10年間も給料が上がらないなら辞めるか給料アップの交渉をするべき

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10年間も給料が上がらないなら辞めるか給料アップの交渉をするべき
会社員

・10年間働いたけど数千円しか給料が上がらない
・給料アップ交渉の仕方やタイミングが分からない
・10年間働いたけど給料が下がっている

このような悩みや不安を抱えていませんか?

やす先輩

こんにちは。転職を7回以上繰り返し、キャリアアップして成り上がってきた転職上級者です。今回は、給料アップの交渉方法について解説していきますね。

あなたが10年間も働いて給料が上がらないという会社なら辞めて転職した方が給料アップの近道かもしれません。

同じ業界、業種でも会社が儲かっている場合、10年間も働けば業界水準かそれ以上の給料になるのです。

10年間も働いて満足できるほど給料が上がらないのなら、あなたが働いている会社は儲からない業界や業種の仕事なのかもしれませんね。

「10年間という期間、会社に貢献しても給料って上がらないものなのか?」

10年間も勤めていれば、ライフステージの変化もあるので結婚して子供が出来たりする人もいるので、仕事のやりがいよりもお金の方が重要になってくると思います。

いろいろな事情ですぐに辞めることができなかったり、年齢的に転職が厳しい場合も考えられますよね。

まずは、10年間働いてきた会社なので、辞めるよりも先に給料アップの交渉をしてみましょう!

この記事では、10年間も給料が上がらないなら辞めるか給料アップの交渉をした方がいいということについて解説しています。

給料アップの交渉を頑張っても給料が上がらない場合は、転職することを考え始めましょう。

目次

退職理由アンケート結果

周りの人は、どのような理由でやる気をなくし、退職しているのか気になりませんか?

そこで、厚生労働省のアンケート結果をまとめてみました。

男性、女性それぞれの結果を見てみましょう!

男性の退職理由(正規)

「能力・実績が正当に評価されない」、「給与・報酬が少なかったから」という評価や収入面の退職理由がそれぞれ16%となり、退職理由の上位になっています。

また、「自分の希望する仕事ではなかった」、「労働時間が長かった・休暇が少なかったから」という労働環境に対する退職理由がそれぞれ14%と高くなっています。

男性の退職理由(正規)ランキング

「能力・実績が正当に評価されなかった」、「給与・報酬が少なかったから」という理由が上位を占めています。特に正当な評価がされない場合は給与が上がっていきませんので、給料が上がらない状況になります。

参考:厚生労働省「第6回21世紀成年者縦断調査(国民の生活に関する継続調査)結果の概況

女性の退職理由(正規)

「能力・実績が正当に評価されない」、「給与・報酬が少なかったから」という評価や収入面の退職理由がそれぞれ17%となり、退職理由の上位になっています。

また、「自分の希望する仕事ではなかった」、「労働時間が長かった・休暇が少なかったから」という労働環境に対する退職理由がそれぞれ13%と高くなっています。

女性の退職理由(正規)ランキング

参考:厚生労働省「第6回21世紀成年者縦断調査(国民の生活に関する継続調査)結果の概況

男女ともに上位を占めたのは、「能力・実績が正当に評価されない」、「給与・報酬が少なかったから」、「自分の希望する仕事ではなかった」、「労働時間が長かった・休暇が少なかったから」という退職理由になります。

その他、「人間関係がうまくいかなかったから」、「通勤時間が長かったから」、「一時的・不安定な仕事だったから」、「事業又は会社の将来に不安を感じたから」という退職理由になりました。

これらの退職理由で多くの人が、転職をしているのです。

正当な評価がされない会社なら、給料交渉をしても給料が上がらないので、多くの人の退職理由になっているかもしれませんね。

10年間も給料が上がらない会社にいても何の希望もない

10年間も給料が上がらない会社にいても何の希望もない

10年間近く働いてきたのに給料がぜんぜん上がらないとこのような状況になってしまいます。仕事もプライベートもつまらない人生になってしまいそうですよね。

  • 給料が10年間も据え置きだとモチベーションが下がる。
  • お金が無いと結婚したり子供を育てることが難しい。
  • 給料が上がらないと自己啓発に投資できないのでスキルアップも難しい。
  • プライベートで自由に使えるお金がないので趣味を楽しめない。

10年間働いても給料が上がらなくて悩んでいるということは、年齢的には人生の岐路に立たされている人も多いのではないでしょうか?

税金は上がっていく一方なので収入を増やさないと実質、現状維持どころか減っているようなものです。

生きていくうえでお金がないと充実した人生を送ることができないので、給料を上げたいと思うのなら、給料交渉をすることを考えた方が明るい未来が見えてきます。

10年間も給料が上がらない原因

一昔前は就職した会社で定年までずっと働くということが普通で、年功序列で毎年安定した定期昇給がありました。

最近では大手企業も年功序列を廃止して、成果主義という成果を出した社員にだけ給料を上げていくような評価制度で運用をしています。

10年間も働いていても会社の評価制度や昇格、昇給の仕組みが変わることもあるので、突然、給料アップが期待できない会社になってしまうかもしれません。

まずは今働いている会社の評価制度を理解したうえで、自分だけ給料が上がらない状況なのか同僚に話を聞いたりして探ってみましょう。

けっこう仕事量もこなしているし、成果も出して会社に貢献しているけど自分よりも周りの同僚の方が給料が上がっている場合は、あなたよりも上司に対してアピールが上手いのかもしれません。

アピールがうまいと多少スキルがあなたよりも劣っていても、やる気や積極性という部分が上司の印象に残りやすいので評価されやすいということがあります。

僕の会社にもすごく仕事ができる人がいて、いつも一人で黙々と仕事をしていてすごく成果を出していたのですが、一定のところまで給料が上がった後は一切給料アップしなくなっていました。

逆に彼よりも仕事のできない人が毎年のように給料アップをしていましたよ。

たぶん、一人でできる仕事って大きな利益を生み出すことは難しくて、コミュニケーションを取りながらチームで仕事をする人の方が大きな利益につながる仕事をして成果をだしているってことだと思うのです。

10年間も働き、成果を出しているけどなかなか給料が上がらないという人は、自分の仕事の取り組み方と周りの人の仕事の取り組み方を比べてみるものいいかもしれません。

あとは、業界や業種、仕事内容によっても給料が上がり難い可能性があります。

飲食店のような人件費や店舗の維持費用などがかかる仕事だと会社の利益が少ないので全体的に給料は高くなく、エリアマネージャーとかにならない限りは大幅な給料アップは望めません。

逆に、ITやwebの仕事内容の場合は、何かツールやサービスを1つ商品化することで在庫も抱えることもないし、webサイト経由で営業してしまえば営業マンを雇うコストも発生しません。

転職サイトで求人の想定年収を見てみると、比較的ITやwebの業界は年収が高いし毎年昇給のチャンスが1~2回あったりします。

会社として利益が出る事業を手掛けているかも確認してみると良いかもしれません。

10年間で会社の利益が上がっているなら給料アップの交渉が上手くいく可能性はある

会社の利益が上がっているなら給料アップの交渉が上手くいく可能性はある

あなたがどんなに優秀で会社にとって必要な人材であったとしても、会社の業績が悪かったら給料を上げてあげることはできません。

業績が悪い中で給料を上げられるとしたら、会社内で無駄な経費を削減したり、能力の無い人の給料を下げて捻出したお金で実現できるかもしれません。

ただ、このような状況だとそもそも誰が交渉しても給料アップは難しいし、あなたがいくらの給料アップを望むかわかりませんが期待する昇給はないと思った方が良いです。

逆に会社の業績が良い場合は、給料アップの交渉が上手くいく可能性があります。

なぜなら、業績が良いと会社は人材を募集することに投資をします。

会社の方針にもよりますが、その投資できるであろう資金で今働いている会社の社員の給料を上げてあげることもできるのです。

業績が良くて決算賞与などが出そうなときは、社員への分配が決まってしまう数か月前に上司へ交渉してみるといいです。

予定していた金額よりも多少多めに賞与で還元される場合があります。
基本給アップではありませんが、年収という見方をすれば実質給料アップの実現ができます。

退職の引き止めで給料アップすることはよくある話

会社というのは、社員の給料を上げてあげる余裕があったとしても、社員から給料を上げてほしいと言ってくるまでは何もしないことがほとんどです。

予め決算賞与やボーナスがあると会社の規定で決まっていれば話は別ですが。

退職の引き止めで給料アップを実現できている人は、仕事のスキルが高くて毎月会社に売上貢献できている人が多いです。

あなたが上司に給料を上げてくれないなら会社を辞めるという交渉をした場合、会社にとって必要な人材であれば、退職の引き止めとして給料がアップする可能性はあります。

10年以上も働いていれば戦力として会社から認められている可能性が高いからです。

退職の引き止めで上がった給料の額も非常に重要で、例えば1万円アップなのと5万円アップなのとではあなたに対する価値が異なってきます。

月給5万円アップしたら会社はあなたのことを必要としているし、今後も働き続けることでさらなる給料アップの可能性も見えてきます。

月給1万円アップ程度だと単なる労働力の維持程度が目的であなたに対してさほど評価をしていない可能性があります。(会社の規模や業績によります)

この先働き続けても大きく年収を上げていくことができないことがわかりますね。

給料交渉のタイミングや交渉の言い方は?

「交渉」なので、あなたに有利なタイミングで行った方が交渉が成功する可能性が高まります。例えば、このようなタイミングは有利です。

  • あなたしか対応できない属人化した仕事を担当している。
  • 所属部署やチームの人手不足で困っている。
  • あなたが任せれる予定の大きな仕事が控えている。
  • 会社全体で退職者が続いている。
  • 査定の数か月前に昇格希望を申し出る。

あなたが会社を辞めることで、残された人たちが困る状況や悪影響が出るような状況の時がチャンスです。

特に、採用が上手くいっていない会社の場合は辞められると仕事が回らないし、新しい人の採用コストもかかるし会社にダメージが大きいです。このような場合もチャンスです。

このようなタイミングで交渉すれば、辞められるのと給料アップをして残ってもらうのとどちらが損害が少ないかなどで判断してもらえます。辞めると言ったら昇給は簡単かもしれません。

10年間も働いていれば、このようなチャンスは必ずあるはずです。
見逃さないようにしましょう!

弱みを握るのが苦手なら、交渉の言い方としては、「役職に就きたい」と申し出ましょう。

余程のブラック企業ではない限り、役職について給料アップしないということはないと思います。

会社によっては試験に受からないと昇格しないと思いますが、管理職志望という気持ちを伝えることで現在の管理職をしている人の補佐として働くという条件で給料アップを交渉するなど前向きな交渉もできます。

給料が上がらないから転職をするという選択肢は次の仕事が決まってから

給料が上がらないから転職をするという選択肢は次の仕事が決まってから

交渉の仕方にもよりますが、「給料をアップしてくれないなら辞める」と言う場合は事前に転職活動を始めておいて、辞めた場合に次の仕事が決まる可能性があるのかを把握してからにしましょう。

冷静に考えてみましょう。

10年間も働き続けても給料が上がっていないということは、役職に就けるほどのマネジメントスキルもそんなに高くなくて、プレーヤーとしてもスキルがそんなに高くないという状況が考えられます。

同じような状況の求職者は全国に何十万人といます。

給料が上がらないからすぐに辞めるというのは次の仕事が見つかってからにしないと、最悪の場合、仕事が見つかるまでに1年くらいかかってしまったり、その間の生活費で貯金がなくなってしまうかもしれません。

そのような状況になるなら、給料アップをしなくても会社に残っていればよかったと後悔してしまうかもしれません。

辞めるつもりで交渉するなら転職活動を行い、最終面接くらいまで進んでいる会社がいくつかあるときにしましょう。

その方が給料アップで希望の金額を強気に交渉しやすいはずです。

もし、あなたが結婚していて子供がいるのならリスクを最小にして交渉することをおすすめします。

転職に成功したいなら、『転職エージェント』を活用しましょう!

  • 会社の将来性が不安。
  • 仕事量に見合わない給与。
  • 残業が多く休日が少ない。
  • 会社の評価方法が不公平。
  • 専門知識、技術を習得できない。

転職エージェントに相談すると、このような不満を解決できる、あなたに合った会社を紹介してくれるのです。

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まとめ

10年間も給料が上がらないなら辞めるか給料アップの交渉をするべきということで解説してました。

給料アップの交渉にはタイミングも重要です。
自分に有利なタイミングで交渉を始めていきましょう。

会社に利益が出ていない場合、給料アップは誰が交渉しても難しくなってしまいます。

今後も働き続けて給料がアップしない可能性が高いなら、年収が上がる会社へ転職を考えた方が早いです。

ただし、30代後半以上の人は求人で年齢制限がかかってくるのこともあるで次の仕事が見つかりそうなら辞めるつもりで給料アップの交渉をしてみましょう。

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