・在職中に上司に転職活動がバレて気まずい
・転職活動がバレてしまったときの対処法がわからない
・在職中の上手な転職活動方法がわからない
このような悩みや不安を抱えていませんか?
こんにちは。転職を7回以上繰り返し、キャリアアップして成り上がってきた転職上級者です。今回は、在職中に転職活動がバレる原因と対処法について解説していきますね。
転職をしようと考えたとき、ほとんどの人は今の仕事を続けながら転職活動をすることになると思います。
転職の理由は人によってさまざまですが、やはり今の会社の仕事内容や待遇面に不満があるということが多いでしょう。
そんな中、転職活動をしていることがバレないように細心の注意を払っていても、会社にバレてしまうことがあります。
在職中に転職活動がバレる原因とは一体どんなことなのでしょうか。
この記事では、転職活動がバレてしまう原因と、バレてしまったときの対処法について考えてみたいと思います。
在職中に転職活動がバレる物理的な側面と対処法
在職中に転職活動をする場合、転職のためのエントリーシートや書類の作成、面接の準備など、やらなければならないことがたくさんあり、時間の面でも気持ちの面でも慌ただしくなります。
そんなときに転職活動がバレてしまう原因について、まずは物理的な側面をみていきましょう。
物理的な側面とは、退社時間がいつもより早くなる、仕事の後の付き合いが悪くなるといった問題や、転職活動に使うための有給休暇の取り方などのことをいいます。
また、在職中の転職活動は面接などのため、いつもより少しあらたまった服装で出社することもあるでしょう。
普段からスーツで仕事をしているような職場ならあまり違和感はないかと思いますが、服装が自由な職場であれば、急にスーツを着ていくことが多くなると、転職を考えているのではないかと疑われてしまうことになります。
具体的な例を挙げて、どのような場合に在職中の転職活動が会社にバレてしまうのかを考えていきましょう。
在職中に転職活動がバレる物理的な側面とは?
在職中の転職活動がバレてしまう物理的な原因として、まずは退社時間の問題があります。
転職活動中は、転職先企業との面接や転職エージェントとの打ち合わせなどのため、どうしてもいつもより早めに仕事を切り上げて退社する必要があります。
日常的に残業をしているような人が、急に定時で帰る日が多くなったりすると、周りの人から見て、もしかしたら転職を考えているのではないかと思われてしまうかもしれません。
在職中は転職希望先の面接のため、有給休暇を取得することもあると思います。
今まであまり休んでいなかった人が急に有休を使い始めることで、今までとは違う、何かあるのではないかと転職活動を疑われることもあります。
また、在職中の転職活動中に、どうしても平日の昼間に電話連絡などが入ることがあります。
その場で電話に出て転職について話す人はいないと思いますが、仕事中に携帯電話をもって退席する回数が多くなると、やはり転職活動を疑われてしまう可能性があります。
在職中の転職活動がバレない物理的な面での対処法
在職中に転職活動がバレる理由として、まず物理的な側面についてみてきました。
これに対する対処法としては、まずは退社時間などが急に変化しないように時間の工夫をすることです。
仕事が立て込んでいて残業が必要なときに、周りのことを考えず定時で帰ってしまったりすると、周りからも違和感を持たれてしまいます。
今の仕事の繁忙期などを十分に考慮して、余裕をもって面接などの予定を立てるとよいでしょう。
また、有給休暇の取り方なども十分に気をつける必要があります。
もともと平日に休みのある仕事であればその休みを利用する、土日が休みの仕事であれば、場合によっては土日の休みに面接などをお願いすることも必要かもしれません。
また、面接にスーツで行く場合、普段の職場での服装がカジュアルな人は、職場を出てから着替えて面接に向かうなどの工夫も必要です。
このようなちょっとした工夫で、在職中の転職活動がバレる確率を下げることができるでしょう。
在職中に転職活動がバレる気持ちの面と対処法
在職中に転職活動をするときは、もちろん転職活動をしていることがバレないように、できる限り今までと変わらないようにふるまっていると思います。
でも、勤務時間外に転職のための準備に追われたり、面接をしたりと、忙しい日々を送っていると、どうしても疲れが出て、今の仕事に影響が出てしまうこともあります。
疲れが顔に出たり、些細なミスが出たりして、周りの人からちょっと最近様子が変だなと思われてしまうかもしれません。
また、今までは前向きに仕事に取り組んでいた人が、自分では気が付かないうちに、仕事へのモチベーションが下がることもあります。
やはり、在職中は転職先に気持ちが向くため、どうしても今の仕事から気持ちが離れてしまうこともあるでしょう。
さらに、今の仕事と転職活動の両方を進めていくうちに体の不調が出ることもあるかもしれません。
このように、自分では気をつけているつもりでも、気持ちの面の変化から、周りから見て最近ちょっと様子が違うなと思われてしまうことがあります。
在職中の転職活動がバレない気持ちの面での対処法
気持ちの面に対する対処法としては、まず、今の仕事に支障が出ないよう、時間の使い方を工夫することです。
転職活動を急ぐあまり、時間的に無理をしてしまい、心身ともに疲れ切ると、どうしても仕事に影響してしまいます。
自分自身の体調なども十分考慮して、面接は休みの日に行う、書類などの作成も余裕をもってできるようにするなどの工夫で、気持ちの面に余裕を持つことです。
それでも在職中の転職活動がうまくいかず時間のやりくりが難しいときは、転職エージェントなどをうまく活用するとよいでしょう。
転職エージェントは、最初は登録や面接などの面倒な手続きが必要ですが、その後は応募書類の内容についてのアドバイスや、面接の練習、また、面接日程の調整や、条件交渉などもしてくれることころがあります。
このように大変な部分を転職エージェントに依頼することによって、時間にも余裕ができ、自分でやらなければならないことに対するストレスも軽減できます。
このように、自分自身の気持ちをうまくコントロールして、疲れやストレスをためないよう工夫するとよいでしょう。
在職中の転職活動は誰にも言わないことがいちばん
在職中に転職活動がバレる理由として、気持ちの面についてみてきました。
転職活動をしていることがバレないようにするためには、もちろん転職活動をしていることを誰にも言わないことがベストです。
しかし、ずっと誰にも言わずに転職活動をしているのもつらいことですね。
そこで、信頼できる上司や同僚に、相談してしまうこともあるでしょう。
または、飲み会の席などでつい口が滑ってしまうこともあります。
このようなところから、在職中の転職活動が会社に知られてしまうこともあります。
また、会社では誰にも言わなくても、SNSなどに転職活動の様子をアップしてしまうこともあるかと思います。
公開しているのが友達だけだから大丈夫と思っていても、友達の友達などの目に留まり、そこから巡り巡って会社にまで伝わってしまうこともあります。
絶対に会社に知られたくないと思ったら、SNSなどの利用は極力避けることが無難です。
在職中の転職活動を成功させるため、できるだけ誰にも言わずに進めたいところです。
在職中に転職活動が会社にバレてしまったら
ここまで見てきたように、細心の注意を払って転職活動をしていても、会社にバレてしまうこともあります。
もし、在職中に転職活動が会社にバレてしまい、そのことについて上司から呼びだしを受けたら、どのように対処したらよいでしょうか。
もし本当に転職を考えていて、その気持ちが変わらないのであれば、転職活動をしていないと嘘をつくことはあまりお勧めできません。
現在のキャリアを生かして転職をしようとすると、転職先として同業他社を考えていることもあるかと思います。
同業他社へ転職するのであれば、現在の会社で培った人脈が必要になることもあるかもしれません。
それであれば、現在の会社との関係はできれば良好に保っておきたいものです。
嘘をついたり、ごまかしたりせず、さらに会社と対立することなく円満に退社することが理想です。
ここでは、上司に在職中の転職活動がバレたときにどう対処するか、そして会社に残るように勧められたときの対処法についてみていきます。
上司に転職活動について指摘されたら
上司に在職中の転職活動がバレてしまい、呼び出しを受けたとします。
上司から転職活動について聞かれたとき、絶対にしてはいけないことは、今の会社に対する不満を口にすることです。
上司には、転職を希望する理由として、決して今の会社に不満があるわけではなく、自分自身のキャリアアップを目指していることなどを説明するとよいでしょう。
できればここで上司の理解を得て、円満な形で転職できることがベストです。
もし、うまく理解が得られなかったとしても、現在の仕事に対するやる気や、誠実に取り組んでいる姿勢を見せることは忘れてはいけません。
いちばん大切なのは、今の会社を辞めることではなく、転職した後の会社で、さらに自分のキャリアを積み上げていくことです。
前の会社と対立して辞めてきたというのは、次に入社する会社から見たとき、やはりマイナスとなってしまいます。
自分自身の今後のために、できるだけ上司とうまく話をすることを心がけましょう。
現在の会社に残るよう説得されたら
在職中に転職活動が会社にバレたとき、上司から今の会社に残るよう説得されることもあるかもしれません。
そんなとき、どう対処するかは人によって違ってくるかもしれません。
転職を希望する理由が何かは人によって違うからです。
会社側としては、自社に相談もなく転職活動をしている人を引き留めるということは、その人が自社にとって必要な人材だと考えているということです。
その点を踏まえて、本当に転職することが自分にとって最善なのか、考える必要があるかもしれません。
ただ、一度転職を考えてそれを実行したということは、やはり転職についてその人なりの何か大きな理由があるはずです。
上司から会社に残るよう説得されて、気持ちが揺らぐこともあるかもしれませんが、自分自身の転職理由をしっかりと思い出し、強い意志をもって対処することが必要です。
もちろん、ここでも上司とは正面から対立するようなことは避け、上司の言うこともきちんと聞きながら、自分自身の決断を信じることが大切です。
まとめ
在職中に転職活動がバレる理由、またその対処法についてみてきました。
在職中の転職活動は精神的にも体力的にも厳しいですが、転職をして新しい職場でバリバリ働く自分の姿を思い描いて、あきらめずに続けていきましょう。
今よりも恵まれた待遇や、キャリアアップが図れる職場に転職することができれば、今後は今よりも充実した生活ができるようになるかもしれません。
それまでは、細心の注意を払って在職中に転職活動を進めていきましょう。