・webマーケターの仕事内容がわからない
・webマーケター身に着けるべきスキルがわからない
・webマーケターの将来性や市場価値がわからない
このような悩みや不安を抱えていませんか?
こんにちは。転職を7回以上繰り返し、キャリアアップして成り上がってきた転職上級者です。今回は、webマーケターの仕事内容やスキルについて解説していきますね。
あなたの会社にもwebマーケターとして働いている人がいませんか?
でも、webマーケターっていつもどんなことをしているのか仕事内容が気になりますよね。
もし、webマーケターとして働く場合どのような仕事内容なのか必要になるスキルが何なのかを知っておく必要があります。
webマーケターとして働く場合の将来性や年収面の魅力を知ると、webマーケターになりたいと思うかもしれません。
webマーケターの仕事内容とは?
webマーケティングとは、webサイトやwebを活用したサービスから商品やサービスが売れる仕組みを言います。
webマーケターと呼ばれる職種の人は、webから売れる仕組みを作るプロとして活躍しています。自社のwebサービスに対して売れる仕組みを作ることもあれば、お客様のwebサービスに対して売れる仕組みを作ったりします。
webからの集客、アクセス解析、webサイトのコンテンツ改善など幅広く仕事を行い売上向上に向けて施策をします。
webマーケターに向いている人はこのような人
webマーケターは主にこのようなwebサイトに対して、売上アップやお問合せ数アップにつながる施策をしていきます。
施策するwebサイトの役割によって求められる成果が変わってきます。
- 自社のコーポレートサイト ※お問合せ数
- お客様のコーポレートサイト ※お問合せ数
- ECサイト ※商品がいくつ売れたか、いくら売れたか
- メディア ※どれくらいの訪問者数やPVがあるか
webマーケターの成果は、お問合せ数や商品の売り上げなど定量的になります。
成果を出すために、どのような施策を実行するのか、実行後に改善点はないかなど常に考えることが求められます。
会社で決められた成果目標に対して達成できるように自ら行動できる人にならないと成果を出すことは難しいです。
もし、あなたが指示待ち人間の場合、webマーケターには向いていません。
webマーケターは、むしろ指示待ち人間に指示を出す側だからです。
webマーケターが担当する案件は、いろいろな業界があるので、その都度自分が知らない業界の場合は、業界の用語や動向に対してアンテナを張る必要があります。
情報収集を怠らないような人にはwebマーケターは向いています。
自社のwebサイトに対して売り上げる仕組みを作ること
自社のwebサイトから製品に関するお問合せ数を増やすためにどうしたらよいか、自社サービスを多くの人に認知してもらい購買につなげるためにはどうしたらいいかを考える必要があります。
webマーケティングは短期的に成果を出せることもあれば、中期的に成果が出る場合もあります。
まだ自社の商品を認知していない場合は、半年くらいしないと購入に至りませんが、既に認知しているお客様であれば、すぐに購入する可能性が出てきます。
短期的にも、中長期的にも通年通して会社が売り上げられるような仕組みづくりを計画することが求められます。
お客様のwebサイトに対して売り上げる仕組みを作ること
お客様のwebサイトやサービスに対して売れる仕組みを構築してあげる場合もあります。
お客様がwebを活用して、いつまでにいくら売り上げたいのか目標を定めてあげる必要があります。
定めた目標を達成できる施策内容を考えたり、必要だと思えば新たなサービス立上げの提案をします。
今あるwebサイトやサービスに固執せず、必要ならば新サービスの提案もして行かなければいけないので、資料作成やプレゼン能力も必要になってきます。
資料作成は得意だけれども、プレゼンが苦手という人はwebマーケターには向いていないかもしれません。
提案も1度ではうまくいかないので、何度もブラッシュアップしてプレゼンして納得してもらう必要があります。
忍耐強く提案し続けられるかどうかがポイントです。
webマーケターに必要なスキルとは?
売り上げるための企画力
売上目標に対して、達成するための企画スキルが必要になります。
目先の売上や利益だけを追求しても成果を出し続けることはできないので、半年や1年単位で売れる仕組みを企画するスキルが求められます。
社内でも社外のお客様に対しても納得してもらえるように根拠となる「情報」を収集する必要があります。
新たに新サービスを立ち上げるという場合は、販売ルートや商品の販売価格まで計算する必要があります。
社内に詳しい人がいない場合も多いので、大抵のことは自力で解決しなければいけません。
もし、施策が失敗した場合は、webマーケターの責任になるので、絶対に成功すると思えるような企画を提案するスキルが求められます。
パワーポイントによる資料作成能力
良い企画が思いついても相手に伝わらなければ意味がありません。
プレゼンは一般的にはパワーポイントで資料を作成し、プロジェクターなどで大勢の前で発表することになります。
大勢の前でプレゼンをすることになるため、マーケティングのスキルがある人もない人も聴衆者にはいます。
誰に対しても伝わりやすいような言い回しや図解した資料を作成するスキルが必要です。
話す内容も順序を考えて構成しないと誤解を与えてしまったり、理解不足になってしまいます。
企画プレゼン能力
きれいでわかりやすい企画資料ができたとしても、プレゼン能力が低いと相手には何も伝わりません。
ただ単にプレゼン資料の内容を読み上げも聴衆者には何も響きません。
資料はあなたのプレゼンの補助として考えて、あなたがなぜ今回このような企画をしたのか考えや気持ちを自分の言葉で伝えることが必要です。
企画の内容や資料の品質も問われますが、企画者の人格に関しても提案される側は見ています。
要するにこのwebマーケターを信用していいのかどうかを判断していると思ってください。
コンペになった場合は特に、プレゼンで個性を出すスキルは必須です。
コミュニケーション能力
企画が採用されたとして、企画通りに施策を進めると関わる人も増えてきます。
あなたの指示によって作業をする人もいるため、的確に作業指示を与えたり、必要に応じて提案をもらったりする必要があります。
一緒に仕事をする人もそれぞれ立場があったり、スキルが異なるので相手の能力や性格をみて、どのような伝え方がよいのか、話し方がモチベーションを上げるのか考えることが大事です。
伝え方や言葉の選び方を間違えると、受け取り方によっては気分を悪くしたり、最悪の場合は喧嘩に発展してしまう可能性もあります。
そうなってしまうとせっかくの企画がうまくいかないですよね。
webマーケターには相手の立場になって行動して、人を動かすコミュニケーションスキルが求められます。
アクセス解析による分析力
多くの会社はwebサイトでアクセス解析を行っています。
アクセス解析とは、いつどのページに何人のお客さんが訪れたのか、どれくらいのページが読まれて何の商品が売れたのかを分析することです。
施策を実施した後は必ずアクセス解析を行い、思惑通りの結果が出たのか、失敗してしまったのかを分析する必要があります。
長期的に売れる仕組みを作るために、毎月単位で改善点を洗い出し、次の施策案を考えていくことが求められます。
大抵はGoogleアナリティクスでアクセス解析を行っていることが多いので、まずはGoogleアナリティクスの導入とレポート解読するスキルを身に着けることが近道といえます。
htmlソースコード解読能力
なぜhtmlが読める必要があるかというと、Googleアナリティクスを導入するときに解析タグをhtmlソースに実装する必要があります。
htmlコーダーでなくても簡易的にソースが読めないと、どこのタグの場所に解析タグを設置すればいいのかわからず、指示することもできません。
また、SEO対策をするうえで、ページタイトルやメタディスクリプションタグなど超基礎となるタグは読める必要があります。
このようなことができないとwebマーケターとしてはwebサイトにおいては成果を出すための仕組み作りが困難になってしまいます。
タスク・スケジュール管理能力
売上を伸ばすための施策やお問合せを増やす施策を実施する場合、多くの細かいしごとが発生します。
一人で行うことも少ないため、誰がいつまでに何の仕事を終わらせる必要があるのか、スケジュール管理を行うスキルが必要になります。
スケジュール管理能力がないと、納期までに施策が間に合わず、自社やお客様の売上発生が遅れてしまい損害を出すことになってしまいます。
そうなってしまっては、せっかく良い企画があっても失敗で終わってしまいます。
以外に見落とされがちですが、スケジュール管理ができると無理のないスケジュールになるので関わるメンバーの業務負荷もコントロールできるため円滑に進めることができます。
SEO(Search Engine Optimization)検索エンジン最適化の知識
SEOは広告費をかけずにwebサイトの集客するスキルです。
見込み客に見てほしいページが検索結果に上位表示されるまでには半年以上かかることもあるため、すぐにマーケティング施策の結果が出ない手法です。
しかし、上位表示された場合、広告費0円で見込み客を大量に集めることができますのでメリットは大きいです。
webサイトに対してどのようなSEO対策を施策するのか、施策内容を計画するスキルや成果が出ない場合にどのような改善を行うのか、良い結果・悪い結果を予め予測するスキルが求められます。
最終的にはGoogleに依存してしまうことも多いので、頑張るだけでは成果が出ないこともあります。
リスクを分散するなら、リスティング広告やSNS施策を併用するなどの計画が必要です。
リスティング広告の知識
すぐに売上を出したいという場合は、リスティング広告を行う場合もあります。
1クリックされる度に課金される広告モデルです。
例えば、google検索エンジンで「SEO」と検索すると、「広告」表示がついたSEO業者の広告が出ます。
この広告をクリックすると課金が発生します。
SEOと違いすぐに検索結果の上の方に表示させることができるので、集客したいwebサイトへ見込み客を誘導することができます。
状況に応じて使い分けが必要になりますので、商材の特性やリスティング広告をする場合にかかる費用を計算して、採算がとれるように運用計画を立てるスキルが求められます。
LPO(Landing Page Optimization)ランディングページ最適化知識
SEOやリスティング広告によってwebサイトに見込み客を誘導するページをランディングページと言います。
せっかく見込み客を誘導したのに商品購入がなかったり、お問合せが全く入らないとなってはマーケティング施策は失敗に終わってしまいます。
誘導までできている場合は、ランディングページに問題があることが多いので、ランディングページをどのように改善したら成果が出るのか分析して企画するスキルが求められます。
見当違いな仮説を立てて修正をしてしまうと、逆に成果が出なくなってしまうこともあります。
修正を行う場合は、仮説の精度が重要なので、質の高い仮説が立てられるかどうかも成果を出すポイントです。
SNSの知識
企業ではなく一般の個人がお客様になる場合は、集客方法としてSNSを活用する場合もあります。
SNSには、ツイッター・フェイスブック・インスタグラム・ユーチューブなどがあります。
ターゲットになるお客様に合わせてどのSNSを活用して集客するのか、商品を宣伝するのか判断するスキルが求められます。
それぞれのSNS利用ユーザーの年代層や特性を理解しなければ、集客はできても商品やサービスが売れないかもしれません。
webマーケターが持っていると役立つ資格
代表的な資格となりますが、あくまでwebマーケターとして働くうえで持っていないといけない知識や分析スキルを体系的に学ぶことができる資格です。
実務で役立ちますが、この資格を持っているからと言って成果を出せるwebマーケターになれるわけではないです。
現にマーケターとして働いていない大学生でも取得できるようなレベルの資格なので、合格したからといって変な自信を持つのはやめましょう。
Google アナリティクス個人認定資格
GAIQと呼ばれている資格です。
Googleアナリティクスの知識に関する認定する資格で、web上で学習できるGoogle アナリティクスの理解度テストに合格すると認定されます。
こちらから学習ページへ行くことができます。(googleのアカウントが必要です)
アナリティクスアカデミーコース
初心者向けコースと上級者向けコースがありますが、webマーケターとして働く場合は上級まで取得しないとGoogleアナリティクスから改善ポイントを読み解くことが難しいです。
- デジタル アナリティクスの利点
- Google アナリティクスの仕組み
- Google アナリティクスの設定
- フィルタを使用したビューの設定
- Google アナリティクスの操作
- サマリー レポートについて
- レポート全体について
- レポートを共有する方法
- マイレポート一覧とショートカットの設定方法
- ユーザー レポート
- 集客レポート
- 行動レポート
- カスタム キャンペーンを測定する方法
- URL 生成ツールを使用したキャンペーンのトラッキング
- 目標の設定によるビジネス成果の測定
- Google 広告キャンペーンの測定方法
- Google アナリティクスのデータ収集
- ユーザーとセッションの分類
- 設定の適用
- データの保存とレポートの生成
- 測定計画の作成
- アナリティクス アカウントを整理する
- ビューにアドバンス フィルタを設定する
- 独自のカスタム ディメンションを作成する
- 独自のカスタム指標を作成する
- イベント トラッキングを使用してユーザー行動を把握する
- その他のおすすめの設定
- データをセグメント化してインサイトを得る
- チャネル別にデータを分析する
- ユーザー層別にデータを分析する
- カスタム レポートを使用してデータを分析する
- リマーケティングの概要
- 動的リマーケティングを使用したより効果的なターゲット設定
ウェブ解析士
ウェブ解析士は、「成果につながるウェブ解析ができる人材を育成するための認定資格」とされています。
googleアナリティクスによるアクセス解析を軸とした解析スキルを学ぶことやターゲットユーザに向けてどのような施策をするのか企画立案する知識を学ぶことができます。
上級になってくると経営課題を解決できるようなwebコンサルティングスキルを学ぶことができます。
- ウェブ解析と基本的な指標
- 環境分析とKPI
- ウェブ解析の設計
- インプレッションの解析
- エンゲージメント・間接効果の解析
- オウンドメディアの解析
- ビジネス戦略ごとの重要な用語と指標
- レポーティング
- 上級ウェブ解析士とは
- コンセプトワーク
- カスタマージャーニーマップ
- 計画立案
- KPIと指標の設計
- 課題について
- ウェブマーケティング計画書
- 施策評価シート
- 改善、設計の提案書
- 解析設計指示書
- 中間課題ワーク
- 全体傾向の解析
- 参照元の解析
- コンテンツの解析
- レポートの設計
- 修了レポートについて
webマーケターの年収面の魅力は?
お金を稼ぐ仕組みを構築するスキルが身に着く
webマーケターの仕事はお金を稼ぐ仕組みを作ることです。
そのため、日々の業務で成功や失敗をして学ぶことで経験値が蓄積されお金を稼ぐ仕組みを構築するスキルが身に着きます。
会社で働いていても全員がお金を稼ぐ仕組みづくりのスキルを身に着けることは出来ません。
経営者かwebマーケターポジションでしか身に着きません。
webマーケターとして働けていることはとても魅力的なのです。
日々苦労することはありますが、必ずあなたのスキルとなるため、起業して稼ぐ力が身に着くと言っても過言ではありません。
転職先となる求人が多く平均年収も比較的良い
会社は売り上げていかないと潰れてしまいます。倒産ですね。
そのため、売れる仕組みづくりができるwebマーケターを求めている企業は多いのです。
引っ張りだこという言葉が当て嵌まりますが、年収が少ないと他の会社に取られてしまうこともあり、やや高めの年収を提示されることが多いです。
dodaから発表されている年収では、「マーケティングは年収約500万円」となっています。
小さな会社の場合は、平均以下の年収の場合があるので、どうせ日々難しいことをやるのなら、自分を安売りせず少しでも高い年収の会社に転職しましょう!
webマーケターとして定量的な成果を出すと給料は上がりやすい
webマーケターの成果は、webからのお問合せや会員登録数、商品の売上額など数字で定量的に表せる成果がほとんどです。
そのため、成果を出すことができれば査定の度に良い評価をもらい給料をどんどん上げていくことも可能です。
逆に事務職のように定量的に成果を示せないような職業はどんなに仕事量をこなしても売り上げにならないので、給料は上がりにくいし低いということになります。
webマーケターは、頑張り次第で高給取りになれる可能性を秘めている点がとても魅力的です。
webマーケターの将来性はあるの?
webサイトを持っている企業全てがお客様になる
今の時代、webサイトを持たない会社はありません。
個人でもブログやメディアを運営している人も増えてきています。
今は企業をお客様として働くことが多いと思いますが、あなた個人のブランディング次第で個人のお客様を対象にwebマーケターとして働くことも可能になります。
起業や独立などの選択肢も出てくるので、あなたが理想と思うワークスタイルで働くこともできます。
webの仕事はリモートワークで働くことができるので、海外で旅行を楽しみながら仕事をすることもできてしまいますね。
独立してフリーランスの仕事をすると収入はさらにアップ
独立したりフリーランスとして働く人も増えています。
マーケターを求めている企業も多く、フリーランス案件だと週1から働くこともできます。
会社に所属して働くよりも単価が高めなので、仕事を安定してもらえるようになるまでは大変かもしれませんが、安定すると月に100万円から200万円稼げるようになります。
もちろん、プロフェッショナルなスキルは必要です。
成果を出さないと契約を解除されてしまうためです。
いくつもの案件を抱えると自分の時間は減ってしまいますが、かなりの年収アップが期待できます。
逆にそこそこの案件数だけにしておけば、自分の時間も確保できるのでワークライフバランスが取れた働き方をすることができます。
webマーケターへ転職したい場合は転職エージェントを利用する
webマーケターになるために転職する場合や、既にwebマーケターとして働いているけど、さらに年収アップやスキルアップしたいと思うなら転職エージェントを利用することをおすすめします。
自分で探してもよいのですが、結局のところ入社しないとわからないことや食い違いがでます。
転職エージェントが内部の情報を教えてくれるので、利用することで転職が失敗するリスクを低くすることができます。
未経験からでもwebマーケターとして働きたいという場合も、今のレベルに合わせた求人を紹介してくれるので転職することは可能です。
ただし、未経験からだと覚えることも多いため相当な苦労は必要になりますので、webの仕事に興味がないと辛いかもしれません。
キャリアの相談も含めて、一度転職エージェントに相談してみるのは良いと思います。
転職エージェントに相談すると、このような不満を解決できる、あなたに合った会社を紹介してくれるのです。
※PR
- doda(デューダ)転職エージェント | 大手・優良企業の求人が中心
※日本最大級!非公開求人約10万件。 - リクナビNEXT | リクルートが運営する転職・求人情報サイト
※「グッドポイント診断」であなたの強みが見つかる。 - 無料の適性診断 ミイダス | あなたの市場価値がわかる
※あなたの強み・弱み、適性が高い職種がわかります。
まとめ
webマーケターの仕事内容や必要スキルについて解説しました。
webマーケターとして働くことは将来的には独立やフリーランスとして働く選択肢も出てくるため自由度の高い働き方をすることができます。
年収面に関しても自分の力量次第では成果を数字で表すことができるため、昇給しやすくなったり独立して複数の案件を対応することで大幅な年収アップが期待できます。
webマーケターに興味が沸いたら知り合いのマーケターに話をきいてみたり、転職エージェントに話を聞いてみましょう。