仕事で失敗して辞めたいなら考えてほしい転職のメリットとデメリット

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会社員

・仕事で失敗するのが怖いから辞めたい
・自分に向いている仕事がわからない
・許されない失敗をしたからすぐに転職したい

このような悩みや不安を抱えていませんか?

やす先輩

こんにちは。転職を7回以上繰り返し、キャリアアップして成り上がってきた転職上級者です。今回は、仕事で失敗して転職することのメリットとデメリットについて解説していきますね。

仕事で失敗して辞めたい気持ちになったときに転職を考えますか?

仕事で失敗したことをきっかけに転職をするという考えは逃げや甘えではないと思います。

転職先でも同じような失敗を繰り返さないためにも、辞めたいと思ったときに失敗の原因などを一度整理してみましょう。

この記事では、企業で働く人向けに辞めて転職する場合のメリットやデメリットについても考えてみます。

目次

仕事で失敗して辞めたいと思うのは逃げや甘えではない

仕事で失敗したから辞めたいと考えることは逃げや甘えではないと思います。

もし、あなたが新卒3年未満くらいの若手であれば、仕事で失敗することは当たり前のことなのです。

しかし、仕事でミスした原因を自分なりにしっかり分析して改善案を練らないと他の職場に転職した後も同じような失敗を繰り返してしまうかもしれません。

しっかり反省してから辞めなければ、それは「逃げ」や「甘え」になるかもしれません。
こういうのは自分自身が一番よくわかりますよね。

仕事の失敗を引きずるとミスを繰り返す悪循環を引き起こす

仕事の失敗を引きずるとミスを繰り返しやすくなります。

なぜかというと、仕事で失敗して落ち込んでいると気持ちがへこむことになりますし、また失敗してしまうのではないかという不安感から眠れなくなってしまうこともあるからです。

そうなると、仕事中に集中力が無くなったり無気力になってしまい、仕事が手につかなくなります。

最悪の場合は、また同じ仕事で失敗をしてしまう可能性もあります。

さすがに同じ失敗を2度も3度も繰り返すとトラウマになってしまって、前向きな気持ちで働くことができなくなってしまいますね。

もし、今後も頑張りたいけど仕事の失敗から立ち直りが出来なくて失敗の悪循環に陥ってしまっているのなら、新しい職場でリセットしてやり直すという前向きな気持ちで会社を辞めることを考えてみても良いかもしれません。

仕事の失敗によって信頼が下がり評価や出世が難しくなる

小さな仕事の失敗なら誰もが経験していることです。

しかし、仕事で大きな失敗をしてしまうと上司や同僚からの評価が下がってしまい、昇格や昇給といった「出世」が難しい状況になることもあります。

特に360度評価といって、上司だけでなく同僚からも評価される場合は厳しいです。

これは会社によって大きく違いが出るところですが、一度でも大きな損害を発生させるような失敗をしてしまうと、仕事ができない人のレッテルを貼られてしまい、その評価を覆すのが難しいことがあります。

このよな社風であれば我慢して続けるのは時間の無駄なので、辞めることを考えても良いと思います。

仕事の失敗による損害が大きいと自腹で払わされることもある

大きな仕事であるほどに失敗したときの損害は大きいものです。

入社するときに、会社に損害を与えてしまった場合、あなたとあなたの保証人が責任を持つということに同意させられている場合があると思います。

好きで仕事を失敗する人はいないと思いますが、損害が大きい場合は一部支払いを命じられたり、給料やボーナスから天引きということがあります。

僕も仕事で失敗して損害の一部支払わされたことがあります。
減給は無かったものの、所属部署全員のボーナス2割カットと僕のボーナス全額カットという形で清算されてしまいました。

実質、支払ったのと変わりませんね。

成果を出しても給料やボーナスは大きく支払われないのに、失敗すると挽回できないほどに大きく減らされるというのが会社です。

気を付けたいのは、失敗の度に一社員に損害を負担させるのかどうかということです。
ブラック企業には多そうですけどね。

このような状況だと今後もこの会社で働き続けても良いのかと考える必要はありますね。

もやもやした気持ちで仕事のモチベーションが上がらない

たとえ小さな失敗だったとしても自分が携わった仕事であれば責任を感じるものです。

ここで考えたいのは、失敗の原因をあなたがしっかりと把握できているかどうかということです。

わからないままの状態だと、また同じような失敗を繰り返してしまうのではないかと失敗を思い出してしまい頭から離れなくなります。

そうなると常にもやもやした気持ちが残り続けます。

今よりもレベルの高い仕事ができる自分をイメージし辛いので、仕事のモチベーションを上げるのは難しくなってきますね。

本人にとっては良かれと思ってやったことが失敗になってしまうことがあります。

自分で原因を突き止めるのが難しい場合もあるので、上司も一緒になってなぜ失敗したのかを考えて指導してくれる環境であれば仕事を辞めるほどではないと思います。

協力的でないのなら、チームワークのない職場環境の可能性が高いので辞めるという選択肢も悪くはないと思います。

周りの目が気になり胃が痛い毎日を過ごすことになる

一度の失敗だとしても同僚を巻き込むことになるので、毎日周りの目が気になりますよね。

仕事を失敗したことで同僚に迷惑をかけているので、責任感が強いあなたなら毎日胃が痛いのではないでしょうか。

同僚からは、今後もあなたが同じような失敗をするのではないか、また尻拭いに巻き込まれるのではないかと迷惑そうな視線になっているはずです。

今働いている会社の社員はどのような人達が多いでしょうか?

仕事で失敗したときに支えてくれて一緒に頑張ろうと言ってくれる人がいれば良いのですが、責めてくる人たちが多いのならば良い職場環境とは言えません。

初めは胃が少し痛いだけかもしれませんが、徐々に他の体調不良につながる症状が出てくるかもしれません。

大きく体調を崩す前に見極めが必要です。

  • 仕事で失敗して辞めたいと思うのは逃げや甘えではない。
  • 状況を変えることができなければ前向きに会社を辞めることを検討する。
  • 失敗の重さによっては信頼が落ちて出世や昇給が難しくなる。
  • 損害の一部でも社員に払わせる会社は「ブラック企業」。
  • 失敗を改善する動きがない職場環境なら辞めてもよい。
  • 大きく体調を崩す前に会社を続けるかどうかを検討する。

仕事で失敗続きなら向いていない仕事をしているかも?

仕事で失敗続きなら向いていない仕事をしているかも?

仕事で失敗したいと思って働いている人なんていないですよね。

でも、あなたが新卒でも未経験者でもなく、仕事で失敗続きなら向いていない仕事をしている可能性があります。

どのような状況であれば、向いている仕事なのか、向いていない仕事として捉えたらいいのかを考えてみます。

もし、今の仕事が向いていないかもしれないと思ったら、向いている仕事に転職するのも前向きな選択肢として良いのではないでしょうか。

向いている仕事とは?

一度説明を受けただけ、一度マニュアル通りにやっただけで頭にすっと入ってくる仕事です。

何度も反復しなくてもミスもほとんどなく、仕事のスピードも早く対応できてしまうのが特徴です。

あなたの性格も仕事の適正に大きく関係していきます。

もし、内向的な性格の人であれば、営業のように初めて会うお客様が多く、プレゼンをする機会もあるので苦痛になると思います。

逆に営業に向いている人が、人と会話もせずもくもくと一日中PC業務をできるかというと難しいと思います。

苦痛に感じる仕事は自然と避けるし努力しても良い結果が出ることは少ないです。
避けてしまう時点で能力を高めるための時間を割かなくなるからですね。

新卒や第二新卒の場合は、業務経験が少ないのでいろいろな業務に携わってみないと向いているのか向いていないのか判断が難しいです。

仕事の失敗は誰もがしているのですが、何度も繰り返し失敗するという状況であれば、仕事への取り組み姿勢や能力的にも性格的にも向いていない可能性があります。

向いていない仕事とは?

向いている仕事とは逆になります。

何度も説明を受けても、何度もマニュアル通りにやっても頭に入ってこない仕事です。

そのため、都度マニュアルを見直したり人にきいたりしながらやるので仕事のスピードが遅くて、細かいケアレスミスが目立つのが特徴です。

向いていない仕事は、人によっては全ての仕事が当て嵌まってしまう場合もあります。

どういうことかというと、どのような仕事であれ指示されたことしかできない人、自分なりに頭の中に落とし込んで理解しようとしない人が該当します。

仕事を機械的にやってしまうので、少しでも状況が異なる場合は、毎回誰かに聞かないと仕事を進めることができません。頭で理解をしていないので、自己判断でやると大きなミスを招きやすくなります。

たとえ単純作業だとしても、「指示がなかったのでやりませんでした」というような発言をして上司から怒られたり仕事のミスにつながりやすくなります。

指示がなくてもこれくらいは判断がつくだろうということでも見落としてしまい、自ら失敗を招いてしまうわけですね。

仕事を他人事としてやっていたり、生活のためという理由で割り切り過ぎていて、やりたくない仕事を給料だけで判断していたり、仕事に対する興味や責任感に欠けていると、どの仕事も向いていないということが当て嵌まってしまいます。

  • 向いている仕事は、頭にすっと入ってくるので理解が早い。
  • 向いていない仕事は、頭に入ってこないので理解するのに時間がかかる。
  • 指示されたことしかできな人は良し悪しが判断できないためミスが多い。

転職を検討する場合のメリットとデメリットを考えてみよう

向いていない仕事をしていると思ったら、転職をして本当にやりたかった仕事や興味がある仕事をしてみても良いと思います。

向いている仕事をしている場合でも、仕事で大きな失敗をしてしまい、今の職場にいるのが苦痛だったら心機一転新しい職場でやり直しても良いと思います。

仕事で失敗続きでクビになるかもしれないとビクビクして不安の中働くよりも幸せな未来が待っているかもしれません。

大事なのは毎日気持ちよく働くことです。

転職するメリット

  • 同業種へ転職をする場合は、今の職場での経験が評価されて年収が上がる可能性がある。
  • 自分に合った社風の職場でやりたかった仕事ができる可能性がある。
  • 仕事で失敗してもやもやした気持ちや不安感から解放される。
  • こじれた人間関係から解放される。
  • 転職することをきっかけに気持ちをリセットして立ち直ることができる。

転職するデメリット

  • 退職日までは周りの視線や対応が冷たくなる可能性がある。
  • 転職してみたら聞いていた話と違う場合がある。入社してみないとわからない。
  • 向いている仕事に転職できても給料が下がり残業が増える可能性がある。
  • 在職中に転職活動をしなければいけないので時間と体力が必要。
  • 転職先がなかなか決まらないと妥協してしまう可能性がある。

・向いていない仕事をしているなら転職するメリットはある。

・余裕を持った転職活動を行わないと妥協してしまう可能性がある。

「仕事を辞めたいけど次がない」と思うのはまだ早い!

「仕事を辞めたいけど次がない」と思うのはまだ早い!

在職中にしっかり転職活動をしていれば次の職場が見つからないということはありません。

最近ではどこの企業も人材不足なので積極的に採用活動をしています。そのため、転職しやすい状況といえます。

あなた一人で転職活動をすると客観的に意見を言ってくれる人がいないので間違った転職先を選んでしまう可能性があります。

転職活動を始めるときに、今のあなたの市場価値がどれほどあるのかを転職エージェントに確認してみた方がよいです。

自分の価値を把握していないと、採用される可能性が低い企業ばかりに応募をしてしまい、結局「仕事を辞めたいけど次がない」という状況になってしまいます。

働きながらだと転職活動の時間がなかったり、自分に合う会社がわからなかったりする場合もあるので、転職エージェントに登録して希望の求人紹介を待つという転職活動の方法もあります。

まとめ

仕事で失敗して辞めたいなら考えてほしい転職のメリットとデメリットという内容でご紹介しました。

自分に向いていない仕事で失敗を繰り返してもその職場で明るい未来は期待できません。

仕事の失敗がきっかけだとしても、今の仕事が向いていないと思うのなら転職も視野に入れることをおすすめします。

頑張って働きながら、より自分に合う仕事や職場を探し続ければきっと見つかるはずですよ。

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