謝されてました。
セルフスターターって孤独に頑張る人じゃなくて、“周りを動かせる人”なんですよね。
自分が一歩動くことで、チーム全体の雰囲気が変わる。
そういう人がいると、職場は本当に強くなります。
自分はセルフスタータータイプ?自己診断でわかる3つのチェックポイント
「自分はセルフスタータータイプなのかな?」
求人票や面接でこの言葉を見るたびに、そう思う人は多いはず。
実際、僕も最初の転職のときは「自分にそんな立派な資質あるかな…」と自信が持てませんでした。
でも、あとで気づいたんです。
セルフスターターって“才能”じゃなくて“習慣”。
行動と考え方の積み重ねで、誰でも近づけるんですよ。
ここでは、あなたがセルフスタータータイプかどうかを見極めるための
3つのチェックポイントを紹介します。
セルフスターター診断の基本軸(主体性・計画性・行動量)
セルフスタータータイプかどうかを診断するうえで、軸になるのは以下の3点です。
- 主体性(initiative):
人に言われなくても、自分で目的を設定して動けるか。 - 計画性(planning):
「勢いだけ」ではなく、ゴールまでの道筋を描けるか。 - 行動量(execution):
考えるだけで終わらず、実際に“手を動かす”時間を確保できているか。
この3つが揃うと、自然と周囲から「頼れる人」「自走できる人」と見られるようになります。
逆に、どれか1つでも欠けると、成果が安定しません。
たとえば「主体性はあるけど行動が遅い」「計画は立てるけど続かない」。
そんな人は、まず“1日1アクション”を意識するだけでも変わります。



僕も昔は「計画性ゼロ」で突っ走るタイプでした(笑)。
でも、タスクを整理して“やる順番”を決めるだけで、行動の精度が全然違ってきます。
セルフスターターって、最初は“気合い”より“段取り”なんですよ。
行動パターンでわかる「セルフスターター度」チェックリスト
次の質問に、あなたはいくつ当てはまりますか?
5つ以上なら、かなり“セルフスターター気質”が強いです。
セルフスターター診断チェックリスト
- 新しい課題を見ると「どうすれば解決できるか」を考える
- 問題点に気づいたとき、まず自分で調べてみる
- 指示がなくても、自分でやるべきことを見つけられる
- 他人の成功を「自分もやってみよう」と前向きに受け止める
- 上司や先輩の“意図”を考えながら動ける
- 改善案を出すのが好き
- スケジュールを自分でコントロールしたい
- 成果より“成長実感”を重視している
- やりたいことを説明するとき、根拠を添えて話す
- 小さくても行動に移すことを意識している
このリストは、いわば「行動のクセ」を見直す鏡です。
もしあまり当てはまらなくても落ち込む必要はありません。
“考えて動く習慣”を少しずつ増やせば、セルフスターター度は確実に上がります。



僕も最初は半分も当てはまりませんでした。
でも、毎日「1つは自分から動く」を意識するようにしたら、
上司の反応も変わっていったんですよね。
“行動力”って、トレーニングで伸ばせるスキルなんです。
「セルフスターターっぽくない人」が変われる理由
「自分は指示がないと動けないタイプだから無理かも…」
そう思う人ほど、変化できる可能性を秘めています。
なぜなら、セルフスターターとは“考え方のクセ”だからです。
誰でも、ある日を境に“指示を待つ側”から“考えて動く側”に切り替わります。
たとえば僕の後輩は、入社当初はまさに“受け身タイプ”。
でも、キャリア相談を通じて自分の強みを整理したことで、
「自分で提案するほうが楽しい」と気づいてから一気に伸びました。
特に20代のうちは、成長できる環境を選ぶことが最重要です。
もし今、「何をしたいかわからない」「このままでいいのか不安」と感じているなら、
マイナビジョブ20’s でキャリア相談を受けてみるのがおすすめです。
僕の部下もそこで話を聞いてもらったことで、
自分に合う働き方が明確になり、転職後に見違えるほど前向きになりました。



セルフスターターは“性格”じゃなく“環境”で育つんですよね。
やる気を出せる上司や、自分を認めてくれる職場に出会うだけで、
人はびっくりするほど変わります。
動ける環境を選ぶことも、立派なセルフスターターの一歩です。
セルフスターターに向いている仕事・適職とは?


「セルフスターターに向いている仕事って、具体的にどんな職種なんだろう?」
そう思う人は多いですよね。
僕の経験上、セルフスターターは“自由度が高い環境”や“成果が見えやすい仕事”で力を発揮します。
逆に、細かく管理される職場や、意思決定に時間がかかる組織ではストレスを感じやすい。
ここでは、セルフスターターが輝ける職場の特徴と、向いている職種の実例を紹介します。
自由度・成果主義が高い環境が合う理由
セルフスターターに共通しているのは、「自分で考えて行動したい」という欲求の強さです。
そのため、上からの指示が細かい職場よりも、“自分で決めて動ける環境”のほうが合っています。
たとえば、
- 成果を出せば評価される「成果主義」
- 仕事の進め方を自分で組み立てられる「裁量労働制」
- 意見が通りやすい「フラットな組織文化」
こういった環境だと、セルフスターターの行動力が最大限に発揮されます。
反対に、「上司の許可がないと何も進まない」「意見を言うと煙たがられる」ような職場では、
モチベーションが下がり、力を出し切れません。
もし今の職場が窮屈に感じるなら、
自由度と成果のバランスが取れた環境に目を向けるのが正解です。



僕もかつて“手順通りに動くこと”ばかり求められる職場にいたんです。
でも、裁量を与えられた瞬間、仕事が一気に楽しくなった。
セルフスターターは「自由に責任を持てる環境」でこそ伸びるんですよね。
セルフスターターが輝く職種(企画/営業/マーケ/クリエイティブ)
セルフスタータータイプの人が力を発揮しやすいのは、
「自分の判断で動ける+成果が数字や形で見える仕事」です。
具体的には、次のような職種が代表的です。
職種 | 特徴 |
---|---|
企画職 | 自分のアイデアを形にできる。裁量が大きく、行動次第で成果が変わる。 |
営業職 | 目標が明確で、行動と結果の関係がはっきり。セルフマネジメントが得意な人に最適。 |
マーケティング職 | 仮説を立て、検証するプロセスにやりがいを感じるタイプに向く。 |
クリエイティブ職 | 表現や発想の自由度が高く、自発的に学び・挑戦できる環境。 |
これらの職種は、「考えて→試して→改善する」というサイクルが仕事の中心。
まさに、セルフスターターの強みが活きる舞台なんです。



僕がSEOマーケティング職を選んだのも、“考えて動ける”のが面白かったからです。
上司に言われる前に動くことで、結果的に信頼も収入も増えました。
自分の裁量が広い仕事ほど、やりがいと成長の両方を得やすいですよ。
環境で“セルフスターター力”が育つ会社の特徴
セルフスターターは「もともとそういう人」だけではありません。
“育つ環境”を選べば、誰でも成長できるスキルです。
具体的には、次のような会社が理想的です。
- 新しい挑戦を歓迎する文化がある
- 年次より成果で評価される
- 社員同士がフラットに意見を言える
- ミッションや目的が明確で、判断軸が共有されている
- 「自分で考えて動く人」をきちんと認めてくれる上司がいる
こうした会社では、自然とセルフスターター的な思考が身につきます。
逆に、「言われたことだけやっていれば評価される」職場では、成長が止まりがちです。
もし今、「もっと裁量がほしい」「自分の判断で動ける仕事に挑戦したい」と感じているなら、
ビズリーチのようなハイクラス転職サイトで、企業側からスカウトを受けてみるのもおすすめです。
セルフスターター型の人は、経営層やマネージャーポジションの求人で特に評価されやすく、
転職市場でも引き合いが多いんです。



僕がビズリーチ経由で出会った会社では、
「自分の判断で決めていい」と言われた瞬間、モチベーションが爆上がりしました。
セルフスターターにとって一番のご褒美は、“信頼して任せてもらえる環境”なんですよね。
セルフスターターをアピールする自己PRの書き方と例文
「セルフスターターです」と自己PRで書いたものの、
いまいち手応えがない…と感じたことはありませんか?
実は、「セルフスターター」という言葉をそのまま使うだけでは、
採用担当には響きにくいんです。
なぜなら、“どんな行動をした人なのか”が伝わらないから。
この章では、セルフスターターな人材として伝わる自己PRのポイントと、
信頼を得やすい書き方のコツを紹介します。
採用担当が評価する「主体性の伝え方」
採用担当が見ているのは、「自分で考えて動ける人かどうか」。
つまり、“行動の裏にある考え方”を具体的に伝えることが大切です。
たとえば、単に
「自分から積極的に行動しました」
と書くだけでは、何をどう頑張ったのかが分かりません。
それよりも、「課題を見つけて、どんな工夫をしたか」を添えると一気に説得力が増します。
例文:
「前職では、チームの作業効率が低下している課題を感じ、
業務フローを見直して改善提案を行いました。
その結果、残業時間を月20時間削減できました。」
このように「課題 → 行動 → 結果」をセットで示すと、
“指示待ちではなく、自分で動ける人”だと伝わります。



採用担当は「セルフスターター」と書いてあるだけでは動きません。
“具体的な行動”が見えると、「この人なら任せられる」と感じてもらえます。
僕も採用面接で、行動の裏に“目的意識”がある人を高く評価していました。
「失敗→学び→改善」のストーリー構成が効果的
完璧な成果よりも、“失敗からどう学んだか”を語れる人こそ、セルフスターターとして信頼されます。
採用担当が見たいのは「成功体験の自慢」ではなく、
“自分で考えて動き、そこから何を学んだか”なんです。
たとえば、こんな構成が効果的です。
① 失敗:最初はうまくいかなかった経験を正直に話す
② 学び:その中で何を気づき、どう考えたか
③ 改善:学びをもとに次の行動を変えた結果
例文:
「新規営業の初期段階で成果が出ず苦戦しましたが、
自分の話し方に問題があると感じ、先輩にロープレをお願いしました。
改善後は成約率が20%アップし、自信を持って行動できるようになりました。」
このような“トライ&エラー”の姿勢が伝わると、
「この人は自ら成長できる人だ」と判断されやすくなります。



僕も最初はミスの連続でした。
でも、失敗を責められたことより、「やってみた勇気」を評価されたことが一番の転機でした。
セルフスターターって、“失敗しても立ち止まらない人”のことなんですよね。
言い換え例:「主体的に」「自律的に」「自発的に」
「セルフスターター」という言葉は便利ですが、
履歴書や職務経歴書では言い換えて使う方が自然で伝わりやすいです。
たとえば、次のような表現が使えます。
言い換え表現 | ニュアンス | 使用例 |
---|---|---|
主体的に行動した | 自分で考えて動く姿勢 | 「課題解決に向けて主体的に行動しました」 |
自律的に進めた | 管理されずに動ける | 「上司の指示を待たず自律的にプロジェクトを推進しました」 |
自発的に取り組んだ | 自ら動き、周囲に影響を与える | 「新しい施策を自発的に提案し、チーム全体に共有しました」 |
能動的に取り組んだ | 積極的で前向きな印象を与える | 「課題に対して能動的に改善策を実行しました」 |
また、文章の中で「動機」や「目的意識」を添えると、より評価が高まります。
例:「より良い結果を出すために、自発的に提案を行いました」
→ “なぜ動いたか”が伝わると説得力が格段に上がります。
もし「自分の強みをうまく言葉にできない」「自己PRがしっくりこない」と感じているなら、
マイナビジョブ20’sのキャリアアドバイザーに職務経歴書の添削をお願いするのもおすすめです。
第三者に見てもらうと、自分の“セルフスターターらしさ”が客観的に整理できます。



自己PRは“うまく書く”よりも、“本音で書く”ほうが伝わります。
僕も添削を受けたとき、「自分の強みってこれだったのか」と気づかされました。
他人の目を借りるのも、立派なセルフスターターの行動ですよ。
やす先輩の体験談|指示待ちだった僕が“セルフスターター”になった転職
当時の状況:上司の指示がないと動けず、評価も低迷
今でこそ「セルフスターターですね」と言われることが増えましたが、
昔の僕はまったく逆。典型的な“指示待ち社員”でした。
当時の職場は、ルールが厳しく、何をするにも上司の確認が必要。
「勝手にやるな」「報連相してから動け」と言われ続け、
気づけば“指示がなければ動けない人間”になっていました。
成果も伸びず、評価面談では毎回「積極性が足りない」と指摘。
でもどうすればいいか分からない。
会議では意見も出せず、ただ指示を待つだけの日々でした。
感じたこと:焦りと自信喪失
そんな状態が続くと、心がだんだんすり減っていきました。
「このままでいいのか?」「自分には価値がないのかもしれない」──。
毎日が不安で、出社するのも憂うつ。
隣の席では、年下の同僚がどんどん新しい提案を出して評価されていく。
焦りと劣等感でいっぱいになり、「自分は何もできてない」と自信を失っていました。
この時、初めて「変わらなきゃ」と強く思ったんです。
指示を待って動くのではなく、自分から“考えて動く側”に回らないと、
このままキャリアが終わる。
行動:自分から提案を始め、少しずつ改善
最初の一歩は小さなものでした。
上司に「これ、こうしたほうが効率的じゃないですか?」と提案してみたんです。
最初は軽く流されましたが、それでもめげずに実行してみました。
結果、チームの作業時間が1日あたり30分短縮できた。
それを報告したら、上司の反応が少し変わったんですよね。
「いいね、その視点」──たった一言でしたが、胸が熱くなりました。
そこから、改善提案や新しい施策の提案を続けていくうちに、
周囲も「やすさん、次どうします?」と相談してくれるように。
気づけば、僕の中で“指示待ち”から“提案する人”に意識が変わっていました。
結果:信頼を得て昇進、転職市場でも強みになった
行動を続けた結果、翌年にはチームリーダーに昇進。
上司から「もう任せても安心」と言われたときは、本当にうれしかった。
その後、転職活動をした際にも、面接官から
「自分で考えて動ける人は強いですね」「リーダー経験が活きそうです」と言われ、
初めて“セルフスターターな自分”に自信を持てた瞬間でした。
これがきっかけで、今ではどんな職場に行っても、
「どうすれば良くなるか?」を自分から考えて動けるようになりました。
学び:セルフスターターは「自分を信じて行動する勇気」
この経験から学んだのは、
セルフスターターは“特別な才能”ではなく、“自分を信じて一歩動く勇気”なんだということ。
たとえ失敗しても、動けば必ず何かが変わる。
行動することでしか、道は拓けません。
もし今、あなたが「もう限界」「動きたいけど怖い」と感じているなら、
無理に我慢する必要はありません。
僕もかつて、追い詰められて動けなくなった時期がありました。
そのとき、退職という選択肢をもっと早く考えていれば──と今でも思います。
どうしてもつらい環境なら、退職代行サービス「トリケシ」のようなサービスに頼るのも立派な“行動”です。
逃げることではなく、“新しいスタート”を切るための手段。
僕はそう考えています。



「行動できる人」って、最初から強いわけじゃないんですよ。
小さな一歩を積み重ねて、“動ける自分”を育てていく。
その積み重ねが、いつの間にかセルフスターターとしての自信になります。
だから大丈夫。焦らなくていい。明日、一歩だけ動けば、それで十分です。
まとめ|セルフスターターは「行動する人」がチャンスをつかむ
ここまでお伝えしてきたように、
セルフスターターとは「自分で考えて動ける人」のことです。
でも、それは一部の特別な人の話ではありません。
最初は誰でも「指示がないと動けない」「自信がない」と感じるもの。
けれど、小さくても一歩踏み出すことで、
人は“自分で動ける人”に変わっていきます。
行動できる人と、できない人の違いは才能ではなく環境です。
「自分の考えを試せる場所」「行動を認めてくれる職場」を選ぶだけで、
セルフスターターとしての力は自然と育っていきます。



僕も昔は指示待ちタイプでした。
でも、環境を変えて、自分で決めて動けるようになった瞬間、
仕事が楽しくなって、結果もついてくるようになったんです。
チャンスは“動いた人”から掴んでいく──これは間違いないです。
もし今、「自分も変わりたい」「もっと裁量を持って働きたい」と感じているなら、
まずはミイダスで自分の市場価値を知ることから始めてください。
そして、20代ならマイナビジョブ20’s、30代以上ならビズリーチで
自分に合った職場を探してみましょう。
もう限界だと感じている人は、退職代行サービス「トリケシ」で環境をリセットしても大丈夫。
行動こそ、すべての始まりです。
あなたの一歩が、きっと新しい未来を動かします。
よくある質問
- セルフスターターと主体性の違いは何ですか?
-
主体性は「自分の意思を持って考える姿勢」、セルフスターターは「考えたうえで行動できる人」を指します。つまり、主体性が“思考”で、セルフスターターは“行動”です。行動まで落とし込める人が評価されやすい傾向にあります。
- セルフスターターじゃない人は仕事で不利になりますか?
-
不利ではありません。ただし「待つ姿勢」より「動く姿勢」の方がチャンスをつかみやすいのは事実です。小さな改善提案や自発的な行動を積み重ねることで、自然とセルフスターター的な成長ができます。
- セルフスターターを面接でどう伝えればいいですか?
-
「自分で課題を見つけて、どう行動したか」を具体的に話しましょう。成功例だけでなく、失敗から学び改善した話も効果的です。行動の背景や成果を数字で示すと、説得力がぐっと増します。
- セルフスターターに向いている人の性格はありますか?
-
完璧主義よりも「まずやってみる」タイプが向いています。前向きに試行錯誤できる人ほど、セルフスターター的な考え方が身につきやすいです。好奇心や柔軟性が大きな武器になります。
- セルフスターターを目指すために今日からできることは?
-
「言われる前に一つ行動する」を意識することです。小さな行動の積み重ねが自信につながります。まずは自分の強みを知りたい人はミイダスで市場価値を確認してみると、動くきっかけが見つかります。