転職したいけどスキルがない?自分に合った仕事の見つけ方とは?

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転職したいけどスキルがない?自分に合った仕事の見つけ方とは?
会社員

・転職したいけどスキルに自信がないから行動に移せない
・転職したいけど役立つ資格がわからない
・転職したいけど自分に合った仕事の見つけ方や適性がわからない

このような悩みや不安を抱えていませんか?

やす先輩

こんにちは。転職を7回以上繰り返し、キャリアアップして成り上がってきた転職上級者です。今回は、転職したいけどスキルがないときの仕事の見つけ方について解説していきますね。

転職したいけどスキルがない、どんな仕事が自分に合っているかわからないという人は意外と多いかもしれません。

では、転職に必要なスキルにはどんなものがあるのでしょうか。

仕事をするために必要なスキルには、どんな仕事をするときにも必要になる共通したスキルと、それぞれの職種に就くために必要なスキルがあります。

この記事では、転職をするときに必要なスキル、持っていると転職に有利になるスキルなどについてみていきたいと思います。

目次

ポータブルスキルはどんな仕事でも必要になる?

ポータブルスキルという言葉をご存じでしょうか。

聞いたことはあっても、具体的な内容はわからないという人も多いかもしれません。

ポータブルスキルとは、業種や職種が変わっても通用する、いわゆる持ち運び可能な能力のことを言い、厚生労働省が提唱している概念です。

ポータブルスキルは、どんな業界・職種を選んだとしても求められるもので、逆にこのようなポータブルスキルが身についている人は転職の際に非常に有利になります。

日本では、以前は終身雇用が主流で、ポータブルスキルのような職場において基本的に必要なスキルは会社が時間をかけて指導してくれることが当たり前に行われていました。

しかし、転職してキャリアアップを図ることが主流になってきた現在では、必要なスキルは自分で磨いていくことも必要です。

ここでは、ポータブルスキルの内容と、どのようにポータブルスキルを磨いていったらよいのかについて、詳しく説明していきましょう。

ポータブルスキルとは?

ポータブルスキルは、具体的には、仕事の仕方や人とのかかわり方などが挙げられます。

会社で仕事をしていくうえで重要なのは、大きく分けてその仕事をして成果を上げる、つまり会社にとっての利益を上げることと、社内外の対人関係をうまく保っていくことの2つです。

このうち仕事の仕方については、成果を上げるための重要な行動として、課題を明らかにすること、計画を立てること、それを実行することなどがあります。

必要な情報を収集して分析し、課題を設定する、さらにその課題を実行するために必要な人材やスケジュールなどを調整し、実行に移していく。

ポータブルスキルはこういったことがきちんとできる能力です。

対人関係においては、上司や経営層との関係、同僚や顧客との関係、そして部下との関係などがあります。

上司や経営層からの指示に的確に対応し、同僚や顧客との良好な関係を保ち、さらに部下を指導し、マネジメントしていくといった能力です。

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ポータブルスキルの磨き方

ポータブルスキルとは、説明したようにどの職場においても通用する能力のことです。

では、このようなポータブルスキルを身につけるには、どうしたらよいのでしょうか。

まずは、自分にはどんな能力があるのか、チェックしてみることが大切です。

身近な人に、自分の長所や短所について聞いてみたり、自分自身で一度じっくり自分の能力について考えてみたりするのもよいでしょう。

いままでぼんやりとしか見えなかった自分自身の特性がわかってくるかもしれません。

また、ポータブルスキルについては、セルフチェックできるツールなどもあるので、そういったものを活用して自分自身のポータブルスキルをチェックしてみるのもおすすめです。

自分の長所、短所をきちんと把握することで、長所についてはどうやって伸ばしていくか、また短所についてはどう克服していくか、方法を考えることができます。

それぞれの弱みを理解したうえで、それをどのようにカバーしていくか、できれば強みに変えていけるか考えることが大切です。

それぞれの職業・職種に必要なスキルとは?

つぎに、それぞれの職業・職種に必要なスキルについてみていきます。

転職したいけどスキルがないという人は、まずは興味の持てそうな資格などを勉強して身につけることで、やりたい仕事の方向性がわかるかもしれません。

ここでは、特に受験資格が必要ない、誰でもトライできる資格の中から、転職に役立つ資格についてご紹介します。

たとえば、営業職に役立つ資格としては、TOEICやファイナンシャル・プランニング技能士、宅地建物取引士や中小企業診断士などがあります。

どれも受験者数の多い人気の資格です。

また、現在は慢性的な人手不足といわれますが、その中でも特に人手不足が深刻なのがIT業界です。

そんなIT系の仕事に役立つ資格としては、ITパスポートや基本情報技術者、マイクロソフトオフィススペシャリストなどがあります。

転職したいけどスキルがないという人は、こういった資格を身につけることで、経験不足を補い、今まで経験のない新しい業種や業界で働くきっかけをつかめるかもしれません。

営業職の転職に役立つ資格

海外とのやり取りが多い商社や外資系の企業などでは、やはり英語力があることは重要です。

留学経験などがあり英語が堪能な人でも、英語力が証明できるTOEICの点数を提示できることで転職には有利になります。

ファイナンシャル・プランニング技能士は、家計の資産形成や年金・保険、相続など、家庭内の身近な問題に対してアドバイスができる資格です。

保険会社の営業の人などが取得することが多いですが、金融系の職業や、不動産関係などでも役に立つ資格です。

宅地建物取引士は、不動産取引には必ず必要な資格で、日本では最も受験者数が多いともいわれる人気の資格です。

不動産関係の仕事に就くために必須というわけではありませんが、持っていると資格手当がつく会社も多く、受験資格も特にないのでおすすめの資格です。

中小企業診断士は、その名の通り、中小企業の経営のコンサルタントなどができる資格です。

かなり難易度が高い資格ですが、持っていることで人事担当者には一目置かれる資格でもあります。

事務職の転職に役立つ資格

転職したいけどスキルがないという人の中には、事務職を希望する人も多いと思います。

子どもが学校や保育園に行っている間に働くことができ、しかも土日が休みであれば働きやすくなります。

そんな事務職を希望する場合におすすめなのが、日商簿記や医療事務、秘書検定などです。

日商簿記は全国的にも知名度が高く、経理や一般的な事務職を希望するなら持っていると有利な資格です。

実務経験がない人でも、簿記の知識があれば採用担当者の印象も非常によくなるでしょう。

医療事務も人気の資格で、病院で診療報酬などのチェックをする仕事です。

資格がなくても就業は可能ですが、未経験であれば、資格を持っていることで知識をアピールできます。

秘書検定は、経営者や会社の役員の秘書としての能力を身につける資格ですが、内容には一般常識や社会人として最低限身につけておきたい内容が含まれており、やはりこの資格を持っていることで、社会人としての能力の高さを示すことができます。

自分に合った仕事の見つけ方

ここまで、転職したいけどスキルがないという人に、どんなで職種でも必要なポータブルスキルや、それぞれの職種・業界で使える資格などについて紹介してきました。

ここまでの中で、自分はこんな資格を取って、こんな会社で働きたいという姿が思い浮かんだ人もいるかもしれません。

しかし、いざ転職したいと思っても、なかなか新しい世界に飛び込んでいくのは難しいことです。

やりたいことが見つからない、自分に合った仕事がわからないという人は、まずは自分にはどんなスキルがあるのかよく考えてみましょう。

自分には仕事に生かせるようなスキルなんて何もない、と思っていても、実はどんな仕事にも生かしていける能力があるかもしれません。

また、今はそんなスキルがなくても、これからスキルを身につけて、仕事に生かしていくこともできます。

しかし、それでもなかなか自分に合った仕事がわからない、見つけられないという人に、違ったアプローチの仕方をご紹介しましょう。

自分の好きなものに向き合ってみる

転職したいけどスキルがない、でも転職は考えたいという人は、まず自分の好きなもの、得意なことが仕事につながらないか考えてみましょう。

文章を書くのが好きならライターなどの仕事や、絵をかくのが好きならイラストレーターなど、簡単に思いつくものもあるでしょう。

子どもが好きだから保育士や塾の先生、車の運転が好きだからタクシー転手や配送の仕事など、いろいろな選択肢があります。

もちろん、もっと大まかにいえば、一人で細かい作業をこつこつと続けるのが好きなのか、みんなで協力して1つのことを成し遂げていくのが好きなのか、といった考え方もあります。

子どものころに好きだったことなども思い出してみましょう。

もしかしたら、そこからいまでも好きなことにつながっているかもしれません。

そこから、自分が本当に好きなものが見えてきます。

このような自分の考え方の方向性を見ていくと、だんだんとどんな仕事が自分に向いているのかわかってくるようになります。

周りの人の評価を確かめる

転職について必要なスキルについて考えるとき、自分一人で考えていても、なかなか思いつかないこともあるでしょう。

そんなときは、自分の周りの人に、自分はどんな仕事に向いていそうか聞いてみましょう。

自分自身が思っているのと、周りの人から見える自分は案外違っていることも多いものです。

親や親友、同僚などに聞いてみると、自分では思ってもみなかったような意外な答えが返ってくるかもしれません。

周りの人は、自分ではわからない長所や短所を知っていることもあります。

そんな周りの人からの意見を聞くことで、自分だけでは思いつかなかった意外な職業が候補に挙がってくることもあるでしょう。

世の中にあるたくさんの職業の中から、自分に合うたった1つの職業を探すのは簡単なことではありません。

一人で考えていて、壁にぶつかったときには、ぜひ視野を広げて、周りからのたくさんの意見を取り入れながら、いろいろな職業の選択肢の中から探していきたいものです。

まとめ

転職したいけどスキルがない、自分に合った職業がわからないという人へ、職業探しのヒントとなるような内容を見てきました。

ここで紹介したように、誰でも受験できる国家資格などもたくさんありますので、少しでも興味があるものにはぜひトライしてみましょう。

もちろん、転職はあくまで慎重に考えるべきですが、ここぞというときには自分から行動に移せるよう、日ごろからスキルを身につけ、磨いていけるよう心がけることが重要です。

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