・リモートワークをしたいけどデメリットがわからない
・リモートワークのデメリットの対処法がわからない
・リモートワークは孤独になりそうで不安
このような悩みや不安を抱えていませんか?
こんにちは。転職を7回以上繰り返し、キャリアアップして成り上がってきた転職上級者です。今回は、リモートワークのデメリットと対処法について解説していきますね。
リモートワークを取り入れている企業も増えてきて、リモートワークをしている人も増えてきているのではないでしょうか。
まだ、リモートワークをしたことがないけれど、会社が推奨しているのでリモートワークをしようかどうか悩んでいる人も多いと思います。
リモートワークをしたことがない人は、自分の時間がとれるとか、通勤が苦痛でなくなるとか良い面ばかりをイメージしてしまうかもしれません。
しかし、実際にリモートワークをしてみるとメリットよりもデメリットの方が目立つような気がします。
リモートワークを考えるときに、リモートワークのデメリットにはどのようなことがあるのか、デメリットに対する対処法についてみていきましょう!
リモートワークのデメリットと対処法とは?
一人暮らしは孤独に耐えらえない可能性がある
リモートワークになって一番ギャップを感じるのは一人暮らしの人ではないでしょうか。
オフィス勤務の場合は出社すれば必ず誰かがいますが、リモートワークになると完全に一人になってしまいます。
家に誰もいないので誰とも会話をしない日が何日も出てくるかもしれません。
必要に応じてチームメンバーとチャット、電話、メールなどコミュニケーションをとる機会は作れると思います。
しかし、特別に用がないのに連絡をしてコミュニケーションをとってよいのかどうかと躊躇してしまうのです。
オフィス勤務だとちょっとした雑談や相談事は気兼ねなくできたのに、そのようなコミュニケーションをとる環境が無くなってしまうのです。
何よりも相手の顔が見えないので感情もわからないという点がコミュニケーションを取りにくくしているのです。
チームで朝礼、昼礼、終礼をスカイプなどで顔の見える形で行うことです。
必要以上にコミュニケーションを取ろうとしてしまうとかえって仕事の効率が悪くなってしまうかもしれないからです。
朝礼、昼礼、終礼で相談などをして必要に応じてコミュニケーションを取るというのが無駄のないコミュニケーションになります。
それ以外のときは、メールやチャット、電話などでコミュニケーションを取れば孤独感は薄れるのではないでしょうか。
他には、コワーキングスペースやカフェで仕事をするというのも対処法の1つです。
コワーキングスペースだと他にも同じような働き方をしている人がいるので孤独感を感じることがなくなるかもしれません。
コワーキングスペースやカフェで仕事をしてよいかどうかは、会社によってリモートワークのルールが違うので確認が必要です。
既婚者でも社会人としての孤独を感じる
既婚者の場合は家に家族がいるので孤独を感じることがないように思われます。
人がいるかいないかという部分に対してではなく、家族がいる環境の中で働くことで家庭のことに意識が向くことも多く、純粋に仕事に集中できていない自分に気が付くのです。
オフィス勤務だと同僚の働き具合や成長具合が分かるので、自分がどのくらいのレベルで仕事ができているかが分かるので不安に思うことはありません
リモートワークだと同僚の仕事ぶりがわからないため、徐々にスキルが低下してきていないか、他の人はもっと早く多く仕事を終わらせているのではないかと不安に思ってしまうのです。
その気持ちが社会人として後れをとっているのではないかと不安になってしまうこともあるのです。
このような心境のとき、リモートワークのため上司がそばにいないのがデメリットになります。不安な気持ちを相談できない状況がやがて孤独感につながるのです。
リモートワークだからといって全く上司や同僚と会わない環境にする必要はありません。
事前に上司と相談をして、毎週上司と個人面談を実施するようにするのです。
同僚には相談できないような内容は上司に相談しましょう。
相談できる場を設けることで不安感や孤独感が和らぐはずです。
あとは毎月チームメンバー全員が集まる日を決めるのもよい対処法です。
孤独感の解消に最も良いと思うのは、人に会って会話をすることです。
実際に会う機会を作れば、他の同僚のリモートワーク状況を確認することもできるし、同じような悩みや不安を感じていることが分かれば仲間意識も高まり孤独感は薄れそうです。
孤独感からうつになりそうになる
孤独感から抜け出せない人はうつになってしまうかもしれません。
ただ単に自宅に一人でいるからという理由だけでなく、上司や同僚とのコミュニケーションが減ってしまったことで様々なことが不安になってしまうのです。
リモートワークが可能になったからといって全社員がリモートワーク化しているわけではありませんよね。
リモートワークをしていない社員はオフィス勤務なので、オフィス勤務の人同士が仲良く仕事をしていると、自分がその輪から外れているような感じがして孤独感を感じてしまうのです。
たまにオフィスに行ったときに仲間の輪に入れないことがあると尚更です。
同じ空間にいないというだけで精神状態が不安定になってしまうのです。
孤独を感じてしまうと全てのことをネガティブに捉えてしまう可能性があるので、孤独を感じる期間が長引くと憂鬱な気持ちからうつになってしまう可能性があります。
すぐに完全フルリモートで働くのではなく、週に2日程度のリモートもワークから始めてみるのがよいと思います。
徐々にリモートワーク環境に慣らしていき、同僚とのコミュニケーションの取り方に慣れていけば孤独を感じることなく、フルリモートワークに切り替えることができるかもしれません。
週に2日、3日のリモートワークを試してみて孤独感を強く感じるようならオフィス勤務にすればよいのです。
既にリモートワーク化して孤独を感じるのなら、毎日半日はオフィスに出向くなど自分から会社や同僚に関わるようにしてみましょう。
会社の人があなたの自宅に顔を出しに来ることはないので、自分から会社に行かないといけません。
十分なサポートがない中で仕事をすることになる
新卒入社で3年未満や転職してきて新人の場合は、リモートワークをすると業務上スムーズにいかない場面が多々出てくる可能性があります。
中堅社員のように自己判断できたり、他の人に質問しなくても仕事ができるようなスキルレベルがないと、わからないところが出るたびに躓いてしまい業務に時間がかかってしまいます。
リモートワークという環境なので誰にいつ質問していいのかも躊躇してしまうのです。
顔が見えないし相手の仕事状況がわからず、タイミングが悪いときに質問してよいのかどうか気にしてしまうのです。
若手や新人に関しては、自分一人でも仕事ができるようになるまでは、リモートワークよりもオフィス勤務の方が効率がよいかもしれません。
リモートワーク化するための準備として、リモートワークになったときに行う業務を一人で対応できるようにしておくことです。
対応できないレベルでリモートワークにしても仕事の効率が悪くなる可能性があるので辛くなります。最悪の場合は離職につながる可能性もあります。
どうしても質問しないといけない場面があると思うので、若手や新人には相談相手になる人を決めておくことです。
そうすることで「誰に」相談して良いのかはっきりするので、ストレスなく相談できる環境が整います。
チームメンバーの仕事環境や仕事内容が把握できない
管理職に就いてマネージャーやリーダーをやっている人は、チームメンバーの仕事内容や進捗、心境が把握し難いという点が挙げられます。
メンバーからいつまでに何を対応するのかスケジュールを出してもらっていたとしても、本当に仕事だけに集中してやっているのかどうか心配になります。
部下の中にはいまいち信用に欠ける人もいるからです。
仕事が遅れている部下がいた場合、なぜ遅れているのか理解しにくくなるため、よく状況を理解しないままサボりの疑いをかけてしまう上司もいます。
状況がわからないために、部下の仕事が円滑に進むようにリモートワーク環境を整備することも難しく管理しにくいのです。
仕事のスケジュールを部下から提出してもらうようにしましょう。
リモートワークを開始してからしばらくの間は、毎週全員で集まってリモートワークをしてみて何が仕事の課題になっているのかを話し合いましょう。
そうすることで、上司が把握できていなかった各自のリモートワーク環境における課題がわかるようになります。
リモートワーク環境はそれぞれ異なるので、部下それぞれが抱える内容も異なります。
定期的に集まって各自で取り組んでいる仕事内容や進捗の報告、悩んでいることを確認することがチームマネジメントにもなります。
対人コミュニケーション能力が低下する
リモートワークをしていても週に何日かオフィスに出社する人は大丈夫かもしれませんが、フルリモートワークで働いている人は対人コミュニケーション能力が低下する可能性があります。
営業をしていてお客様と打ち合わせしたりする機会がある職種の人は大丈夫だと思います。
特に自宅で一人でリモートワークしている場合、オフィス勤務のときと比べて人との会話が格段に減ってしまいます。
長い期間人と会話をすることから遠ざかっていると、以前は複数人で何の支障もなく話せていたのに、話の間合いの取り方や自分の意見の伝え方が下手になってしまいます。
リモートワークでチャットや電話はすると思いますが、あくまで人の顔が見えない状態でのコミュニケーションで、必要以上に連絡を取り合うことはありません。
そのため、相手の感情を察する能力が衰えてしまったり、話し方が淡白になってしまう可能性があるのです。
例えば、コミュニケーションが少ない会社からコミュニケーションが盛んな会社に転職したときにどのように接していけばいいか戸惑うのと似たような感覚だと思います。
フルリモートワークであっても定期的にオフィスに出向いたり、毎日上司や同僚に連絡をとるようにしましょう。
同僚と直接会うことが難しい場合は、趣味やスキルアップの習い事などで人がいる場に出向いてコミュニケーション能力が衰えないようにしてみるのもいいと思います。
リモートワークは孤独になりやすいので、仕事以外でコミュニティを作ることで孤独感も薄れ、コミュニティに参加する楽しみが仕事を頑張る糧になるかもしれません。
自己管理をしないといけない
オフィス勤務をしていたときは、上司がマネジメントしてくれていたので、仕事内容や仕事量については自分で考えなくてよかった人もいると思います。
リモートワークになった場合は、仕事のスケジュール管理を自分で徹底しなければならず、納期に間に合わないと思った場合の助けも自分で判断して早めに伝えなければいけません。
また、自宅で勤務ということもあり、ダラダラ仕事をしようと思えば手を抜くことも出来るのです。
リモートワークになったことで、今までよりも「成果」に対する評価の比重が重くなる可能性があります。おそらく多くの会社が評価制度を見直しているはずです。
オフィス勤務だと同僚のサポートなど献身的な行動が評価されていた人はそのような機会が無くなるので、成果を出せるような仕事の取り組み方を自己管理として行わないといけなくなるのです。
そのような環境の中で自分に厳しくして就業時間内をオフィス勤務と同様の生産性を保てるようにしなければなりません。
リモートワーク前もリモートワーク中でも管理能力が高い人にサポートをしてもらうのがよいでしょう。上司が適任ですね。
まずは自分で計画を立てて、普段の仕事の取組みに問題がないか、そのまま進めて目標を達成できるほどの成果が出せる見込みがあるのかを確認してもらうのです。
定期的に進捗を確認してもらい、場合によっては計画を見直すと良いです。
まだマネジメントをしたことがないけど、今後部下を持ちたいという人は、目標設定の仕方や部下のマネジメントの仕方を上司から学んでおくとキャリアアップに役立つと思います。
こういうことができると外注マネジメントも簡単にできるようになります。
社員間のコミュニケーションが減る
リモートワークをすることで社員のコミュニケーションが減ります。
オフィス勤務だとそれぞれの自宅から集まることで仕事帰りに飲みに行ったり遊びに行ったりすることが楽にできましたが、定時後に都内などに集まりコミュニケーションをとることが難しくなります。
職場が自宅になってしまうことで、今まで簡単にコミュニケーションをとれていたことができなくなってしまうのです。
仮にコミュニケーションをとることが頻繁にあるとしても、それはオフィス勤務中から仲の良い社員同士だけなので、まだ話をしたことがないけどこれから交流して仲良くなりたいと思っていた人にはコミュニケーションをとる機会が生まれにくい環境になります。
会社でコミュニケーションとるイベントを開催しても、自宅からわざわざ行くほどの内容ではないと思われれば、有給休暇を使われて欠席される可能性は高いです。
リモートワークになることで、目の前に社員がいないという理由で会社が社員のマネジメントを緩めてしまうこともあるかもしれません。
リモートワークを導入した後こそ、今まで以上にマネジメントに力を入れないといけないと思うのです。
社員間のコミュニケーションを社員任せにしてしまうと必ず誰かがコミュニケーション不足になるため会社主導でイベントを企画するべきかと思います。
例えば、毎週1回は他部署に人とランダムでランチに行くようにするとか、部署やチームで1ヵ月に1回は飲み会をするとか工夫が必要です。
リモートワークは家族の理解も必要なので、社員の飲み会に家族を連れてきても良いというルールを設けてコミュニケーションの輪を広げるのも良いと思います。
仲間意識が薄れてしまう
毎週みんなで集まる機会があったとしても、リモートワークになってしまうとほどんどの時間はバラバラで過ごすことになります。
リモートワークになることで、一緒に考えたり行動することがなくなるため仲間意識は薄れてしまいます。
オフィス勤務だとランチに行ったり、仕事後に飲みに行ったり、愚痴をこぼしたりなど仲間意識を高める機会が沢山ありますが、それらが無くなってしまうのです。
各自が自宅で仕事をしている状況で、わざわざ一緒にランチに行ったり飲みに行くのは面倒になってしまいます。
一人で完結する仕事以外に必ずチームで行う仕事を用意しましょう。
仲間がいないと仕事にならない状況を作ることで、継続した仲間意識をつないでいきます。
一人で完結する仕事だけやっているなら独立してフリーランスをしているのと変わりません。
上司が仲間意識を保てるチームにすることをマネジメントの一環として考えて、あえてチームで行う仕事を作り出すことが必要です。
仕事のプロセスが評価されにくい
リモートワークになるとどのように日々仕事に向き合い対応しているのか上司に伝わりません。
しかし、上司によっては各自の業務に対する取り組み姿勢や成果物を出すまでのプロセスで工夫したことをヒアリングして評価してくれます。
上司のマネジメント力に左右されてしまう部分なので、上司に恵まれないと頭脳派の社員は毎日成果物をアウトプットできないため評価されにくく、サイト制作やシステム開発のように毎日の成果物がはっきりしている人の方が評価されやすくなってしまいます。
適正に評価されなくなって給料が下がったり、評価されるべき人が昇給しないということが続いてしまうと、部下が退職してしまいます。
一人一人、何を成果物とするのか、評価とするのかを定義しましょう。
役割が異なるのでそれぞれ評価の対象は異なるはずです。
そして、成果物以外にどのような考えを持って業務を進めているのかをヒアリングして評価するようにしましょう。
成果物が出しやすい職種にありがちなのが、言われたことしかやらない人が少なからずいるということです。
言われたことだけ作業としてやっている人と、成果物が少なくても会社に貢献できる仕組みを考え生み出している人では評価が異なってくるはずです。
当事者意識が薄れてくる
リモートワーク環境になると職場のことよりも家庭に対する意識の方が強くなります。
働く環境が自宅だからですね。
自分の会社ではないだけに、職場から離れた環境だと積極的に会社組織をどうにか良くしていこうという考えはなくなっていきます。
今、自分が働いている場所(自宅)を良くしていこうとするのです。
人にもよりますが、仕事中心から家庭中心の思考になっていきます。
特に既婚者で子持ちの人は、家庭内のマネジメントを考えるようになるので職場のことが二の次になってきます。
オフィス勤務をしていたときよりも当事者意識が薄れ、オフィス勤務のときよりも会社に対する提案などが減っていきます。
リモートワークによって各自職場が自宅になったとしても、オフィスは存在するし会社の一員だという意識をつなげることが大事です。
定期的に社員から、リモートワークを取り入れた後の会社の課題が何か、今後会社を良くしていくためにはどうしたらよいか意見を提出させるようにしましょう。
良い意見の提出や課題解決をしたかどうかを目標設定(評価)に入れるようにすると、職場が自宅になったとしても当事者意識は保てるかもしれません。
見えないプレッシャーで残業してしまう
リモートワークだと各自がサボらないで仕事をしているかどうか把握できません。
監視するシステムなどが出回っていますが、社員を疑ったり監視するような感じがあるので好まれてはいません。
今までオフィス勤務で対応していたのと同じスピード感や仕事量で対応していれば問題ないのです。
しかし、少し対応が遅れただけで上司からサボりだと疑われてしまわないかと不安になって無理に残業してまで終わらせようとするのです。
真面目な人だといろいろとプレッシャーを感じてしまい、上司や同僚に付け込まれないように完璧に仕事をしようとしてしまうのです。
気が付いたらオフィス勤務のときに比べて残業が増えてしまい、残業したことを報告するわけにもいかないので、隠れ残業になってしまうのです。
スケジュール管理を徹底することです。
そして計画したスケジュールを上司や同僚に共有することで、スケジュール以上に仕事をしなくてよくなります。
1日の仕事量は80%程度に留めておくと余力ができるので、日中に不測の事態が起きても残業する可能性を下げることができます。
無理しない仕事量で計画を立てて、上司や同僚に共有しておくことが対処となります。
今後出社して働くことが苦痛になる
長い期間リモートワークで働くことに慣れてしまうと、オフィス勤務に戻るときに苦痛を伴います。
まず、「通勤」が苦痛になります。
往復で数時間かかるという時間的な苦痛と、満員電車を立って乗るという肉体的苦痛です。
リモートワークでメリットになった部分をなくすことになるため、とても苦痛に感じるようになります。
もう一つは、コミュニケーションの取り方です。
リモートワークだと必要以上に会話をしなくてよいので楽な人は楽だと思います。
しかし、周りに同僚がいる場合は雑談など適度な会話でコミュニケーションをとる必要があるので、どのような会話内容で雑談などをしてよいのかわからなくなってしまっているのです。
お互い会わない空白の期間が、相手の情報不足になり会話に困るのです。
体質的には他人と会話をしないことに慣れているので、人によっては会話をすること自体が苦痛になってしまう場合もあります。
フルリモートワークを一生続けられる会社なら問題ないかもしれません。
しかし、いつかオフィス勤務になる可能性があるのならフルリモートワークは避けた方がよいでしょう。
完全にフルリモートワークに慣れてしまうとオフィス勤務に戻したときに気持ちの面で耐えられない人もいます。
バランスが大事なので、リモートワークを週に2日~3日程度にして、残りはオフィスに出社するようにすると、オフィス勤務でもリモートワークでもどちらも抵抗なく働くことができます。
生活のリズムがコントロールしにくい
リモートワークになると通勤がなくなりますよね。
そのため朝はゆっくりできるので、業務開始ギリギリまで寝ることもできるのです。
通勤がないことを利用して遅くまで夜更かししたり、遠出をしたり今までとは違う過ごし方になるのです。
自宅にいるということで、業務中だけれども洗濯など家事をしたりする人もいます。
その分、残業して働いてしまうなどメリハリをつけられない人もいるのです。
このような過ごし方を続けてしまった場合、仕事に対して責任感が緩んでしまい集中力も欠けて、今までしなかったようなミスをするようになります。
リモートワークで自分なりに一日の流れをつくらないとオフィス勤務のときと同等の生産性で成果を出すことができないのです。
リモートワークになったとしても今まで通りの時間に起きるようにする、昼休憩もずらさずとる、業務時間中は家事などは一切しないなど自分のルールを決めるのです。
そうすることで今までと一日の流れは変わらず、勤務場所が自宅になっただけという環境を作ることができます。
通勤時間が無くなった分の時間の使いかたも次の日の仕事に影響しないように、月曜日~木曜日は無理をしないように過ごして、金曜日は次の日が休みだから夜遅くまで遊ぶようにするなどを決めましょう。
生活のリズムを作ることは体調管理にもつながりますよ。
運動不足で体調不良になりやすい
リモートワークになると部屋に引きこもりがちになるので運動不足になります。
オフィス勤務のときは通勤で自転車に乗ったり電車に乗ったり歩いたりしていたと思うので多少なりとも体を動かしていたのです。しかし、それらが一切なくなってしまうのです。
営業職の人なら今までと変わらず外出することがあると思いますが、内勤の職種の人は外を出歩くことも減ってしまうので日光にも当たらない日が増えてしまいます。
気持ちの面でもすっきりしないし、体を動かさない日が増えることで成人病の可能性が高まったり体調不良を引き起こしやすくなるのです。
リモートワークになると仕事をしながら飲み食いでいてしまう環境になるので、食生活にも気を付けないといけません。
体調管理に関しては、オフィス勤務のときよりも配慮しなければなりません。
業務開始前や業務後にジムに通ったり、業務の休憩時間に近所を散歩したりするとよいです。
お金をかけてまで体を動かしたくないという人は、近所をランニングするのも良いと思います。
トレーニング器具を買って家の中で軽く運動するのも良いです。
リモートワークで通勤時間が削減されているので、これを機に運動系の趣味や習い事を始めてもよいかもしれません。
体を動かすことを日課にしないとなかなか体を動かさないと思うので、自分に合った方法を見つけて定期的に体を動かすようにしましょう。
リモートワークは環境整備しないと続けることが難しい
今までオフィスで働いたことに慣れてしまっているので、リモートワークになったとたんにオフィスでは当たり前のように整備された環境がなくなり困惑するかもしれません。
リモートワークのデメリットを考えたときに、個々人によってデメリットになるかどうかは異なります。
特に孤独に耐えられるかどうかは性格によるところが大きいと思うので、先程紹介したリモートワークのデメリットがすべての人に当て嵌まるとは限りません。
そのようなことがあるため、個々人でデメリットとなり得ることは事前に対処しておかなければ、オフィスで働いていた時よりも仕事環境が悪くなってしまい、効率的に仕事ができなくなってしまいます。
会社としても個々人に合わせたリモートワーク環境を用意するのが難しいと思うので、自分にとって働きやすいリモートワーク環境を自分で構築していく必要があります。
上手くリモートワーク環境を整えることができれば、オフィス勤務よりも効率的に仕事ができるし、環境整備を失敗すると働き難い環境になるので、オフィス勤務の方が良いと考えるようになってしまいます。
そうなると長続きしません。
若手も管理職になっていない中堅社員もオフィスで働いていた時よりも自立した働き方を求められることになるのです。
まとめ
リモートワークのデメリットと対処法について紹介しました。
リモートワークは職種や独身の人、妻子持ちの人で仕事環境が大きく変わります。
会社が個々人の仕事環境を平等に用意するのは難しいので、自分なりの働きやすい環境を整備することが必要です。
特に孤独感を感じる人は多いので、仕事で上手くコミュニケーションをとるように工夫をするか、プライベートで人とのつながりを多く持つことで孤独感をなくしていく工夫が必要です。
これからもリモートワークを推進する会社は増えてくると思うので、リモートワーク環境でどのように働き、仲間とコミュニケーションをとるのか考える必要がありそうです。