皆が納得する退職理由はある?確実に上司を納得させる退職理由とは?

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皆が納得する退職理由はある?確実に上司を納得させる退職理由とは?
会社員

・辞めたいけど同僚を納得させる理由が思いつかない
・円満退職をするにはどのような理由が良いのか
・退職について誰に相談していいのかわからない

このような悩みや不安を抱えていませんか?

やす先輩

こんにちは。転職を7回以上繰り返し、キャリアアップして成り上がってきた転職上級者です。今回は、皆が納得する退職理由について解説していきますね。

会社を退職したいと考えるとき、まずは上司に退職の理由をどう伝えたらいいのか、悩む人は多いと思います。

退職の理由はさまざまですが、思い切って会社に対する不満を大いにぶちまけて退職、というわけにもいきませんよね。

退職したい本当の理由を正直に言ってしまうのはちょっとまずいかな、と思う人はたくさんいるはずです。

この記事では、退職したいとき、どのように上司に話せば円満に退職できるのか、皆が納得する退職理由について解説していきます。

目次

皆が納得する退職理由はあるの?

会社を退職する理由は人によってさまざまです。

たとえば、配偶者の転勤などで引っ越しすることになり、実際に仕事を辞めざるを得ない、という場合もあります。

引っ越しする場所が通勤圏内ならいいのですが、遠い他県などになる場合は、仕事を続けるのは物理的に不可能です。

また、実家に住む親の具合が悪くなり、介護などが必要になった場合も、皆が納得する退職理由となります。

この場合も、親の住んでいる場所が今自分のいる場所から遠い場合は、親元へ引っ越しをするとしても、また引っ越しまではしなくても親の元へたびたび通わなければならない場合にも、仕事を続けるのは難しく、退職することになるでしょう。

このように、本当に仕事を続けることができない理由がある場合は、正直にその旨を説明すれば、上司からも納得してもらうことができ、円満に退職することができるはずです。

しかし、退職理由に悩む人は、そうでない理由の場合のほうが多いのではないかと思います。

退職理由の本音は?

上司に対して退職の理由を正直に話すことなんてできない、という人の本音について見ていきましょう。

退職の理由としては、仕事の内容がつまらない、魅力を感じない、などがあります。

毎日仕事をしていても、全然やりがいを感じられない、などという場合です。

また、仕事の内容についていろいろ調べてから入社したのに、実際の仕事が聞いていたのと違う、などということもあります。

自分のやりたいことができる会社だと思っていたのに実際は全然違っていた、などというのも退職理由として挙げられるでしょう。

それから、とにかく給料が安い、などというのも退職の大きな理由です。

休みが少ない、残業が多い、といった内容も多いと思います。

このような理由の場合、会社には正直に理由を言うことはできません。

なにかしら、皆が納得する退職理由、つまりは会社を納得させるもっともらしい理由を考えなくてはなりません。

上司に説明して、納得してもらうにはどんな理由を伝えればよいでしょうか。

確実に退職できる理由はあるの?

こんな理由なら、上司からも何も言われずに確実に退職できる、という理由があります。

それは、結婚、親の介護、家族の転勤などです。

ただし、結婚を理由とする場合は、たとえば結婚によって遠くへ引越しをしたりする場合になります。

女性に関して言えば、寿退社などという言葉があり、結婚と同時に退職する人も多いので違和感はないかもしれませんが、男性の場合は結婚して退職、は難しいかもしれません。

女性が結婚した場合、子育てや親の介護、というのも退職理由としては挙げられます。

近年は、晩婚化の影響もあり、子育てと親の介護の時期が重なり、退職せざるを得ないという状況もあるので、退職理由としてすんなりと受け入れてもらえると思います。

また、配偶者などの転勤によって遠くへ行く場合も、皆が納得する退職理由としては問題ないでしょう。

上司が納得する退職理由はあるの?

結婚が、もっともらしい理由として挙げられると述べましたが、実際に結婚の予定がない人はどうしたらよいでしょうか。

実際に結婚の予定がないのに、結婚するので会社を辞めます、といっておいて、実際には結婚していなかったとしたら、後で何らかのトラブルになりかねません。

世間は意外と狭いもので、結婚を理由に退職してから、転職して別の会社でバリバリ働いていたら前の上司に会ってしまった、などということになりかねません。

また同様に、結婚の予定がないのに嘘をついて会社を辞めようとしたら、上司や同僚からお祝いなどをもらってしまった、などということもあります。

そんな状態では、やはり後で嘘がバレた場合に問題になってしまうでしょう。

親の介護についても、本当に介護が必要ならともかく、両親が元気に暮らしているのに介護を理由にするのは難しいといえます。

嘘をつかずに円満に退職できる理由はあるでしょうか。

キャリアアップを理由にする

上司に対して退職理由を説明するとき、自分自身のキャリアアップを理由にすることが考えられます。

自分自身で目指している仕事内容や資格などがあり、その目標を達成するために退職したい、というのです。

このような理由であれば、嘘をつく必要がありません。

そして、本当は会社に対していろいろな不満があり、そのために退職するというのがホンネだとしても、そのような不満を口にすることもありません。

ただ、自分がこうしたいと思っている理想の姿があり、それを成し遂げるために退職したい、というのであれば、上司も反対はしづらいでしょう。

それでも引き留められるような場合もあると思いますが、その場合も決して会社のことを悪く言ったりせず、会社の感謝への言葉は忘れないようにしましょう。

そのうえで、自分はやりたいことがあり、そのために退職するという点を繰り返し伝えるようにします。

これでうまく説得できれば、いちばん円満な退職の仕方になると思います。

家庭の事情を理由にする

退職の理由としてよく使われるのは、家庭の事情でという言葉です。

家庭の事情というと、結婚、子育てや親の介護、自分自身の病気など、いろいろな理由が含まれます。

退職する側からみると、会社への不満や人間関係などの理由があったとしても、家庭の事情で退職します、と言えれば余計なことを言わなくて済むので、使いやすい言葉でもあります。

しかし、家庭の事情を理由にするときに注意しなければならないことがあります。

それは、家庭の事情に関して嘘をつかないということです。

前にも述べたとおり、結婚の予定がないのに嘘をついたりすると、あとでトラブルになることもあります。

会社に家庭の事情でと伝えるときは、細かい事情についてはプライベートなことなので詳しくは話せない、などと説明しておくことが大切です。

身内の介護や自分自身の病気のことなどは非常にデリケートな内容なので、簡単には話せない、というスタンスを貫くということです。

円満退職が難しい場合もある

ここまで、円満に退職するために、上司を納得させる退職理由について見てきました。

キャリアアップを目指して退職したい、などの理由であれば、あまり角が立たずに円満に退職できそうにも思えます。

しかし、会社によっても事情はさまざまあるので、どんなにうまく説明をしても円満に退職できるとは限りません。

たとえば、仕事の量が多いのに社員の数が少なく、一人ぬけてしまうと仕事が回らなくなってしまうなどということもあります。

新しい人を補充しようと思っても、そのような仕事量の多い職場では、新しい人を育てるのに時間がかかり、研修にもそれほど時間をかけることができません。

そんな職場で退職を申し出ても、理由に関係なく円満には退職できないかもしれません。

逆の見方をすると、会社から必要とされているので、円満に退職するのは難しいともいえます。

しかし、もし退職の意思が固まっているのであれば、そこは感情に流されず、自分の意志を貫くことです。

女性のほうが納得する退職理由を見つけやすい

皆が納得する退職の理由として、結婚などについても触れましたが、どちらも男性では理由として使うのは難しい内容です。

女性の場合は結婚も理由として挙げられますが、子どもがいる場合には子育てを理由にすることも考えられます。

子どもを保育園などに預けて働いている人でも、小学生になるときには学童保育の問題があったりします。

実際には別の理由で退職するとしても、子育てのことを理由にする場合は、上司からの反対も少ないと思われます。

このような理由も、やはり男性では難しいものです。

先ほど説明した家庭の事情などを使う場合にも、女性の場合のほうがすんなりと受け入れられやすいでしょう。

男女ともに比較的受け入れられやすい理由としては、体調不良などが考えられます。

たとえば、立ち仕事などであれば、腰痛などを理由にします。

現代では、職業上の疾病として男女ともに最も多いといわれているものの1つが腰痛であるというデータもあるそうです。

円満でなくても最後は自分の意見を貫く

皆が納得する退職理由を考えてきましたが、やはりどんなときにも円満に退職できるという万能の退職理由はないと思ったほうがよいでしょう。

会社としては、それまで時間をかけて育ててきた社員を失うことになるのですから、たいていの場合は何かしら引き留めるようなことを言われたり、退職を阻止しようとしたりします。

退職理由を上司に話すときに大切なことは、2つあります。

1つは決して嘘をつかないことです。

もちろん、会社が嫌だから辞めます、と正直に話す必要はありません。

ただ、結婚の予定がないのに結婚するので辞めますといった嘘をつくのはよくないということです。

もう1つは、会社のことを悪く言わないということです。

本当は会社が嫌で辞めるのだとしても、不満を口にしたりせず、会社への感謝を伝えることです。

それでも上司とうまく話がつかない場合は、最後は自分の意志を貫くことも忘れてはいけません。

何を言われても、最後は退職の意思をきちんと伝えて納得してもらうのです。

困ったら転職エージェントに相談してみよう

転職エージェントは多くの人のサポートをしてきています。

上手な退職の仕方についても教えてくれる人もいるので、退職理由で困ったことがあったら相談してみましょう。

転職エージェントを利用すると、どうして今の会社を辞めたいのか理由を聞かれます。

相談後は退職理由が明確になっているので、会社に退職を伝えるのは転職エージェントに相談後の方が円滑になるかもしれません。

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まとめ

結論から言うと、皆が納得する退職理由というのは難しいといえます。

会社の状況などの環境がそれぞれ違うからです。

でも、どんなときにもきちんと誠意をもって、感謝の気持ちを忘れずに退職を伝えることができれば、最後は納得してもらえると思います。

やはり、どんなときにも通用する万能薬のようなものを求めるよりも、自分の置かれた状況を考えて、その状況にあった言葉を探していくしかないのかもしれません。

自分だけの答えを探してみてください。

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